PicoCELA、PCWL-0530Eシリーズをアップデート

新製品屋内向けモデル「PCWL-0530E-ID」リリース、屋外向けモデル「PCWL-0530E-OD」近日登場

PicoCELA株式会社

2024年9月3日 10時00分

PicoCELA株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：古川浩）は、新たに屋内向けモデル「PCWL-0530E-ID (InDoor)」および屋外向けモデル「PCWL-0530E-OD (OutDoor)」を発表しました。

これらの製品は、PCWL-0530E製品として環境別に細分化し、PCWLシリーズの技術を継承しつつ、多様な環境に対応するとともに、コストパフォーマンスに優れた設計がされています。これにより、通信が届きにくいエリアでも効果的にWi-Fi環境を提供することが可能になります。

屋内向けモデル「PCWL-0530E-ID」製品概要

● ターゲット

屋内での使用に最適化されており、倉庫や店舗などでの導入が容易です。コストパフォーマンスに優れたソリューションとして、企業のネットワークインフラを強力にサポートします。

● ソリューション

IoTセンサーや業務用端末（ハンディーターミナル、インカム）での利用を想定しています。

● ハードウェア

屋内設置に適したベンドアンテナが付属しており、アンテナ角度を最適な通信位置に設定可能です。また、コンパクトな簡易キャップにより製品が軽量化され、オプション品として発売予定のマグネットの装着により、マグネット対応の壁に簡単に固定できるようになっています。

屋外向けモデル「PCWL-0530E-OD」製品概要

● ターゲット

屋外施設、冷凍庫・冷蔵庫、海沿いや湿度の高い場所、イベントやライブ会場、などでの導入が容易です。コストパフォーマンスに優れたソリューションとして、企業のネットワークインフラを強力にサポートします。

● ソリューション

屋外や防水防塵（IP65レベル）が必要な環境での利用を想定しています。

● ハードウェア

防水仕様のACアダプターを添付しております。厳しい環境下でも安心して利用できます。

● 受注開始のお知らせおよび出荷日について

近日発表の予定です。

製品の共通の特長

すべての製品には、PicoCELA独自の無線多段中継テクノロジー「PicoCELA Backhaul Engine (PBE)」が搭載されています。また、オプション契約のクラウド対応管理ツール「PicoManager®」を使って、PCWLシリーズのすべての機器を一元管理することが可能です。さらに、カスタマイズが可能なオンプレミス環境でのPicoManager®契約もご用意しています。

PicoCELA Backhaul Engine (PBE) の特長

・アクセスポイント間を無線で接続し、干渉によるスループット低下を最小限に抑え、エンタープライズレベルでの無線化を実現

・PicoCELA Backhaul Engineにより、アクセスポイントのLANケーブルの使用を最小限に

・動的にネットワークの構造を最適化、安定した無線通信を提供

・電源のみで通信エリアを構築できるため、導入期間とコストを大幅に削減

今後の展開

弊社は、コア技術であるPicoCELA Backhaul Engine（PBE）を中心に、オリジナルの無線アクセスポイントのみならず、他社製品にも技術を展開し、Wi-Fi通信がどこでも利用可能な環境を実現してまいります。また、パートナー企業による展示会での製品紹介を予定しており、ODM商品や無線モジュールのライセンス販売にも取り組んでいます。

詳細については、こちらのウェブページをご覧ください。
https://picocela.com/about/pcd.html