内閣府バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者特命大臣優良賞をリーンオンミーが受賞

障がいのある人との関わり方に関する理解を深めるため、障がい福祉事業所の職員様や企業の従業員様に提供しているイーラーニング「SpecialLearning」の取り組みをご評価いただきました。

株式会社Lean on Me

2024年2月28日 09時50分

株式会社Lean on Me（本社：大阪府高槻市、代表取締役：志村駿介、以下「リーンオンミー」）はこのたび、内閣府による「令和5年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者内閣府特命担当大臣表彰優良賞」を受賞いたしました。障がいのある人との関わり方に関する理解を深めるため、障がい福祉事業所の職員様や企業の従業員様に提供しているイーラーニング「SpecialLearning」（以下、スペシャルラーニング）の取り組みをご評価いただきました。

2023年12月27日に首相官邸で開かれた表彰式には、代表の志村が出席いたしました。岸田文雄首相や加藤鮎子内閣府特命担当大臣に、スペシャルラーニングを実際にご覧いただき、激励のお言葉をいただきました。

リーンオンミーについて　　

リーンオンミーは「障がい者にやさしい街づくり」を掲げ、障がいのある人にまつわる情報提供のプラットフォームを構築しています。スペシャルラーニング（後述）や企業等へのセミナーを通じ、特に知的、発達、精神障害など、一見しただけでは分かりにくい障がいのある人が暮らしやすい社会づくりを目指しております。これらはいずれも、ダウン症の弟がいる代表・志村の経験から生まれた事業です。

　大阪・関西万博を巡っては、会場を訪れる人が障がいの有無に関わらず楽しめる運営を目指し、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会とアドバイザリー契約を締結いたしました。当事者への接遇に関するノウハウや運営に関して、アドバイスを提供しております。

　他にも、2024年4月から全事業者に義務化される合理的配慮に関する動画キットの配信や、パナソニック株式会社エレクトリックワークス社様との「センサリールーム」※の共同開発など、ソフト・ハード両面の整備や普及に取り組んでおります。

※センサリールーム…視覚、聴覚、触覚などにやさしい空間。空港やイベント会場など、人が多く行き交う場所に設置されます。障害のある人が落ち着いたり、リフレッシュしたりするためにご活用いただけます。

合理的配慮のスマートソリューションについて　

2024年4月から法的義務※となる障がいのある方への合理的配慮の提供において、対応するためのソリューションを提供します。国内において、身体障がいのある方へのバリアフリー対応に取り組む企業は多く世界的に見ても最先端を進んでいると思います。しかし、見た目ではわかりづらい障がいである、「知的障がい、発達障がい、精神障がい」のある方々への理解とサポートの重要性については再考する必要があります。リーンオンミーでは、障がいのあるお客様への情報発信や接客方法を構築するお手伝いができますので、お気軽にお問い合わせください。

https://leanonme.co.jp/smartsolution/

※障害者差別解消法の改正による合理的配慮の提供の義務化

スペシャルラーニングについて　

障がい福祉サービスに従事される職員様、障がいのある方を積極的に雇用する一般企業の従業員様、障がいのあるお客様の対応をされる従業員様を対象とする、オンライン研修サービスです。知的、発達、精神障がいのある方と接する上での知識を、動画で学ぶことができます。

　自閉症協会会長や元厚生労働省の虐待防止専門官、国の研究機関の責任者らとコンテンツを制作。日常の支援でつまずいた時、自分が必要とする知識（コンテンツ）を自ら選択して学ぶ（視聴する）ことで、障がいのある方への不適切な対応を事前に防止できるサポートツールです。

　2016年からサービスを開始し、2024年1月現在は全国約1400事業所、計1万人超が利用しています。

本リリースに関するお問い合わせ先　

株式会社Lean on Me　担当：志村

TEL：072-648-4438

FAX：072-668-2066

E-mail：info@leanonme.co.jp

弊社代表志村駿介のコメント　

このような名誉ある賞をいただけて、大変光栄です。

弟に知的障がいがあり、母子家庭の環境で育った僕は、どのようにすれば弟のような存在を社会に受け入れてもらえるのだろうか？とずっと考えて生きてきました。

リーンオンミーが提供する「スペシャルラーニング」を契約いただいている受講者は、障がい福祉サービス事業所の従事者にとどまらず、企業や行政などにも普及してきています。

知的障がいのある方のことを、動画を使って伝えることができる点に、インクルーシブな社会を実現する上でとても可能性を感じています。今後、障がいのある方への合理的配慮について向き合う方もさらに増えてくると思うので、スペシャルラーニングがお役に立てると嬉しいです。そして、「障がい者にやさしい街づくり」を一緒に実現していければと思います。