ウインドリバー、AWS上でソフトウェア定義型車両のイノベーションを推進

ウインドリバー株式会社

2024年3月27日 — カリフォルニア州アラメダ発 — ミッションクリティカルなインテリジェントシステム向けソフトウェアを提供する世界的なリーダー、ウインドリバーは、ソフトウェア定義型車両のイノベーションを推進する最先端のWind River Studio DeveloperがAmazon Web Services(AWS)上で利用可能になったことを発表しました。本プラットフォームのデモは、サンタクララにあるAWS Prototyping and Innovation Lab(*1)でご覧いただけます。


Wind River Studio Developerは、エッジからクラウドまでをカバーする柔軟性の高いオープンなDevOpsプラットフォームです。開発者の生産性、運用品質、効率を向上させ、市場投入までの時間を短縮します。お客様はWind River StudioをAWSにインストールすることで、セーフティクリティカルな組込みエッジプラットフォームをクラウド規模で自動ビルド・自動テストできるメリットを享受できます。AWS上で動くWind River Studioには、ライフサイクル管理に必要な幅広いアプリケーションおよびインタフェースを用いた、クラウドを活用した拡張性とコラボレーションが統合されています。

.

サンタクララにあるAWS Prototyping and Innovation Labでは、両社の協力のもと、クラウドネイティブ開発とコネクテッドカーへソフトウェア更新をデプロイするデモをご紹介しています。AWS上で動くWind River Studioの車載システムのデモでは、組込みソフトウェアの開発をエンドツーエンドで最適化し、生産性を向上させる方法など、ユーザがソフトウェア定義型車両向けアプリケーションを開発、テスト、デプロイする方法をご覧いただけます。具体的には、Wind River StudioのソフトウェアがAmazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)を活用してソフトウェアを車両にビルド、テスト、デプロイする方法や、テストの自動化、テストデバイスへのリモートアクセス、OTA(Over-The-Air)によるアップデートなど、さまざまな機能についてご紹介しています。


Wind River Studioのデモは、生成AIを活用したアシスタントAmazon Qを統合しており、その拡張性の高さが特徴です。Amazon Qは、ユーザが緊急の課題に対して迅速かつ的確な回答により問題を解決し、コンテンツの生成および実行することを支援します。本デモは、Amazon Q経由でAmazon CodeWhispererに接続し、汎用的な機械学習を利用したコードジェネレーターを使ってAWSからWind River Studio開発プラットフォームに対してリアルタイムで推奨コードを渡すなど、開発者にAIベースのコード補完技術を提供します。


ウインドリバーのプレジデント、アビジット・シンハは次のように述べています。「ソフトウェア定義型製品へのシフトが進む自動車業界は、今まさに転換期を迎えています。サンタクララにあるAWS Prototyping and Innovation Labで、ウインドリバーの技術がソフトウェア定義型車両のイノベーションを牽引するデモンストレーションを紹介できることを光栄に思います。Amazonと協業することで、エンドツーエンドのターンキーソリューションをAWS上で実行することが可能になりました。これにより車載システムのみならず、ウインドリバーがサービスを提供するミッションクリティカルな業界のシステムに対しても、製品ライフサイクルの全段階にわたり本サービスを提供していきます」


ウインドリバーは、AWS Partner Network(APN)のメンバーであり、AWS Marketplaceのエッジポートフォリオ向けにAmazon Machine Image(AMI)をプロビジョニングしています。これにより、開発者は自身のマシンにローカル開発環境を構築する必要がなくなり、組込み機器向けのクラウド開発環境を瞬時に利用できるようになります。今後AWS Marketplaceで、以下のウインドリバー製品・サービスをご利用いただける予定です。


VxWorks for AWS Graviton(*2):AWS Graviton2上でクラウドネイティブに実行できる業界をリードするVxWorksリアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)


・Wind River Linux:インテリジェントエッジデバイスの構築やサポートに必要な製品、ツール、ライフサイクルサービスを包括的に提供する、業界最先端の組込みLinux開発プラットフォームであるWind River Linux


Wind River DevSecOps for the Intelligent Edgeワークショップ(*3):ウインドリバーの技術を活用したいAWSカスタマーを対象とした、インテリジェントエッジ向けウインドリバーDevSecOpsのワークショップ

 

AWS Prototyping and Innovation Labでご紹介中のWind River StudioとAWSを活用したコネクテッドカーのライブデモをご覧になりたい方は、StudioAWSdemo@windriver.com までお問い合わせください。


自動車業界におけるウインドリバーの取り組みについては、以下をご覧ください。 
https://www.windriver.com/japan/solutions/automotive





ウインドリバーについて 
ウインドリバーは、ミッションクリティカルなインテリジェントエッジ向けソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。40年以上にわたり、イノベーターかつパイオニアとして、最高レベルのセキュリティ、安全性、信頼性を数十億台を超えるデバイスやシステムに提供しています。ウインドリバーのソフトウェアと専門性は、オートモーティブ、航空宇宙・防衛、インダストリアル、メディカル、通信など、あらゆる業界のデジタルトランスフォーメーションを加速させています。ウインドリバーは、ワールドクラスのグローバルなプロフェッショナルサービスとサポート、および幅広いパートナーエコシステムによってサポートされた包括的なポートフォリオを提供しています。ウインドリバーの詳細については、以下をご覧ください。  
https://www.windriver.com/japan


*1:AWSのパートナーがデモを展示している米国サンタクララにあるソリューション展示施設

*2:https://aws.amazon.com/marketplace/pp/prodview-ksaqsilbu7pae

*3:https://aws.amazon.com/marketplace/pp/prodview-yuiuglkdqifhq



# # # 



Wind Riverは、Wind River Systems, Inc.およびその関連会社の商標または登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。


※本プレスリリースは2024年3月27日に発表したプレスリリースの抄訳です。  
https://www.windriver.com/news/press/news-20240327

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

ウインドリバー株式会社

0フォロワー

RSS
URL
https://www.windriver.com/japan/
業種
情報通信
本社所在地
渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクエアタワー
電話番号
03-5778-6001
代表者名
中田 知佐
上場
未上場
資本金
-
設立
1989年09月