自治体職員採用の先進地・京都府福知山市の「北近畿自治体キャリアガイダンス」レポート 京都・兵庫北部の6市が参加
自治体職員って何をしているの?といった疑問を解消 まちづくりへの挑戦心「光秀マインド」を持つ人、来たれ!
京都府福知山市の職員採用は、まちづくりへの挑戦心「光秀マインド」を持つ意欲的な人物を求めて、従来の公務員試験の枠にとらわれない手法を取り入れた採用活動に特に力を入れています。自治体人事戦略関連書籍で好事例として取り上げられたり、公務員サミットの「先進的な取り組みを行う市役所」回でも紹介されるなど、「先進自治体」として注目されています。
その一環として、北近畿全体の採用活性化のために本市が事務局として企画・運営し、自治体業務に関心がある全国の学生・社会人に向け、北近畿6市合同で2023年2月11日にオンラインで開催した「北近畿自治体キャリアガイダンス」のレポートをお届けします。
- 1 北近畿自治体で「働くこと」や市役所の「仕事」の魅力を伝えたい!自治体説明会
■概要:北近畿地域(京都府北部、兵庫県北部)の自治体が参加。自治体業務に関心のある大学生、高校生、社会人が様々な自治体の説明を受け、実際に働いている職員と対話できる。2019年度より開催。
■2023年:全国から29名の学生・社会人の方が参加。北近畿6自治体の内訳は、京都府5市(福知山市、舞鶴市、綾部市、宮津市、京丹後市)、兵庫県1市(丹波市)。
■受託企業:ガイダンスの企画や運営、当日の進行などを福知山公立大学のスタートアップ企業「株式会社andHub」に委託。学生ならではの視点で新企画「業務別説明会」を開催。
各自治体1分30秒のプレゼンテーションからスタート。市の紹介や市役所の仕事などについて、この後に控える自治体別説明で参加者の方々に選択してもらえるよう、動画などを用いて工夫をしながら説明しました。
その後、各自治体のブレイクアウトルームを設け、参加者は希望の自治体のルームに行き、説明を受けました。参加者の多い自治体は、参加者が質問しやすいようチャット機能を活用しました。参加者の少ない自治体は一人ひとり丁寧に質問を聞き取って対応しました。
- 2 自治体職員ってどんな仕事をしているの?といった疑問を解消!業務内容別説明会
- 3 参加者の声(事後アンケートより抜粋)
○1度に多くの自治体の話を聞くことができた。
○市役所の実際に働いている方の意見や情報などを知ることができた。
○少人数のため質問しやすく、聞きたい情報が聞けた。興味のある自治体について詳しく知ることができた。
○オンライン上ではあるが、実際に職員の方と対話方式でお話することができた。
- 4 先進的!福知山市の職員採用
また、先輩職員から直接話を聞けるOB・OG訪問や、自身の興味関心から参加者が体験内容を組み上げるインターンシップで、採用前から市役所の業務イメージを持てる機会が様々にあり、受験生の意欲向上につながっています。
採用試験・インターンシップ・業務説明会などの職員採用情報は、専用サイト「ふくナビ」に随時掲載するとともに、ふくナビ登録制度では登録者向けに最新情報のメール配信を行っています。
ふくナビ https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/site/syokuinsaiyou/
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