大腸ポリープ候補を検出し大腸内視鏡検査を支援する「EIRL Colon Polyp」、検出精度を改善した新モデルを発売

LPIXEL

 エルピクセル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:鎌田富久、以下「エルピクセル 」)は、大腸ポリープ候補(1)を検出し大腸内視鏡検査を支援する「EIRL Colon Polyp(2)」の検出精度を改善した新モデルについて、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)」に基づき一部変更申請を行い、2025年12月22日付で承認を取得し、2026年2月より販売を開始いたしました。

 新モデルでは、偽陽性の低減を目的として、学習データの追加に加えてアルゴリズムの見直しを行いました。その結果、オリンパス社製及び富士フイルム社製の両内視鏡システムにおいて、98.7%という検出感度を保ちながら、特異度の改善を実現しています。さらに、従来モデルと比べて、接続可能な内視鏡スコープ(ビデオスコープ)の対応範囲を拡大しました。

 引き続き、EIRLは医師に寄り添うパートナーとして、製品リリース後も迅速に性能改善に取り組むことができることを強みとしながら、対象領域や対象所見の拡大を目指し、研究開発に努めてまいります。

※ なお、本製品は2024年8月1日より診療報酬の加算対象とされており、本製品を用いて内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術を実施した場合に、病変検出支援プログラム加算として保険点数が60点加算されます(3)。

(1) 隆起型及び表面型(表面隆起型)
(2) 販売名:医用画像解析ソフトウェア EIRL Colon Polyp 製造販売承認番号:30400BZX00259000
(3) 詳しくはプレスリリース「大腸内視鏡診断支援AI「EIRL Colon Polyp」が診療報酬の加算対象に」をご参照ください。

【性能改善の背景】

 EIRL Colon Polypは、内視鏡医にとって適切なサポートを提供することで、大腸がんのリスク軽減に寄与することを目指しています。腺腫発見率が低い医師がスクリーニング検査を行った場合、将来的な大腸がん発症リスクが有意に高くなることが報告されており(4)、また別の研究では、医師が検査中に36.8%のポリープを見逃していたという結果も示されています(5)。こうした課題に対し、本製品は、経験年数の浅い医師による見落としの補完に加え、医師の盲点となりやすい部位に存在するポリープの検出支援、さらにはベテラン医師であっても検査の積み重ねによる疲労などにより万が一生じ得る見落としへのフォローを行うことで、検査全体の質の向上を支援します。

 こうしたコンセプトの元、2022年11月の発売以来、臨床現場で活用される中でユーザーである医師からは様々な声が寄せられてまいりました。特に、臨床現場で活用され社会実装が進む中、ユーザーである医師からは様々な声が寄せられています。特に、消化管内の消化液や唾液などが原因となって発生した泡や、ひだ、処置具の写り込みによる誤検出(偽陽性)が医師の読影を阻害する要因として課題となっており、性能改善に取り組んでまいりました。

(4) Corley DA, Jensen CD, Marks AR, Zhao WK, Lee JK, Doubeni CA, et al. Adenoma detection rate and risk of colorectal cancer and death. N Engl J Med 2014 Apr 3;370(14):1298-13

(5) Shunsuke Kamba et al. Reducing adenoma miss rate of colonoscopy assisted by artificial intelligence: a multicenter randomized controlled trial Journal of Gastroenterology 2021 Aug;56(8):746-757.

【新モデルの性能】

感度98.7%を保ちながら特異度を改善

(1) 大腸内視鏡検査動画から抽出した陽性動画159、陰性動画136を用いた後ろ向き性能評価試験を実施。

(2) 大腸内視鏡検査動画から抽出した陽性動画 159、陰性動 画 126 を用いた後ろ向き性能評価試験を実施。

【検出事例】新旧モデル比較(左:旧モデル、右:新モデル)

① 残渣による偽陽性が改善した例

② ひだによる偽陽性が改善した例

③ 泡による偽陽性が改善した例

※いずれの検出例もイメージであり、実際の製品表示とは異なる場合があります。

【本品と併用可能な機器】

製造販売業者:オリンパスメディカルシステムズ株式会社

製造販売業者:富士フイルム株式会社

【画像診断支援AI技術について】

高度化するモダリティとともに、医療画像診断の作業は増加の一途をたどっています。AIを活用した独自のアルゴリズムによって、胸部X線、CT、内視鏡、MRIなどの医療画像情報を解析し、医師が効率的で、正確な診断ができる環境の提供を目指します。エルピクセルが提供する画像診断支援AI「EIRL(エイル)」シリーズは、これまでに大学病院から診療所まで幅広く、47都道府県全てにおいて累計1000以上の医療施設に導入され、総解析件数は1200万件を突破いたしました(2025年6月末時点、トライアル含む)。

・EIRLプロダクトサイト(医療従事者向け):https://eirl.ai/ja/

【エルピクセル株式会社について】

エルピクセル株式会社は「医療AIですべての人に健康な未来を」を掲げ、医療AIの研究開発・社会実装を進めています。オープンイノベーションのハブとしてパートナーの皆様と連携し、予防・診断・創薬・手術など医療のあらゆる分野の課題に対して、革新的なプロダクトを提供してまいります。医師の診断を支援する画像診断支援AI「EIRL(エイル)」、創薬・アカデミア向け画像解析AI「IMACEL(イマセル)」を軸に事業を展開しています。

・コーポレートサイト:https://lpixel.net/

・公式ブログ(note):https://note.com/lpixel/

【製品に関するお問い合わせ】

エルピクセル株式会社 EIRLビジネス本部

TEL:03-6259-1713 Mail:eirl-cs@lpixel.net

URL:https://marketing.eirl.ai/ja/contact/

【本件に関するお問い合わせ】

エルピクセル株式会社 広報室

TEL:03-6259-1713 Email:pr@lpixel.net

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会社概要

エルピクセル株式会社

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URL
http://lpixel.net
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都 東京都千代田区大手町1丁目6−1大手町ビル6階
電話番号
03-6259-1713
代表者名
鎌田富久
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2014年03月