おてつたび、鳴門市と連携し農業を組み合わせた新しいライフスタイル「半農半X」を推進。

JA里浦とも連携し、鳴門市のブランド産品「なると金時」のおてつたびをスタート

株式会社おてつたび

2023年7月13日 10時00分

季節的・短期的な人手不足をキッカケに地域の関係人口を創出するマッチングサイト『おてつたび』を運営する株式会社おてつたび（本社：東京都渋谷区、代表取締役CEO：永岡里菜、以下「おてつたび」）は、徳島県鳴門市と連携し、農業を組み合わせた新しいライフスタイル「半農半X*」の推進に取り組んでいます。

*「半農半X」とは

家庭菜園、アルバイト、兼業等、形態や規模を問わず農業を生活に取り入れながら、自身のライフスタイルに合わせた「農業以外の仕事(=X)」（ライフワーク、得意なことなど）、で世の中に貢献する新しい生活様式

概要

鳴門市では、テレワークをはじめ多様な働き方の普及や地方移住への関心の高まりを背景に「半農半X」を新たな移住コンセプトに、移住交流を促進しています。

一方で、全国ブランドを多く有する鳴門市の農業現場では、新たな担い手の確保や、繁忙期の人手不足といった課題が顕在化しています。

そこで、鳴門市とJA里浦は、おてつたびを活用し、7月～9月に収穫期を迎える「なると金時」のおてつたびを募集。参加者は2週間、鳴門市が用意した個室付きシェアハウスに滞在しながら半日は農作業、残りの時間は思い思いの時間を過ごします。

鳴門市で暮らす魅力を知ったり、シェアハウスで暮らす隣人と交流しながら、自分の将来について考えたり・・・そんな半農半Ｘライフを体感してもらうことで、鳴門市の関係人口の創出や移住交流の促進、繁忙期の人手不足解消を目指します。

「なると金時」のおてつたび内容

【午前のみ２週間】海辺の潮風香る自然豊かな畑で特産品「なると金時」のおてつたび🍠宿泊は個室付シェアハウス🏠

＜受け入れ先＞

株式会社JA里浦ファーム

＜実施期間＞

日程①　2023年7月24日(月) 〜 8月7日(月) 6名定員

日程②　2023年8月18日(金) 〜 9月1日(金) 6名定員

日程③　2023年9月15日(金) 〜 9月29日(金) 6名定員

※月曜日と金曜日が休みです。

＜参加人数＞

それぞれの日程ごとに6名ずつ、合計18名が参加予定

＜おてつだい内容＞

さつまいもの収穫・運搬・出荷調製作業など

＜募集詳細＞

https://otetsutabi.com/plans/3423

※現在募集は終了しています。

連携の内容

【おてつたび】

・募集ページのブラッシュアップ

・募集ページの掲載・マッチング

・周知PR

【鳴門市】

・受入れ事業者の開拓・連絡調整

・初日、最終日の参加者受入対応（送迎や市内ツアーを実施）

・募集ページの作成等、募集やマッチングに関する部分をサポート

・参加者へ1人1台の自転車を無料貸し出し

・宿泊場所の提供（鳴門教育大学の職員宿舎をシェアハウスとして活用）

・参加者の宿舎や生活の困りごとをサポート

・受入事業者が負担する保険料の補助

報告：第1弾！「らっきょう編」のおてつたび事例

鳴門市では、第一弾として、2023年5月2日～6月2日の期間に、ブランド産品「鳴門らっきょ」のおてつたびを実施。合計8名が2週間滞在し、市内3つの農家さんのもとで農作業をお手伝いしました。

＜受け入れ先＞ ※募集は終了しています

【東條農園】https://otetsutabi.com/plans/3122

【津川農園】https://otetsutabi.com/plans/3254

【徳永農園】https://otetsutabi.com/plans/3124

＜実施期間＞

日程① 2023年5月2日〜 5月17日

日程② 2023年5月19日〜 6月2日

＜お手伝い内容＞

らっきょうの収穫作業、コンテナの交換作業、出荷調製作業　等

＜参加者＞合計8名

●20代：2名（愛知県在住・福岡県在住）

●30代：1名（三重県在住）

●40代：2名（北海道在住・東京都在住）

●50代：1名（東京都在住）

●60代：2名（兵庫県在住・神奈川県在住）

＜募集の魅力＞

・初日に車で鳴門市内を観光案内（市職員）

・宿舎から作業場までは、無料貸出の自転車を使って通勤（約3.5km）

　全国的にも珍しい「渡船」を利用しながらのどかな田舎の通勤を楽しめる！

参加者の声

【福岡県在住・20代】

私にとって初めてのおてつたびでしたが、鳴門を選んで本当に良かったと思います。山と海が町のすぐそばにあって、どこを散策していても視界に入る雄大で静かな自然に癒されました。農家さんも市役所の方々も優しい人ばかりで、楽しみながら約2週間の日程を終えることができました。

【神奈川県在住・60代】

今回はおてつたび初めての参加でしたが、農家さんの温かいサポートにより、あっという間に充実した2週間を過ごす事ができました。また今回は市役所さんのサポートもあり、住居や通勤(渡船)などとても快適に生活/勤務する事ができました。収穫から出荷まで、短期間で行うことに関して、これまでの農家さんのご苦労に感服いたしました。鳴門の風光明媚なこと、また食材の美味しいこと、さらに人が温かいことなど、本当に鳴門が好きになりました。

▼体験レポート▼

― 毎朝「いっちょやってやるか！」と前向きな気持ちに。「半農半Xシェアハウス事業」体験レポート

https://nativ.media/56920/

― 憧れの地「鳴門」でらっきょう料理の考案を楽しむ。「半農半Xシェアハウス事業」体験レポート

https://nativ.media/57272/

鳴門市について

鳴門市は四国、徳島県の東北端に位置し、鳴門海峡をへだてて淡路島が見える四国の東玄関口です。神戸１.5時間、大阪２時間で車移動でき、関西方面からのアクセスは四国No.1であり、東京・福岡も飛行機で1.5時間ほどです。また、世界最大級の渦潮や全国的ブランド力のあるさつまいも「なると金時」など多くの地域資源に恵まれており、海や山など自然豊富で釣りや散歩も楽しめる穏やかな街です。

四国・本州の交流拠点都市として、恵まれた自然や歴史、文化などの観光資源を有機的に結んだ広域観光誘致事業を展開するとともに、全国的にも高い評価を受ける「鯛」「ワカメ」「さつまいも」「塩」など数多い地域特産物の供給基地としての体制づくりを進めています。

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鳴門市長泉みちひこ様からのコメント

徳島県鳴門市は、温暖な瀬戸内気候で降雨量が少なく、関西方面からのアクセスは四国No.1です。また、全国トップクラスの知名度を誇る「なると金時」「鳴門らっきょ」「だいこん」「なし」「れんこん」に代表される元気な一次産業があることから「半農半X」というライフスタイルを移住施策として推進しています。

都市部から移住された方の中には、なし・さつまいも農家でありながら版画作家をされている方、さつまいも農家でありながらLEDテーブルランプをつくるエンジニアの方など、すでに「半農半X」の動きは広がりを見せています。

今回（株）おてつたび様との連携事業の第1弾として、らっきょう農家へのおてつたびを実施したところ、参加した方全員から鳴門市に対して好意的な印象を持っていただくことができ、「住み心地がよく住んでみたいと思った」「農業を活かした創業を考えたい」といったご意見もいただくことができました。また、受け入れ農家の方からも「作業が予定より早く終わり助かった」「来年もまたお願いしたい」と大変喜んでいただきました。

今後も（株）おてつたび様と連携しながら「半農半X」をはじめとした、本市移住施策の推進に取り組んでまいります。

株式会社おてつたび　代表　永岡里菜からのコメント

沢山の人が日本各地に気軽に出かけて、地域に入り込み、日本の愛おしいほど豊かな魅力を知るキッカケを作りたい！“おてつたび”は、そんな思いから生まれたサービスです。

「おてつたび」を通じて、鳴門市の農業者さんにとっても人手不足を解消でき産業の存続につながり、参加者の方にとっても第二第三の故郷のような居場所ができ、鳴門市にとっても関係人口・移住者が自動で増えていく、そんな三方よしの取り組みを一緒に作ることができてとても嬉しく思います。

お手伝いにより鳴門市の特産品や、農業の魅力を知ってもらいながら、鳴門市でのリアルな暮らしを体験することで、より地域への愛着を深め、ファン（関係人口）創出に繋げていきます。

取材について

実際におてつたびをしている様子、受け入れ先の方の声、参加者の声などを取材いただけます。（要相談）

お問い合わせ：https://form.run/@otetsutabi-contact-media

連携・その他お問い合わせ希望の方へ

◇おてつたびは、「お手伝い」を通じて、地域の人と地域外の人が出会い、地域のファン（＝関係人口）を創出できる仕組み作りを行っています。

人手不足等の困り事をキッカケに、一緒に関係人口を創出しましょう。

ご希望の自治体様はこちらのフォームからお気軽にお問い合わせください。

■ 自治体様・第三セクター様：https://form.run/@otetsutabi-collaboration-attract-lg

■ 企業様・JA様・その他連携：https://form.run/@otetsutabi-collaboration-attract-cm

おてつたびについて（https://otetsutabi.com/）

「日本各地にある本当にいい人、いいもの、いい地域がしっかり評価される世界を創る」というビジョンを掲げ、2018年7月にサービスをスタートしました。お手伝いという新しい目的を作ることによって、著名な観光名所がない地域にも人が訪れ、お手伝いを通して地域と人を繋ぎ、地域の農家や施設の人手不足の解消と地域のファン（関係人口※）創出を目指しています。

※「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指す。（出典：総務省「関係人口ポータルサイト」）

登録者ユーザー数は4万人を超え、大学生や社会人、転職活動中の方、シニア世代など幅広いバックグラウンドを持った方にご参加頂いています。

受け入れ事業者数は全国47都道府県 1,000事業者に拡大。業種は、一次産業と旅館など観光業が中心ですが、それ以外にもゲストハウスやキャンプ場、酒造会社や水産物の加工業や飲食店など多種多様です。