衛星データを活用した圃場の分析アプリ「Sagri」を提供開始。広大な圃場の状態を可視化し、農家様の圃場分析を楽に
〜大規模、分散圃場における課題を解決し効率的な農業の実現を目指す〜
- サービス開発の背景
農業生産者の圃場の管理の重要性が高まっております。しかし、目視では広い圃場全てを管理することは難しい状況です。また昨今の施肥コストの増大、「肥料をめぐる事情」(農林水産省2022年4月)によると、化学肥料は2021年から2〜3倍に高騰し適正施肥をしなければ金銭的な負担が大きい状況です。そこで「圃場や課題」に対して衛星データを活用したアプリケーション「Sagri」で圃場の生育管理及び土壌解析を効率的に行えるようにと開発しました。圃場管理調査の導入のハードルを下げることで農家様一人一人に適切な農地管理及び改善に貢献いたします。
- サービス概要
当アプリは、農業生産者様の管理する農地を登録することで生育状況及び土壌解析をスムーズに行うことが可能です。Sagriに搭載された土壌モデルは、当社CTO田中の基盤技術に加え、農林水産省データ駆動型土作推進事業の補助事業等を通じて取得した土壌分析データを教師データとして開発しており、Local Innocation Challenge HOKKAIDOの事業を通じて北海道新篠津村にて実証、また当社が本社を構える兵庫県丹波市でも農家と連携し実証を行なってきました。
- サグリ株式会社について
サグリ株式会社は、「人類と地球の共存を実現する」をビジョンに掲げ、2018年6月に兵庫県で創業したスタートアップ企業です。衛星データ×AIで世界の農業と環境課題の解決を目指しています。2021年6月にはリアルテックファンドなどから総額1.55億円の資金調達を発表しました。また、ひょうご神戸スタートアップファンドの第一号案件の出資となりました。令和3年度農林水産省 農林水産技術等大学発ベンチャーに認定され、近畿経済産業局より、J-Startup-KANSAIに選出。環境省スタートアップ大賞事業構想賞受賞や東洋経済2021すごいベンチャーに選出されました。令和3年度、岐阜大学発ベンチャーにも認定され、グローバルに活動をしています。
- サグリ株式会社 代表取締役 坪井 俊輔について
サグリ株式会社 代表取締役CEO
坪井 俊輔
横浜国立大学理工学部機械工学・材料系学科を卒業。2016年ルワンダに赴き、教育活動を行う中で、現地の子どもが各々夢を持ちつつも、卒業後、農業現場で働くことを知る。衛星データを用いることで、現地の農業状況を改善し、将来的に子どもが自分の夢に挑戦できる環境を目指し、2018年にサグリを創業。サグリ創業以前は民間初、宇宙教育ベンチャーの株式会社うちゅうの創業及び代表取締役CEOを務める。MIT テクノロジーレビュー 未来を創る35歳未満のイノベーターの1人に選出。農林水産省 「デジタル地図を用いた農地情報の管理に関する検討会」 委員。情報経営イノベーション専門職大学 客員教授。DMMアカデミー1期生。ソフトバンクアカデミア13期生。
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