住友重機械プロセス機器が洋上風力発電の基礎構造物向け大型ベンディングローラーを導入
住友重機械プロセス機器株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:田島茂、住友重機械工業株式会社100%出資、以下「住友重機械プロセス機器」)は、洋上風力発電における基礎構造物製造に向けて準備を進めていた大型ベンディングローラー(以下「本装置」)を愛媛県西条市にある工場に導入しました。
ベンディングローラーは、鋼板を円筒状に曲げるために使用する装置です。住友重機械グループが取り組む洋上風力発電基礎構造物(着床式のトランジションピースやジャケット、浮体式構造物)製造には極厚鋼板の曲げ工程が欠かせません。
住友重機械プロセス機器はこれまで大型圧力容器の製造を手掛けてきたことから、高い製缶技術を誇っています。本装置導入によって製造能力を増強し、住友重機械プロセス機器の技術を洋上風力発電の基礎構造物製造に活用していきます。
また、本装置によるトランジションピースを想定した板厚100mm、直径8mの試作においては、品質および工程にかかる時間が想定どおりの水準であったことも確認できました。
住友重機械グループは、成長戦略の一環として、脱炭素エネルギー・資源循環・サービス領域に関わる新規事業に積極的に投資しています。本取り組みは、2024年3月5日に公表した「洋上風力事業推進プロジェクトの設立(※)」における取り組みの一部です。引き続き洋上風力発電の基礎構造物の事業化に向けた準備を進め、再生可能エネルギー導入促進を通じた脱炭素社会の実現に貢献していきます。
(※)詳細はこちらをご参照ください
URL:https://www.shi.co.jp/info/2024/6kgpsq000000mz9m.html
以上
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