高槻市の野見神社で「茅の輪くぐり」を7月3日まで実施中
6月28日には観光プログラム「オープンたかつき」のツアー参加者らが体験
「茅の輪(ちのわ)くぐり」は、別名「夏越の大祓」とも言い、茅(ちがや)という植物で編んだ輪を唱え詞を唱えながら8の字にくぐり、半年分の穢れを清めて災厄を払い、残り半年の無病息災などを祈願するもので、日本神話のスサノオノミコトに由来する行事です。
高槻市の野見神社は、9世紀末創建の神社で、祭神のお告げで疫病をおさめたことで人々の信仰を集めたといわれていて、中心市街地からも近く、初詣や十日戎などでは多くの市民でにぎわいます。毎年、この時期には、無病息災を願って茅の輪くぐりが執り行われ、今年は、6月25日(日曜日)から7月3日(月曜日)まで境内に直径約2メートルの茅の輪が設置されていて、自由にくぐることができます。
6月28日(水曜日)には、高槻市観光協会が実施する体験交流型のイベント「オープンたかつき」のプログラムの一つとして企画された高槻城の歴史を学ぶツアー参加者が茅の輪くぐりを体験。野見神社の福本章一郎宮司から神社の由緒などの説明を受けた後、「水無月の夏越の祓へする人は千歳の命延ぶというなり」と唱えながら境内に設置された直径2メートルほどの茅の輪を左回り、右回り、左回りと8の字を描くようにくぐりました。参加者は、「茅の輪くぐりをするのは初めて。貴重な体験ができた」と話しました。
【関連ホームページ】
野見神社ホームページ
【オープンたかつきとは】
オープンたかつきは、平成28年度からスタートし、歴史・文化に触れる体験のほか、地元企業の工場見学、旬の素材を生かした特別ランチなど高槻のまちならではの体験や交流ができるプログラムを提供する観光イベントです。
オープンたかつき公式サイト
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