「xID API」とSalesforce Lightning PlatformおよびExperience Cloudで設定・構築する「次世代電子申請ソリューション」が連携
本連携の背景
自治体の窓口対応や職員の業務負担を軽減し、自動化することは、自治体DX（デジタルトランスフォーメーション）の課題になっています。 現在、自治体DXを推進するために、さまざまなソリューションが増加しております。 しかし、多くのソリューションは、自治体が抱える課題において一部の内容を解決することに留まっております。 また自治体DXを進める上で、業務全般を網羅的にカバーしたソリューションには、課題感が多く残りつつあります。
加えて住民にとっては、自治体での申請の度に窓口へ訪れ、毎回同じ個人情報を書き込み、本人確認をしなければいけないという負担があります。 今回、マイナンバーカードを活用したオンライン本人確認や認証・電子署名が実装できるID基盤「xID API」とSalesforce Lightning PlatformやExperience Cloudで設定・構築する「次世代電子申請ソリューション」が連携することで、住民の役所訪問や記入の負担と自治体職員の業務負担やニーズを解決し、「行かない、書かない、待たない役所」の実現を目指します。
次世代電子申請ソリューションが実現すること
「xID API」と連携する「次世代電子申請ソリューション」は、自治体が電子申請の業務で抱えていた課題に対して総合的にソリューションを提供し、自治体における真のデジタルガバメントを強力に推進します。
⚫︎ 自治体サービスの利用体験を変革するUI/UXの提供
・行政手続きや申し込み受付などを簡単かつ効率的にデジタル化
・ 24時間365日オンライン上でさまざまな行政手続きをすることが可能に
・ 手続きの申請から決済、交付までを一貫したサービス体験
⚫︎ 一人一人にパーソナライズされた情報提供
・住民一人一人の属性やニーズに合わせたパーソナライズな情報提供を実現
・xID連携によりその人の年代、居住地区に合わせニーズの高い情報を提示
⚫︎ 手続き申請に係わるあらゆる情報を可視化/分析
・窓口、Webなどあらゆる手段から来た住民からの申請を1つのプラットフォーム上で統合的に受付・管理
・手続きの申請件数や申請処理業務の状況を把握できるため業務効率化と住民サービス向上を図ることが可能
⚫︎ 陳腐化せず進化し続ける電子申請システムを構築
・利用用途や施策の優先度に応じて段階的な拡張が可能であり、業務や制度変更の際にも柔軟な対応が可能
xID APIについて
「xID API」は、誰でも簡単にマイナンバーカードを活用したオンライン本人確認や認証・電子署名が実装できるID基盤です。「xID API」を活用することで、面倒な手続きなしにマイナンバーカードの公的個人認証の仕組みを導入したり、OpenID Connect、OAuth2.0等の認証技術の国際標準仕様に準拠した認証・認可機能の実装が可能になります。認証・認可・電子署名・E2E暗号化によるマイナンバーの受け取りなど、実装するサービスの利用用途に合わせてAPIをご利用いただけます。
サービスサイト：https://xid.inc/dev
今後の展望（これからの話）
Salesforceで構築された「次世代電子申請ソリューション」の各機能の特徴を活かしながら、自治体様に対して、「xID API」を活用した次世代電子申請のユースケースの創出を進めます。
本取り組みについてご興味・ご関心のある自治体様、事業者様は以下のお問合せフォームよりお問い合わせください。
お問い合わせフォーム：https://xid.inc/contact-us
xID株式会社について
xID株式会社は「信用コストの低いデジタル社会を実現する」をミッションとして掲げ、マイナンバーカードに特化したデジタルIDソリューション「xID」を中心に、次世代のビジネスモデルをパートナーと共に創出するGovtech（ガブテック）企業です。
官民双方で信頼される中立的なデジタルIDソリューションとして、これまで不可能だった企業間や官民の壁を超えた、“信頼あるデータの利活用“をスムーズにし、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会、Society5.0を実現していきます。
xID社コーポレートサイト：https://xid.inc
xIDメディア「みんなのデジタル社会」：https://media.xid.inc/
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