経済産業省「PHR利活用推進等に向けたモデル実証事業」に採択 “意識することなく健康になっていくヘルスケアサービス”を開始
■経済産業省「PHR利活用推進等に向けたモデル実証事業」について
国民皆保険制度である日本では、個人が自ら費用を負担して「自身の健康維持・増進や予防分野のサービス」に取り組むケースが少ないのが現状です。そこで今後、PHR(Personal Health Record)*²を生活に密着した産業のサービスと組み合わせて活用することで、個人に最適化された新たなサービス・体験が提供され、ヘルスケア産業の裾野の拡大に繋がると期待されています。経済産業省が推進する本事業では、食事、運動、睡眠等に関連する生活に密着した複数の異業種企業が連携してPHRを活用することで新たな価値体験を提供できるよう、実証事業を行います。
■コンソーシアムを構成する各社の役割
〈コンソーシアムによる取り組みのイメージ〉
カケハシ
薬局体験アシスタント「Musubi*³」およびLINE経由で利用できる患者フォローシステム「Pocket Musubi*⁴」を提供し、薬剤師と来局者とのコミュニケーションをサポートします。
大塚製薬
個別化健康サポートサービス「エイチル」を通じ、来局者個々人に合った健康提案を継続的に行います。
イオンリテール
東京都内18店舗の「イオン薬局」の薬剤師が「Musubi」や「エイチル」を用いて来局者への健康アドバイスを行います。
当コンソーシアムで実施するヘルスケアサービスは、イオンリテールが展開する「イオン薬局」の薬剤師が、カケハシが提供する薬局体験アシスタント「Musubi」および患者フォローシステム「Pocket Musubi」を通じた来局者とのコミュニケーションの中で、当社が開発した個別化健康サポートサービス「エイチル」を活用した健康提案を行うことで、来局者の日常の生活スタイルが自然と改善され健康になる環境を構築するものです。このサービスが本事業の方向性と合致することから、このたび実証事業者に採択されました。処方情報や生活習慣に関するアンケートデータをもとに、個々人に合った健康増進や重症化予防に繋がる提案を継続的に実施することで、日常生活の中で“意識することなく健康になっていくヘルスケアサービス”の実現を目指します。
■「エイチル」について
「エイチル」は、アンケートの回答内容をもとに当社の科学的知見に基づいて生活者一人ひとりに合った健康増進に繋がる情報を提供する双方向型コミュニケーションサービスです。「英知(エイチ)を集約して知識を得る(エル)」というコンセプトのもと、継続的な情報提供により、生活者の健康に生涯にわたって寄り添うことを目指して開発しました。2022年5月のサービス提供開始以来、これまでに実施したドラッグストアでの取り組みにおいて、「エイチル」が生活者のヘルスリテラシー向上に寄与し、行動変容を促すことが明らかになっています。
〈エイチルによる健康提案の流れ〉
大塚製薬は、今後もOtsuka-people creating new products for better health worldwideの企業理念のもと、人々の健康維持・増進に貢献してまいります。
*1 経済産業省 令和5年度「ヘルスケア産業基盤高度化推進事業(PHR利活用推進等に向けたモデル実証事業)」に係る実証事業者の公募について https://www.meti.go.jp/information/publicoffer/kobo/2023/k230511001.html
*2 個人の健康・医療・介護に関する情報
*3 薬局・薬剤師と患者さん“双方”の薬局体験をより良く変える次世代型の業務支援サービス https://musubi.kakehashi.life/
*4 LINE経由で利用できる患者フォローシステム https://musubi.kakehashi.life/pocket-musubi
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