LONGi、EcoVadis社のサステナビリティ評価で上位5%の「ゴールド」を獲得
環境、労働と人権、倫理、持続可能な調達における取り組みに高い評価
LONGi Solar(ロンジソーラー/LONGi Solar Technology Co., Ltd. 本部:中国・西安市)は、2025年1月、企業のサステナビリティに関する国際的な評価機関であるEcoVadis(エコバディス)社(本社:フランス)が実施するサステナビリティ評価(評価範囲:グループ)において、全世界の評価対象企業の上位5%に与えられる「ゴールド」評価(メダル)を獲得しました。
EcoVadis社によるサステナビリティ評価では、「環境」「労働と人権」「倫理」「持続可能な調達」の4つの分野における企業の取り組みを、3つのマネジメントの柱(方針、実施対策、結果)の中の7つのマネジメント指標(4分野×7指標=28指標)で評価しています。
この評価手法は、国連グローバル・コンパクトの10原則、国際労働機関(ILO)の条約、グローバル・レポーティング・イニシアティブ(GRI)スタンダード、ISO26000などの国際的なサステナビリティ基準に準拠し、250以上の業種に対応しています。また、世界的に認知・信頼されており、これまでに15万社以上の企業が評価を受け、185か国以上で活用され、サプライチェーン全体の透明性向上や持続可能な取引の推進に貢献しています。特に、企業経営においてサステナビリティの重要性が高まる中、多くのグローバル企業が取引先の選定時にこの評価結果を参照しています。
今回、LONGi Solarが獲得した「ゴールド」メダルは、環境、労働と人権、企業倫理、持続可能な調達の各分野における取り組みが高く評価された結果です。評価アナリストからは、「高度な環境管理システム、公正なビジネス慣行システム、持続可能な調達管理システムを実現している」との評価を受けました。
LONGiグループのCSR
LONGi Solarを含むLONGiグループ(LONGi Green Energy Technology Co., Ltd.)は、責任あるグローバルなグリーンエネルギー・テクノロジー企業として、企業の社会的責任(CSR)を重視しています。
「太陽エネルギーを利用してグリーンエネルギーの世界を創る」という使命のもと、「従業員の権利と利益の保護、顧客価値の創造、環境への配慮、調和の取れた社会の構築」というCSR管理方針を掲げています。また、「公正・公平、誠実・遵法、企業倫理の遵守、CSRの遂行、グリーン調達の推進、相互利益尊重(Win-Win関係の構築)」というサステナビリティ調達方針を策定し、これらの方針に基づく管理体制の確立と効果的な運用を通じて、太陽光発電業界における高水準のサステナビリティ経営を推進しています。
LONGiは、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)に賛同し、国連グローバル・コンパクトにも参加しています。また、RE100、EP100、EV100、SBTiという4つの気候変動イニシアティブ全てに参加した最初の中国企業であり、最初の太陽光発電関連企業です。さらに、SBTiからは中国の太陽光発電企業として初めて認定を取得しました。このほか、国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)には6回連続で参加し、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のグローバルパートナーにもなりました。
LONGiは今後も、「クリーンエネルギー分野における持続可能な発展を推進し、実践する企業であり続ける」という理念のもと、CSRとサステナビリティ経営を強化してまいります。そして、業界のさまざまなパートナーと連携しながら、持続可能な未来の実現に貢献していきます。
■ 日本市場における情報発信の取り組み
太陽光発電の導入を検討するエンドユーザーや、その普及を推進する自治体にとって、製品メーカーが人権問題やサステナビリティにどのように取り組んでいるかは重要な関心事です。しかし、これらの情報は十分に発信されておらず、懸念を解消したり、購入判断をしたりするために必要な情報を得ることが難しいという課題がありました。
こうした課題を受け、日本の太陽光発電業界団体である「太陽光発電協会(JPEA)」は、2022年より会員企業と連携し、CSRに関する情報発信の強化に取り組んでいます。2022年1月に「持続可能な社会の実現に向けた行動指針」を策定・公表するとともに、各社の人権方針などの情報を公開し、透明性の向上を推進しています。
( JPEAホームページ > CSR活動 > 会員各社の人権方針:https://www.jpea.gr.jp/csr/members-policy/ )
LONGiの日本法人であるLONGi Solar Technology株式会社(代表取締役社長:南 洋、本社:東京都港区)は、JPEAの正会員としてCSR委員会にも関わり、この取り組みに積極的に参加しています。2024年11月からは、JPEAの公式ウェブサイトにおいて、LONGiグループの人権方針やサステナビリティへの取り組みに関する情報を分かりやすく公開しています。その中には、今回ゴールドメダルを獲得したEcoVadisの評価結果を含む、第三者機関による評価情報も掲載しており、客観的な視点からの透明性の向上に努めています。
エンドユーザーや自治体など、情報を必要とする皆さまにとっては、人権方針の有無や内容だけでなく、その実行状況や成果に関する情報も重要です。LONGiは今後も、第三者評価を含む実績情報の発信を通じて、より多くの方々に安心していただけるよう、積極的な情報開示に努めてまいります。
LONGi(LONGi Green Energy Technology Co., Ltd.)について:
2000年設立のLONGiは、世界有数の太陽光発電テクノロジー企業として、エネルギー転換のシナリオを自ら描き、顧客視点の価値創造に注力することを使命としています。「太陽エネルギーを利用してグリーンエネルギーの世界を創る」という使命と「堅実で信頼できる技術リーダーシップ」というブランド哲学のもと、LONGiは技術革新に専念し、単結晶シリコンウェハ、セル・モジュール、商業・産業用分散型太陽光発電ソリューション、グリーン電力ソリューション、水素設備という5つの事業分野を構築しています。同社はグリーン電力を提供する能力を磨き、最近ではグリーン水素の製品及びソリューションも加え世界のゼロ・カーボン化を支援しています。 www.longi.com/en
LONGi Solar Technology株式会社(ロンジ日本法人)について:
ロンジ・グループの日本法人として2016年5月に設立、2017年秋から日本市場で単結晶太陽電池モジュールの本格的な営業活動を開始。 www.longi.com/jp
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