ハピネット・ロジスティクスサービス、ラピュタロボティクスの「ラピュタPA-AMR XL」を東大阪ロジスティクスセンターにて導入し、稼働開始
~昨今の物量増加に対応し、安定した生産性を提供するためにピッキングアシストロボットを導入~
■背景と目的
ハピネット・ロジスティクスサービスは昨今の物量増加に伴い、ピッキング作業者を増やすことで対応してきました。その結果、派遣スタッフを含めた作業に不慣れなスタッフが増えることによって、ベテランスタッフと若手・派遣スタッフの間で生じる生産性のバラつきが鮮明化し、安定した出荷を行うために、少ない人数で誰でも働ける環境作りが喫緊の課題でした。
ラピュタロボティクスがハピネット・ロジスティクスサービスと連携し、生産性向上に向けたデータ分析を行い、現場が直面する課題に対する具体的な施策の提案をさせていただいた点を評価いただきました。また、現状の倉庫オペレーションやレイアウトを大きく変更せず導入できる点も大きな利点として評価いただき、ラピュタロボティクスの「ラピュタPA-AMR XL」を導入いただきました。
■導入においてのポイント
1. 物量増加に伴う生産性の安定化および作業スタッフへの教育時間削減
物量の増加に伴い、安定した生産性の提供が物流現場には求められています。また、若手スタッフや派遣スタッフも増加する中、ベテランスタッフと同等の生産性を確保するため「ラピュタPA-AMR XL」との協働により、生産性の安定化を図ります。
ロボットの操作画面は、誰でも簡単で直感的に使用できるユニバーサルデザインを採用しています。新人スタッフや日本語が堪能ではない海外メンバーも、約30分でロボットの操作をマスターし、ベテランスタッフと同等の生産性を出しています。企業の新人教育の手間を省き、より物流オペレーションに集中できる環境づくりに貢献しています。
2. 大きな商品にも対応可能な「ラピュタPA-AMR XL」を採用
ハピネット・ロジスティクスサービスは、サイズの大きな商品も多く保有しており、従来のAMRや他マテハン機器では対応が難しいという課題もありました。今回導入いただいた「ラピュタPA-AMR XL」は75L容量コンテナに対応可能で、ハピネット・ロジスティクスサービスが保有するサイズの大きな商品への対応も可能となった点も導入への決め手となりました。
今後もラピュタロボティクスとハピネット・ロジスティクスサービスは、ラピュタPA-AMRおよびラピュタPA-AMR XLを活用し、物流におけるさまざまな課題解決に向けて取り組んでまいります。
■株式会社ハピネット・ロジスティクスサービスからのコメント
ピッキング作業の効率化は当社において長年の課題であり、自動化・省人化に繋がるソリューションを探しておりました。今回のAMRの導入を通じて、ピッキング作業の生産性向上や作業スタッフの負担減が実現できることを期待しております。
また、大規模な工事やロケーション変更をせずにロボットの導入が実現できることも導入判断に繋がりました。エンタテインメント業界の物流をリードできるよう、今後も新しい技術に積極的に挑戦していきます。
■ハピネットについて
所在地: 〒111-0043 東京都台東区駒形ニ丁目4番5号 駒形CAビル
代表者:榎本 誠一
事業内容:玩具・遊戯用具の企画・製造・販売
映像・音楽ソフト等の企画・製作・販売
ビデオゲームハード・ソフト等の企画・制作・販売
玩具自動販売機の設置・運営
アミューズメント施設用商品等の販売
URL: https://www.happinet.co.jp/
玩具を中心に、映像・音楽ソフト、ビデオゲーム、アミューズメント関連商品を、いずれもトップクラスのシェアにて取り扱うエンタテインメント総合商社。人々に感動を提供するエンタテインメント事業を通して多くの方の心を豊かにし、「夢のある明日づくり」によって社会的価値を生み出せる企業を目指しています。
■ラピュタロボティクスについて
ラピュタロボティクスは、アインシュタインをはじめ、数々の著名研究者を輩出しているチューリッヒ工科大学(ETH Zürich)発のベンチャー企業です。「ロボットを便利で身近に」(Making robotics attainable and useful for anyone)をビジョンに掲げ、世界でも最先端の制御技術および人工知能技術を活用した次世代クラウドロボティクスプラットフォームの開発と、ロボットソリューションの開発・導入・運用支援を行っています。世界20ヵ国以上から結集した、高い開発技術力を誇る優秀なエンジニアとバイリンガルでロボティクスに精通した営業チーム、カスタマーサクセスチームのタッグにより、お客様に最適なソリューションをご提案します。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像