【虫プロダクション最後の長編アニメ映画「哀しみのベラドンナ」 】オリジナル画家、深井国氏監修による美術原画を復元するクラウドファンティングが目標達成！ ストレッチゴール600万円を発表（残り11日）

〜深井国氏サイン入り復元原画や復元映画ポスター、描き下ろし複製原画などのリターンをご用意〜

株式会社MotionGallery

2024年10月21日 11時00分

　国内最大級のクラウドファンディング・プラットフォームを運営する株式会社MotionGallery(本社:東京都中央区 /代表取締役:大高健志)は、1973年に公開された虫プロダクション制作の大人向け長編アニメ映画『哀しみのベラドンナ（監督：山本暎一）』の失われた原画を復元し、アート作品として甦らせるためのクラウドファンディングを実施しています（10月31日まで）。目標の300万円を早くも達成し、リターン製作物の高品質化、さらに当プロジェクト終了後に実施する豪華画集製作の資金充当のため、ストレッチゴール600万円を新たに目標とすることを発表しました。なお、調達額により、4Kによる映画上映会、その他イベントも追加検討します。引き続き、応援のほど、よろしくお願いいたします。
https://motion-gallery.net/projects/belladonna/

虫プロダクション最後の長編アニメとして知られ、特に欧米ではカルト的な人気を誇る同作は、中世ヨーロッパを舞台に、魔女狩りの嵐に翻弄される若い娘・ジャンヌの愛と悲劇が描かれています。全体の70%が静止画で構成される独特のビジュアルスタイルで制作され、美術作品としての評価も非常に高いものです。本プロジェクトは、故・山本暎一監督と画家・深井国氏らによって生み出された美術作品を、4Kデジタルリマスターされたフィルムデータを元に復元し、映画の持つ美術的価値を再評価するものとなります。

　リターンは、金額に応じ、深井国氏サイン入り復元原画や復元映画ポスター、描き下ろし複製原画などをお届け。ファンやアートコレクターとの新たな繋がりを築き、復元された原画を収めた豪華画集の制作に向けた第2回クラウドファンディング実施を目指します。

リターン例／1973年劇場公開時のB2映画ポスター復元版

竹熊健太郎（プロジェクト発起人／編集家）よりコメント

哀しみのベラドンナは、その美しさと芸術的な表現で今もなお世界中のファンに影響を与え続けています。今回のプロジェクトは、復元された原画を通じて、この伝説的な作品の美術的価値を再発見し、多くの人々に新しい形で届けたいと考えています。支援者の皆様には、復元原画や復元映画ポスターなど、特別なリターンもご用意しておりますので、ぜひご支援をお願いします。

プロフィール：1960年東京生まれ。編集家。多摩美術大学非常勤講師。『サルでも描けるまんが教室』（相原コージ共著／小学館）、『私とハルマゲドン』（ちくま文庫）、『篦棒な人々ー戦後サブカルチャー偉人伝』（河出文庫）、『庵野秀明パラノ・エヴァンゲリオン』（編著／太田出版）などの出版物、NHK「BSマンガ夜話」出演など、オタク第一世代として精力的に活動している。