生涯PHRアプリ「健康日記」がエレコム社製チューブレス上腕式血圧計とのBluetooth連携を開始
〜日々の血圧記録をより簡易に、医療機関との効率的な情報連携を実現〜
報道関係者各位
株式会社ヘルステック研究所(本社:京都府京都市、代表取締役:阿部 達也、以下「ヘルステック研究所」、または「当社」)は、当社が提供する生涯PHRアプリ「健康日記」とエレコム株式会社(本社:大阪市中央区、取締役社長執行役員:石見 浩一、以下「エレコム」)が提供するエクリア上腕式血圧計シリーズとのBluetooth連携を開始したことをお知らせいたします。
背景・目的
当社は、研究開発分担者として参加する内閣府事業「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」の第3期課題「統合型ヘルスケアシステムの構築」(※)において、京都大学と共同し、PHRデバイス上で循環器疾患重症化を予測するソフトウェア開発とライフログデータや症状を医師に共有するシステムの構築を通して、民間事業者が提供する見守りサービスと連携した心臓突然死予防や循環器疾患重症化予防に繋がる事業モデルの構築を目指しています。
この度の管理医療機器とのデータ連携はその一環として、心臓突然死リスクが高い心疾患既往の患者にとって大切な日々の血圧記録がより簡易に登録できるだけでなく、グラフ表示により視覚的に経過を捉えることもできるため、負担を軽減した効率的な健康管理を実現いたします。
今後も様々なヘルスケア関連機器とのデータ連携を通して、システム環境やアプリケーションに縛られることなく個人のPHRデータが突然死予防に貢献する社会の実現に寄与してまいります。
※:補足資料参照
実施概要
<対象機種>
・販売名:上腕式血圧計 AS01
・製品型番:HCM-AS01BTWH
・医療機器種別:管理医療機器
・医療機器認証番号:301AGBZX00087000
・通信方式:Bluetooth® 4.2
・電源:リチウムイオン電池
<設定手順>
①健康日記アプリを開き、「血圧入力」画面に移動
②「血圧入力」画面の一番下に表示される「エレコム血圧計と連携」ボタンをタップ
③スマホ画面に表示される案内に従って、上腕式血圧計を登録
④再び「血圧入力」画面に戻り、画面一番下に「エレコム血圧計から入力」ボタンが表示されていれば、設定完了
<計測方法>
エクリア上腕式血圧計シリーズ「HCM-AS01BTWH」について
スマートフォンに対応した、持ち運びに便利なコンパクトなチューブレス上腕式血圧計です。Bluetooth対応製品で、測定データをスマートフォンアプリに直接送信することが可能です。電池交換が不要なUSB充電式で、本製品1台で2人分の測定データを別々に記録することができます。
詳しくは下記製品サイトをご覧ください。
補足資料
本件に関連する過去プレスリースは下記よりご確認いただけます。
・2023年12月26日付「内閣府SIP第3期『統合型ヘルスケアシステムの構築』に採択」
健康日記について
当社と京都大学の共同研究により開発された生涯PHRアプリです。毎日の体重や血圧、カロリー、服薬履歴などを記録できるとともに、スマートフォンのヘルスケア機能と連携し、歩数データなどを自動で取り込み、グラフ表示や判定の閲覧が可能です。また、マイナポータル連携によるユーザーの医療保険情報の取得・閲覧、さらに各種体温計、血圧計、体組成計などとの連携を通して、スマートフォンを本体に近づける、あるいはQRコードを読み込むことで手軽に計測データをアプリに転送することが可能です。累計ダウンロード数は18万を超えました(2023年12月現在)。
エレコム株式会社について
エレコムは1986年に創業し、パソコンブームの到来とともに企業規模を拡大してまいりました。主にIT周辺関連製品の開発、製造、販売を行い、近年では、パソコンやスマートフォンなどのデジタル分野だけでなく、ヘルスケア、ゲーミング、調理家電、理美容製品、アウトドア、ペット家電、ソリューション提案などのさまざまな分野に進出し、これまでになかった快適さや便利さを皆さまにお届けすることで、成長し続けてきました。
我々が掲げるパーパス「Better being」は、私たちエレコムグループの存在意義です。より良き技術・品質を追求して、世界の人たちを幸せにし、社会を良くする。より良き地球環境や地域社会を目指し、持続可能な社会や環境に貢献する。創業以来、ずっと大切にしてきたことをこれからも追求し、エレコムグループとして持続的に成長してまいります。
エレコム株式会社:https://www.elecom.co.jp/
ヘルステック研究所について
当社は、データに基づく健康管理の質の向上を目的とした京都大学における産学連携共同研究「京大データヘルス研究会」の発足を機に設立された大学発のベンチャー企業です。京都大学との共同研究をはじめ、健康・医療・介護に関わる個人データ(Personal Health Record:PHR)の標準化および利活用促進を目指し、研究開発を行っています。生涯PHRアプリ「健康日記」や医療従事者向け勤怠管理アプリ「医働日記」、大学向け健診サポートシステム「CAMPUS」など多岐にわたるサービスを展開するとともに研究・分析に関するコンサルティングも実施しています。
詳しくは以下URLをご覧ください。
ヘルステック研究所:https://htech-lab.co.jp/
京大データヘルス研究会:https://dh-lab.org/
ヘルステック研究所 公式X:https://twitter.com/htech_lab
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