豪ニューキャッスル港のクリーンエネルギー地区建設プロジェクトが本格始動
~グリーン「水素・アンモニア」の海上輸送で協業~
当社はPoNと、サプライチェーン構築に向けた共同検討の覚書を今年2月に締結。その後5月にPoNが本プロジェクト発足をし(註2)、当社も参画しました。本プロジェクトでは、豪連邦政府より1億豪ドル(約94億円)(註3)の資金援助を受け、同港エリアにグリーン「水素・アンモニア」を含むクリーンエネルギーの生産・貯蔵・輸出の主要拠点となるクリーンエネルギー地区を建設し、脱炭素社会、地域の雇用創出を推進します。プロジェクトの本格始動を受け、当社とPoNは共同で主に同地におけるクリーンエネルギーの海上輸送、バンカリングに関する検討を行います。
同港には年間300隻を超える当社運航船が寄港しており、地理的にも非常に重要な港湾拠点です。当社グループは経営計画「BLUE ACTION 2035」https://www.mol.co.jp/ir/management/plan/pdf/blueaction2035.pdf
で環境戦略を主要戦略の一つとして位置付け、「商船三井グループ環境ビジョン2.2」https://www.mol.co.jp/sustainability/environment/vision/pdf/vision22/mol_group_environmental_vision_2.2.pdf において、2050年までのネットゼロ・エミッション達成を目標に定めています。ニューキャッスル港における本プロジェクトへの参画を通じ、クリーンエネルギーのサプライチェーン構築に貢献します。また、エネルギーシフトの大きな流れに積極的に対応し、自社のみならず社会からのGHG排出削減にも貢献すべく、グループ総力を挙げてクリーンエネルギー事業に取り組んでまいります。
(註1) 詳細は以下2023年7月12日付PoNプレスリリースをご参照ください。
(註2) 詳細は以下2023年5月3日付PoNプレスリリースをご参照ください。
(註3) 2023年7月12日の豪州ドル・日本円の為替レートによる
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