定期修繕から日常工事まで、プラント工事を一元管理 プラント施工管理システム「VALQUA SPMⓇ」を大幅リニューアル
― 工事の進捗・履歴を集約し、現場での情報活用を支援 ―
株式会社バルカー(本社:東京都品川区、代表取締役会長 CEO:瀧澤利一、以下「バルカー」)は、プラント施工管理システム「VALQUA SPM(バルカー エスピーエム)」を大幅にリニューアルし、2026年10月より提供を開始します。
従来のVALQUA SPMは、主にプラントの定期修繕における工事管理を支援してきました。今回のリニューアルでは、日常工事にも管理対象を広げ、工事の計画、進捗、関連書類、履歴などを一つのシステムで扱えるようにします。日常工事で対応しきれなかった案件を定期修繕の計画につなげるなど、工事の種類をまたいだ情報の活用を支援します。
○サービス概要:https://spm.valqua.co.jp/

■リニューアルの背景
工場やプラントでは、設備の老朽化や熟練作業者の減少に加え、工事・点検管理の複雑化が課題となっています。工事の申請・許可に必要な書類への対応など、現場で扱う情報も多岐にわたります。
プラントの保全業務には、予定された大規模な「定期修繕」と、日々発生する「日常工事」があります。
日常工事で対応できない案件を定期修繕で実施したり、定期修繕で対応できなかった案件を日常工事や次回の定期修繕に引き継いだりするため、両者の情報を関連付けて確認する必要があります。
また、紙・Excel・メール・ホワイトボードなど複数の手段で工事情報を管理している現場では、作業の進捗や必要書類を確認する際に、情報を探す手間が生じます。こうした背景を踏まえ、バルカーは定期修繕を対象としてきたVALQUA SPMの管理範囲を日常工事へ広げ、工事情報を一元管理できるようにしました。
■VALQUA SPMⓇリニューアル版の主な特長
1.定期修繕と日常工事の一元管理
定期修繕と日常工事を一つのシステムで管理します。工事の種類をまたいで情報を参照・活用できるようにし、案件の引き継ぎや過去の対応内容の確認を支援します。

2.工事情報の分析・可視化
工事情報を集約し、ダッシュボードで可視化します。協力会社ごとの工事実績の分析や、定期修繕で対応した内容とその後の不具合発生状況の確認により、修繕内容の検証や次回以降の計画への活用を支援します。

3.現場の帳票に合わせた設定
紙帳票の構成をもとに、多様な入力形式を設定できる帳票設計機能を備えています。現場の運用フローに合わせた設定が可能です。

4.工事・許可証・機器情報の台帳化
工事、許可証、機器の情報を台帳で管理します。機器の仕様や設置場所、関連資料と工事履歴を紐づけ、必要な情報を確認できるようにします。

5.工程表による進捗管理と過去実績の活用
工程表を協力会社と共有し、関係する部門やチームで工事の進捗を確認できます。工事が追加された際には変更履歴を残すことができます。また、過去の工程表を翌年の修繕計画や別案件のベースとして活用できます。

■今後の展望
VALQUA SPMは今後、法令対応と安全管理を支援する機能の拡充を予定しています。官庁への申請業務を一元管理する機能や、必要な許可が下りるまで着工を制御する仕組みの追加を検討しています。
また、工事場所を示す「工事のプロット図」を一元管理し、当日の工事場所をシステム上で可視化する機能も開発中です。バルカーは、蓄積した保全・不具合データを設備の管理に生かせるよう、VALQUA SPMの機能開発を進めます。
■VALQUA SPMⓇについて
VALQUA SPMは、プラント工事の計画策定から進捗管理、検収、履歴の保存までを支援するサービスです。2022年に発売し、今回、定期修繕に加えて日常工事も管理できるようにリニューアルします。
※VALQUA SPMは、株式会社バルカーの商標または登録商標です。
■株式会社バルカーについて
株式会社バルカーは、1927年の創業以来、社名の由来でもある「Value(価値)」と「Quality(品質)」に対するあくなき追求を続け、工業用シール製品、ふっ素樹脂加工製品のパイオニアとして、日本のものづくりを支えてきました。現在は、自動車、エネルギープラント、半導体など、幅広い分野に産業用シール材や高機能樹脂製品を提供し、信頼性と安全性の向上に貢献しています。
また、「THE VALQUA WAY」という企業理念のもと、製品(ハード)とエンジニアリングサービス(ソフト)を融合した「H&S(ハード&サービス)企業」への変革を進め、持続可能な未来を目指した価値創造に取り組んでいます。
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