約400名が参加4年連続で開催 「不動産&ホテル投資フォーラム2015」
総合不動産サービス大手のJLL(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 河西利信)は、昨日2015年10月19日(月)、日本市場における商業用不動産とホスピタリティ資産への投資をテーマにしたセミナー「不動産&ホテル投資フォーラム2015」を東京都港区のコンラッド東京にて開催いたしました。4年目を迎えた今年のフォーラムでは、あわせて約320社、約400名にご来場いただきました。
本フォーラムは、日本を代表する投資家、レンダー、運用会社、ホテルオペレーターなど関連業界の皆様に加え、国際的投資ファンドやアジアマネーを背景とするアセットマネジャーの皆様をお迎えし、日本やアジアの不動産市況や動向、今後の展望について見解を共有するフォーラムです。
今年のフォーラムでは、業界を代表する投資家や弁護士ら専門家をパネリストとしてお迎えし、引続き活況を呈する日本市場の動向や見通しについて、また、JLLの強みである国内外の専門家ネットワークを活かして、グローバルな視点からみた日本市場の魅力や課題について見解を共有しました。また、訪日客増加やレジャー需要を見越したホテルや簡易宿泊施設の需要、オフィスビルからホテルへのコンバージョンについても、パネルディスカッション形式で意見交換しました。
フォーラム終了後には懇親会も開催し、多くの方にご参加いただき、情報交換の場として盛況のうちに終了いたしました。
JLLキャピタルマーケット事業部長の水野明彦は次のように述べています。
「日本の不動産は、中国経済の減速、ギリシャ金融危機、米国の利上げの憶測など、海外からのリスク要因の影響をほとんど受けることなく、逆にそれらが日本の不動産の相対的優位性を高めることになっており、昨日のフォーラムが極めて盛況だったことはその証とも言えます。オリンピック開催とも相まって、東京、そして日本の不動産市場が益々成長、発展していくことになることでしょう」
また、JLLホテルズ&ホスピタリティグループ マネージングディレクターの沢柳知彦は次のように述べています。
「景気回復や円安などの効果によって国内ホテル市場は引き続き好調です。一方で、大都市圏では法人需要とレジャー需要が重なり、建築費高騰による新規供給数抑制も相まって、客室不足が懸念されています。かかる環境下、オペレーター変更による売上増加、ホテルやホステルへの用途変更、住宅の短期賃貸など、新しい潮流について議論ができたことは大変有意義だったと思います」
JLLは、今後もこのような業界横断的な情報共有の場を設け、市場の活性化に貢献できるよう努めて参ります。
【開催概要】
名称:不動産&ホテル投資フォーラム2015
日時:2015年10月19日(月)13:30 – 18:00
場所:コンラッド東京
来場者数:約400名(約320社)
プログラム:
開会のご挨拶
JLL 代表取締役社長 河西 利信
【講演】日本不動産市場の動向
JLL リサーチ事業部長 赤城 威志
【パネルディスカッション】インベスターパネル- 主要プレイヤーからみた現状及び将来の不動産市場
パネリスト:
株式会社イデラ キャピタルマネジメント 代表取締役 CEO 山田 卓也
ジャパン・リート・アドバイザーズ株式会社 代表取締役社長 吉田 郁夫
ブラックストーン・グループ・ジャパン株式会社 代表取締役 マネージング ディレクター 橘田 大輔
プロロジス・リート・マネジメント株式会社 代表取締役社長 坂下 雅弘
モデレーター:
JLL 日本 執行役員 キャピタルマーケット事業部 副部長 太田 英輝
【パネルディスカッション】JLLパネル - 世界のマネーが日本の不動産に集まる理由とは
パネリスト:
JLLホテルズ&ホスピタリティグループ チェアマン インターナショナル・キャピタルグループ リードディレクター アーサー・ デ・ ハースト
JLLインターナショナル・キャピタルグループ グローバル・キャピタルマーケット・リサーチ・ダイレクター
デヴィッド・グリーン・モルガン
JLLホテルズ&ホスピタリティグループ CEOアジア スコット・ヘザリントン
モデレーター:
JLL日本 取締役 執行役員 キャピタルマーケット事業部長 水野 明彦
【講演】Tokyo - Journey to the Future
JLLグローバルリサーチ インターナショナル・ダイレクター ローズマリー・フィーナン
【講演】日本ホテルマーケット動向
JLL日本 ホテルズ&ホスピタリティグループ エグゼクティブ ヴァイス プレジデント 寺田 八十一
【パネルディスカッション】ホテルパネル – ホテルコンバージョンと非伝統的宿泊施設
プレゼンター:
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)パートナー 弁護士 池田 成史
パネリスト:
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)パートナー外国法事務弁護士 クリストファー・M・ホジェンズ
UDS株式会社代表取締役会長 梶原 文生
オークウッド・アジア・パシフィック ディレクター・オブ・オペレーション、ノースアジア マーティン・フルック
ヒルトン・ワールドワイド アジア地区 開発担当副社長 ガイ・フィリップス
ヒルトン・ワールドワイド 日本・韓国・ミクロネシア地区 運営最高責任者 ティモシーE.ソーパー
モデレーター:
JLL 日本 ホテルズ&ホスピタリティグループ マネージングディレクター 沢柳 知彦
ライブQ&A
閉会
JLLグループについて
JLLグループ(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)は、不動産オーナー、テナント、投資家に対し、包括的な不動産サービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。世界80ヵ国、従業員約58,000名、230超拠点で展開し、年間の手数料収入は約47億米ドル、総売上高は54億米ドルに上り、フォーチュン500にも選出されています。2014年度は、プロパティマネジメント及び企業向けファシリティマネジメントにおいて、約3億1,620㎡(約9,486 万坪)の不動産ポートフォリオを管理し、1,180億米ドルの取引を完了しました。JLLグループで不動産投資・運用を担当するラサール インベスト マネジメントは、総額560億米ドルの資産を運用しています。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インクの企業呼称及び登録商標です。
JLLのアジア太平洋地域での活動は50年以上にわたり、現在16ヵ国、81事業所で31,100名超のスタッフを擁しています。2014年インターナショナル・プロパティ・アワード・アジア・パシフィックでは7ヵ国・地域で「最優秀不動産コンサルタント賞」を受賞、 また2013年ユーロマネー・リアルエステート・アワードにおいては9つの賞を受賞しました。詳細な情報はホームページをご覧下さい。www.joneslanglasalle.co.jp
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