ティソ、人気コレクション「ティソ PRX」にデジタルクォーツモデル「ティソ PRX デジタル」が登場
1970年代のヴィンテージの魅力を持ったPRXのデザインと、1977年に発売されたデジタルクォーツ(キャリバー2040搭載)を融合させた特徴的なモデルは、ウォッチメイキングの黄金時代へのオマージュでありながら、未来への宣言として位置づけられるタイムピースです。
スタイルと多機能の融合
ティソ PRX デジタルは、デジタル・ノマドやトレンドセッターのような、従来の風習やしがらみにとらわれない価値観をもった人々や、時計にユニークさを求めるコレクターに対しても、期待を裏切らない頼もしいパートナーです。
ポリッシュ仕上げのベゼルとプッシュボタン、サテン仕上げの高品質なケースとブレスレットなどはこれまでのPRXコレクション同様のスタイリッシュな装いに、バックライトやデュアルタイムゾーン、デイデイト、クロノグラフ、タイマー、アラームなどの多彩な機能を備えたデジタルクォーツとなっています。
バックミラーを通して未来を見つめる
ティソ PRX デジタルは、古いものが新たな輝きを取り戻す現代において、170年の歴史を持つティソが、これまでの伝統へのリスペクトと大胆な再解釈によって生み出したモデルです。
シルバーのステンレススチールとゴールドのPVDを施したケースとブレスレットに、ブラックまたはシルバーの文字盤など、多様な3つのバリエーションが用意されています。全てのモデルは35mmと40mmのケースサイズが選択でき、スイス製DGT-2040クォーツデジタルムーブメントとサファイアクリスタルガラスを採用。レトロフューチャーな独特な魅力を放っています。この時計は、ヴィンテージとモダンの完璧なスタイルの融合であり、着用者にその世界のすばらしさを提供します。
ティソ PRX デジタル[Tissot PRX Digital]
2023年9月30日(土)ティソブティック、直営店、および公式オンラインストアにて先行発売
10月中旬より全国のティソ正規取扱店にて順次販売予定
T137.263.11.050.00 ティソ PRX デジタル 35mm ブラック ¥52,800(税込)
T137.463.11.050.00 ティソ PRX デジタル 40mm ブラック ¥52,800(税込)
T137.263.11.030.00 ティソ PRX デジタル 35mm シルバー ¥52,800(税込)
T137.463.11.030.00 ティソ PRX デジタル 40mm シルバー ¥52,800(税込)
T137.263.33.020.00 ティソ PRX デジタル 35mm ゴールド ¥66,000(税込)
T137.463.33.020.00 ティソ PRX デジタル 40mm ゴールド ¥66,000(税込)
基本仕様
ティソ PRX デジタル[Tissot PRX Digital]
ケース
直径:35 mm、40mm
ステンレススチール 光沢およびサテン仕上げ
※T137.263.33.020.00、T137.463.33.020.00のみゴールドPVD
サファイアクリスタルガラス
10気圧防水(100m)
ムーブメント
スイス製クォーツデジタル
キャリバー DGT-2040
電池寿命:4年(標準使用時)
ダイアル
デュアルタイムゾーン、デイデイト、クロノグラフ、タイマー、アラーム
ディスプレイバックライト
ディープブラック、ミラーシルバー、シャイニーゴールドガラス
ブレスレット
ステンレススチールブレスレット
※T137.263.33.020.00、T137.463.33.020.00のみゴールドPVD
インターチェンジャブルブレスレット
プッシュボタン付きバタフライクラスプ
ティソブティック、および直営店について:
https://store-jp.tissotwatches.com
ティソ公式オンラインストア:
【ティソとデジタルクォーツ】
クォーツとデジタル技術の到来
1969年、時計業界において大きな技術革新が起こりました。日本では、世界に革命を起こした、まったく新しいクォーツ時計が発売されました。
格段に精度が高く、メンテナンスの手間が軽減され、より安価なこの水晶振動子が従来の機械式ムーブメントを代替することとなり、時計業界に大きな変革が起こります。
さらに、この新システムの誕生は、当時、勢力を増し始めていたデジタル技術の発展と時を同じくしています。クォーツムーブメントに加え、アナログ表示がLED(発光ダイオード)ないしはLCD(液晶)式ダイアルで代替できるようになったため、新しい機能の搭載が可能となり、これまでにない実用的なタイムピースへの道が切り開かれました。
新たなソリューションに向けて
時計業界の変革に応じて、スイスのウォッチメーカーも、それぞれに新しいタイムピースを追求し始めます。熾烈な競争に加えて、危機による打撃を被りながら、各社それぞれに挑戦を受けて立ちました。機械式時計にこだわり続けるブランドも、新たな市場の動向に即したクォーツモデルも並行して手がけるようになります。ティソにおいても同様で、新たなソリューションに歩み寄ることとなりました。
ティソのデジタルクォーツの幕開け
3年後となる 1972年には、バーゼルフェアにおいてティソ初となるデジタル表示のクォーツモデルが披露されました。
ブラックカラーのレザーベルトに流線形のメタリックダイアルを合わせたこのモデルは、ダイアル上に配された細い窓に時刻が表示されるようになっています。
プロトタイプとして実際に流通されることのなかったこのモデルによって、ティソのデジタルウォッチのベースが築かれました。これに続いて、多くのデジタルモデルが作られ、デジタル技術、ダイアルやブレスレットのデザインに数々のイノベーションが実現されます。
ティソのマニュファクチュールは、1970年代を通して、機械式、クォーツ式、そしてデジタル式のタイムピースを提案し、あらゆるニーズに応えてきました。
多機能モデルの誕生
クォーツ式の到来によって機械式時計の状況が一変するなかで、デジタル表示の誕生とともにタイムピースのコンセプト自体にも一つの革命がもたらされました。従来の文字盤に代わるディスプレイが誕生したことで、タイムピースのダイアルに多くの可能性が開かれました。シンプルな外観のタイムピースが、たちまちに多機能ツールに変貌します。
1976年に自動車デザイナーのヌッチオ・ベルトーネ(1914年~1997年)が ティソに向けて手がけたセンセーショナルなモデル、Tissot Stratos by Bertoneには、すでにさまざまな機能が実現されていました。きわめて精度の高い時刻表示(時、分、秒の表示、月差 最大±5秒)、年、月、日の日付表示、2タイムゾーンの表示プログラム、スタートからフィニッシュまで100分の1秒単位で計時できる時間計測機能(中間時の測定も可)、夜間のライティングをはじめとしたさまざまな機能が備わっています。
1979年にティソはロータス F1チームのオフィシャルタイムキーパーを担当することになり、その後、マルチディスプレイタイプのこれまでにないスポーツウォッチを発表します。Tissot Quartz F1シリーズやTissot TS-X モデルは、のちの1986年に誕生することになるTwoTimerや、1990年代のViatech、そして1999年にローンチされたT-Touchといったタイムピースの原型となりました。以来、クォーツシステム、そしてデジタルディスプレイは、ティソブランドのラインナップの一つとして開発され続けています。
ティソ[Tissot]について
1853年の創業以来、ティソ[Tissot]はスイス時計製造の中心であり続けています。性能と精度にかける情熱によってのみ実現できる、クラフツマンシップとクオリティへのこだわり。長年にわたり、T-Touchをはじめとするエポックメイキングな製品を生み出して世界に衝撃を与えると同時に、時計製造の歴史をも形作ってきました。サステナブルなソーラーエネルギーを使い、プライバシーを保護するスマートフォン連携テクノロジーを採用した画期的な T-Touch Connect Solarは“Innovators by tradition”[伝統に根ざし、伝統を打ち破るイノベーター]としての長きにわたるティソの名声を裏付けています。ティソのスポーツへの情熱は他に類を見ず、その計時システムは幅広いプロフェッショナルスポーツにおいてアスリートたちに試され、テストされ、信頼を得ています。バスケットボールではNBAとFIBA、自転車競技ではツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャ、そしてモータースポーツではMotoGP™。これはティソがオフィシャルタイムキーパーを務め、計時を担当するスポーツのほんの一例にすぎません。ティソは、クオリティや卓越性、そして本物へのこだわりを求める人々のために、革新的でありながら伝統に根差したタイムピースをつくり続けます。
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