品川区、ガバメントクラウドファンディングで「子どもの食の支援事業」を実施

～食の支援から、子どもたちに元気な未来を～

品川区

2022年12月12日 11時00分

　品川区は、子どもの食の支援事業として「子ども食堂」の活動支援と、様々な理由で子ども食堂のような居場所に行くことができないひとり親家庭などへ食品を配送する「しあわせ食卓事業」に取り組んでいます。

　現在、納税制度を活用したガバメントクラウドファンディングで同事業に対する寄付を募っています。皆様のご協力をよろしくお願いします。

子ども食堂の支援としあわせ食卓事業で、子どもたちの心の笑顔をつくりたい
https://www.furusato-tax.jp/gcf/1808

品川区の「子どもの食の支援事業」について

　品川区は、「食の支援から、子どもたちに元気な未来を届けたい」「いただいたご寄付を何倍も価値あるものに繋げたい」という想いの下、令和元年度から子どもの食の支援事業として「子ども食堂」の活動支援と「しあわせ食卓事業」に取り組んでいます。

　品川区内の「子ども食堂」は、2015（平成27）年に1カ所から始まり、現在33カ所にまで広がりました。子どもの孤食や経済的に困窮している家庭の子どもたちに食べる楽しさや温かさを提供し、また子どもの居場所として大切な役割を果たしています。

　「しあわせ食卓事業」では、周りの目が気になる、仕事や家庭の事情に精一杯など様々な理由から子ども食堂のような場に行くことができない子どもたちに食品をお届けしています。

　　　　　　　　　　　　　　　「「しあわせ食卓事業」」配送食品

「子どもの食の支援事業」ガバメントクラウドファンディングについて

　品川区は、「子ども食堂の継続支援」と「しあわせ食卓事業」の2つを子どもの食の支援事業として進めるため令和元年度初めて、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディング※に挑戦。
※ガバメントクラウドファンディング＝ふるさと納税制度を活用して行うクラウドファンディング。自治体が抱える問題解決のため、ふるさと納税の寄付金の「使い道」をより具体的にプロジェクト化し、そのプロジェクトに共感した方から寄付を募る仕組み。

　令和3年度は多くの方々に事業への賛同を得て、目標金額の500万円を大きく超える858万2,272円のご寄付をいただきました。

　「しあわせ食卓事業」の食品配送世帯からは、「食品が届く度に感謝を忘れずにまた明日から頑張れます！」「この事業には、食品配送だけではない付加価値があると感じました」「子どもの嬉しそうな顔を見て、私も嬉しくて温かい気持ちになりました」など、感謝の声が届きました。

　子ども食堂では、新型コロナウイルス感染症の影響により開催を中止しているところもありますが、フードパントリーを実施するなど工夫して、子どもたちの笑顔を守り続けています。

　品川区は今年度もふるさと納税によるガバメントクラウドファンディングを活用して寄付を募集しています。12月1日現在、目標額の500万円を達成しましたが、さらなる事業の充実を目指して、引き続き皆さまからの寄付を募ります。

　区の課題とその取り組みを知り、区政参加の一つとしてご支援をよろしくお願いいたします。