製薬会社主催のWeb講演会、医師の年間参加回数がこの1年で50%増加
~視聴行動の4分類から見えた、情報提供の在り方を考える視点~
株式会社Jストリーム(東証グロース:4308 代表取締役社長:石松 俊雄、以下Jストリーム)は、2026年2月に、製薬会社主催のWeb講演会に関する医師向けインターネット調査を実施しました。医師のWeb講演会への年間参加回数は前回調査(2025年2月)の平均14.6回から50%増となる21.9回へと伸びており、Web講演会が医師にとって一過性の施策ではなく、重要な情報収集手段の一つとして活用されている実態がうかがわれます。
一方で本調査では、Web講演会の「視聴の仕方」や「講演内容の活用度」が医師ごとに違っていることも確認されました。こうした状況を踏まえ、本調査では医師のWeb講演会への関与度や活用の仕方に応じて、4つの視聴行動モデルとして整理しました。

調査資料ダウンロードはこちら https://www.stream.co.jp/download/dl-73442/
調査実施の背景
近年、医師の働き方改革やデジタル活用の進展を背景に、Web講演会の開催機会や医師の参加回数は着実に増加してきました。その結果、Web講演会は現在、医師にとって重要な情報収集手段の一つとして定着しています。そうして定着を経た今、Web講演会には量的な拡大に加えて、「どのように活用されているのか」という質の側面がより強く求められ始めています。
こうした背景を踏まえ、本調査は単なる参加状況にとどまらず、医師の視聴行動や情報の活用実態を可視化し、Web講演会の価値をより高めるための示唆を得ることを目的として実施しました。
Web講演会における、医師の4つの視聴行動モデル
Web講演会への参加回数が増加する一方で、医師によって視聴の仕方や講演内容の活用度には明確な違いが見られました。本調査を元に、視聴中の行動や視聴後のアクションを分析し、医師の視聴行動を以下の4つに分類しました。

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【A】 Engaged Deep Learners
講演内容を主体的に診療へ組み込んだり、他の医師へ伝える層
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【B】 Efficient Information Seekers
講演内容を情報収集・理解補強に効率よく活用する層 -
【C】 Passive Viewers
講演内容への関心はあり視聴しているが、ながら視聴が中心で集中度は低い層 -
【D】 Low-Interest Low-Engagement
関心・集中度ともに低く、内容の定着が相対的に低い層
調査結果(抜粋)
本調査の主な結果は以下の通りです。
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医師のWeb講演会への年間参加回数の増加(平均21.9回、50%増)
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視聴の仕方や講演内容の活用度に基づく、主体的な層と受動的な層の分化
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医師の限られた時間を前提とした、情報提供設計の重要性
医師のWeb講演会への年間参加回数の増加(平均21.9回、50%増)
製薬企業の実施する講演会・イベントのリアルとWeb別の参加回数において、今回調査ではリアル講演会・Web講演会ともに増加傾向にありました。特にWeb講演会では、前回調査の平均14.6回から、今回調査では50%増の平均21.9回となりました。

視聴の仕方や講演内容の活用度に基づく、主体的な層と受動的な層の分化
4つのセグメントは、視聴デバイスや求めるフォローアップ形式において鮮明なコントラストを示しています。特にセグメントA/Bの『能動層』とセグメントC/Dの『受動層』では、Web講演内容の視聴の仕方や活用度において、明確な違いが示されています。

医師の限られた時間を前提とした、情報提供設計の重要性
1日の中で情報収集にかけられる時間をセグメントごとに比較すると、いずれのセグメントも「1日あたり30分」が最も多い結果となりました。ながら視聴が多いと考えられるC:Passive Viewersや内容の定着が薄いD:Low-Interest Low-Engagementは「1日あたり10分」が他セグメントよりも10~20pt程度多い結果でした。
C、Dのセグメントに属する医師は1日にかけられる情報収集時間が短く、短時間で理解できる情報へのニーズが高いことが示唆されます。

※D:Low-Interest Low-Engagementはn=28のため参考情報
一律の情報提供から、届く設計への必要性
Web講演会が医師にとって重要な情報収集手段として定着する一方、医師の視聴行動が分化し、すべての医師に同じ形式・同じ内容で情報を届ける手法には限界が生じています。主体的に視聴する層には、理解を深める補足資料やフォローアップが有効である一方、受動的な層には、短時間で要点を押さえられる構成や視覚的な工夫が求められます。
本調査は、Web講演会が「開催すること自体」に価値があった段階から、「誰に、どのように届ければ理解と活用につながるのか」を設計する段階へと移行していることを示しています。
調査資料では以下の内容をご確認いただけます。
調査結果詳細❶ 参加状況・処方への影響度に関して
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医師の講演会参加状況 平均参加回数
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医師の講演会参加状況 製薬企業別
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医師の講演会参加状況 製薬企業別 平均参加回数
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過去1年間で新しく講演会・イベントに参加したその他の製薬会社
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処方に有用な情報源
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Web講演会による処方への影響度
調査結果詳細➋ 参加しやすさや 認知経路に関して
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Web講演会の参加しやすい時間帯
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Web講演会の適当な時間の長さ
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Web講演会の認知経緯
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会員登録をしているメディア
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一日の中で情報収集にかけられる時間
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最適な情報収集時間帯
調査結果詳細❸ 視聴の決め手や内容に関して
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Web講演会に参加する動機
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Web講演会・イベント開催を視聴する決め手
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Web講演会の申し込み時、魅力に感じる視聴特典
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Web講演会・イベントのテーマで印象に残ったもの
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新薬の情報がWeb講演会で参加するイベントのテーマとして印象に残った理由
調査結果詳細❹ 視聴中のスタイル・参加する際の課題に関して
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Web講演会を全体でどの程度視聴しているか
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Web講演会の主な視聴スタイル
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Web講演会の視聴時に使用するデバイス
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Web講演会の視聴中に、どのようなツールで関連情報を調べるか
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Web講演会視聴中に医療情報収集する際の生成AIの信頼度
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Web講演会視聴中に医療情報収集する際の生成AIを信頼できない理由
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Web講演会視聴中の医療情報収集において生成AIを使わない理由
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Web講演会の視聴中や視聴後に行ったことのある行動
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Web講演会であったら便利だと思う機能
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Web講演会へ参加する際の課題
調査結果詳細❺ フォローアップや講演会後に関して
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講演会参加後の製薬企業のフォローアップニーズ
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フォローアップの満足度
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フォローアップの不満足の理由
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Web講演会後に望ましいコンテンツ
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Web講演会の視聴後に受け取りたい具体的なフォーマット
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Web講演会の終了後に受領したいレポート資料の形式
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Web講演会の終了後に受領するレポート資料の利用意向
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Web講演会終了後、ダイジェスト版として適している動画の長さ
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Web講演会終了後に視聴したい形式
調査の全項目をまとめた資料を配布しております。
詳細な調査結果については、下記リンクより資料をダウンロードのうえご確認ください。
調査資料ダウンロードはこちら https://www.stream.co.jp/download/dl-73442/
調査概要
調査手法 : 医師向けインターネットアンケート
調査対象 : 200床以上の規模の病院の勤務医
有効回答数 : 213名
調査期間 : 2026年2月
株式会社Jストリーム(東証グロース:4308)について
Jストリームは1997年の設立以来、動画配信を主軸に事業展開を続けております。
自社で保有・運営する独自のコンテンツ配信ネットワーク(CDN)を活用した動画配信に加え、これまで積み上げてきたノウハウを活かした動画の企画・制作・運用やWebサイト制作、システム開発、動画広告による収益化支援まで総合的なサービスとソリューションを提供することで、年間1,200社・10,000案件以上の企業活動における動画活用を支援しています。
社名(商号): 株式会社Jストリーム (英語表記:J-Stream Inc.)
設立 : 1997年5月
代表者 : 代表取締役社長 石松 俊雄(いしまつ としお)
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