サステナブルな循環型社会の実現に向けた動物糞処理の実証実験の開始と
損害保険ジャパン株式会社(代表取締役社長:石川 耕治、以下「損保ジャパン」)は、サステナブルな循環型社会を目指し、国立大学法人山形大学(学長:玉手 英利、以下「山形大学」)、公益財団法人横浜市緑の協会(理事長:橋本 健、以下「横浜市緑の協会」)、ウエインズトヨタ神奈川株式会社(代表取締役社長:宮原 漢二、以下「ウエインズトヨタ神奈川」)との4社間で、アメリカミズアブ(以下「ミズアブ」)を活用した動物糞の処理と肥料化に関する実証実験、「うんちプロジェクト」を2024年7月より開始しました。また、本取組みを通じ、地域環境課題への啓発活動を広げていきます。
1.背景
4社は、循環型社会への貢献を目指し、従来の処理方法に課題があった動物糞の処理を、ミズアブを利用して肥料化する取組み、「うんちプロジェクト」を開始しました。損保ジャパンは、慶應義塾大学先端生命科学研究所と提携し、2018年に山形県鶴岡市に損保ジャパンビジネスラボ鶴岡(以下「ビジネスラボ鶴岡」)を開設しました。ミズアブの利活用は、ビジネスラボ鶴岡を拠点として、山形大学農学部応用生態学研究室佐藤智准教授との共同研究のもと、2024年に取組みを開始しました。また、環境・教育・地域連携を推進するウエインズトヨタ神奈川の連携のもと、同社が協賛・支援する「よこはま動物園ズーラシア」(指定管理者:横浜市緑の協会)で飼育している動物の糞をミズアブ幼虫で処理し、肥料としての利用を目指す実証実験を実施した結果、肥料化に成功しました。これらの成果をふまえ、この肥料を使用した、子どもたち向けの花植え体験を通じて、市民社会に対する地球環境課題の啓発につなげることとしました。
2.普及啓発活動の内容
普及啓発活動として、よこはま動物園ズーラシアにて、「うんち肥料を活用した花植え体験」イベントを開催しました。本イベントは、動物糞を肥料として活用し、花壇を創出する体験を通じて、次世代を担う子どもたちが環境問題や循環型社会への理解を深める機会を提供することを目的として実施しました。イベントでは、動物糞が肥料へと変化する過程を解説する講話や学習用パネルの展示に加え、ミズアブ幼虫によって分解された実際の肥料、さらには動物糞そのものの展示も行い、参加者の皆さまのより深い学習体験を提供しました。これらの取組みを通じて、持続可能な社会の実現に向けた環境教育の推進に貢献しました。
【イベント概要】
イベント名: うんちプロジェクト花植え体験
実施日: 2026年1月31日(土)
実施場所: よこはま動物園ズーラシア
参加対象: よこはま動物園ズーラシア近隣の小学生とその保護者
主な内容:
動物糞を分解し、肥料として活用した花植え体験
胴部糞が肥料となる過程を解説する講話・学習用パネルの展示
ミズアブ幼虫により分解された動物糞、実際の肥料の展示
動物糞の展示
3.今後の展開
山形大学を中心に、最適な動物種、環境および肥料の安全性について研究を進め、その結果をもとにウエインズトヨタ神奈川がよこはま動物園ズーラシアと連携し、肥料活用を通じて循環型社会の実現に貢献します。損保ジャパンは、山形大学とミズアブの利活用に関する連携や利活用支援など、プロジェクト全体をサポートします。本取組みは、ミズアブを介することで動物糞を肥料化できる試みとなり、糞の輸送や焼却時に排出されていた二酸化炭素の削減も期待され、地球環境課題への統合的アプローチの実践事例となります。

以上
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