ヴイエムウェア、企業の成長と事業の拡大、変革を支援するWorkspace ONEのイノベーションを発表
最新の管理、ゼロトラスト セキュリティ、マルチクラウドVDIなどの新しいイノベーションにより社員の最新のニーズに応える利用体験を提供
■社員の利用体験をパーソナライズ/簡素化するコンシェルジュ サービスを提供
VMwareは、Workspace ONE プラットフォームが提供する広範な自動化機能とパートナが提供する豊富なサービスとの統合を活用した“デジタル コンシェルジュ サービス”の発表により、入社や就業初日の社員の体験を刷新することで、ITおよび人事部門を支援しています。
Workspace ONE Intelligent Hub:社員が安全にアプリケーション、ワークフロー、通知にアクセスし、また社員間でのコミュニケーションも行えるようにする一元的なハブ機能を提供します。今回、IBM Watson Assistant を搭載した仮想アシスタントが組み込まれたことにより、ユーザは自然言語処理(NLP)またはテキストでのやり取りができるようになりました。Workspace ONEは、AI(人工知能)を搭載した仮想アシスタントを統合した業界初のデジタルワークスペース プラットフォームです。
社員は、新たなデジタル コンシェルジュ サービスとなるWorkspace ONE Intelligent Hub Virtual Assistantの利用により、新しいデバイスの調達や登録、Wi-Fiプロファイル設定時のトラブルシューティング、サービスデスク チケットの発行と管理、福利厚生の登録など、さまざまなIT/人事関連業務を自身で完了できるようになります。また、Virtual Assistantを用いることで、会社のポリシーやオフィスの所在地、席次表などの組織固有のリソースに加えて、会社やチームで進めている業務プロセスも把握できるようになります。
さらに、人事、事業部門、およびITサービス管理(ITSM)のアプリケーションを新たにサポートするMobile Flowsが提供する独自の統合機能により、Workspace ONE Intelligent Hubは生産性向上のツールとしての価値も向上させます。一例として、AtlassianのJira Service Deskとの新たな統合により、Workspace ONE Intelligent Hubへサービスデスク チケットの情報や更新内容をシームレスに配信できます。これらの新しい機能統合は、Salesforce、Coupa、SAP Concurなどのパートナとの連携が既に完了済みのプラットフォーム上でサポートされている既存のワンクリック型コンテキストベースのワークフロー上に構築されます。
■モバイル/デスクトップ プラットフォームを通じて社員の利用体験を向上させるDigital Employee Experience Management
VMwareは、企業が社員へ提供している価値の管理や評価を把握するDigital Employee Experience Managementのテクノロジ プレビューを発表しました。これは、社員のデジタルワークスペース環境のリアルタイムの測定情報を基にハードウェア、OS、アプリケーションにおける社員の利用体験に影響を及ぼす可能性のある潜在的な問題を事前に検出し、自動的に修復するWorkspace ONE Intelligentの新しいサービスです。さらに、Digital Employee Experience Managementでは、Workspace ONE UEM(統合エンドポイント管理)、Workspace ONE Intelligence、Aptelligentを組み合わせせることにより、モバイル/デスクトップ プラットフォームの両方での社員による自己解決や修復を最大限自動化でき、IT部門を包括的にサポートする業界唯一のソリュ―ションとなります。
社員のデバイスに問題が発生した場合、IT部門は即座に対応し、ダウンタイムを最小限に留めなければなりません。VMwareはWorkspace ONE Assist(旧 Workspace ONE Advanced Remote Management)の機能を拡張し、社員のWindows/macOSデバイス向けリモート サポート機能を追加しました。これは、iOS、Android、Windows CE、高耐久性機器といったWorkspace ONE Assistで既にサポートされているリストへの新たなデバイスの追加です。これにより、管理者が遠隔地から社員のモバイル/PCプラットフォーム全体にわたり、問題の診断や修復、システムのバックアップや即時稼働を実行できるようになり、社員の利用体験を最適化します。
■より多くのデバイスやプラットフォームを対象とした最新のデバイス管理でのリーダーシップ
Workspace ONEは、デバイスやOSプラットフォームを広範にサポートするだけでなく、一般的なUEMを完全にサポートする充実した機能も備えています。現在、Workspace ONEを搭載したデバイスは、モバイル/耐久性/IoTデバイスを含め数千万台規模に達しています。VMwareは、すべてのプラットフォームでWorkspace ONEの機能拡張を実現する広範囲なエコシステム パートナとの新しいイノベーションや機能統合を発表しています。
また、Windows 10管理における業界初の機能となるWorkspace ONE Enterprise App Catalogを追加しました。Workspace ONE Enterprise App Catalogは、一般に広く利用され、エンドユーザに展開できる準備が整っているパッケージ化、コンフィグレーションされた数百のアプリケーションをIT部門が調達できるワンストップショップとして機能します。これらのアプリケーションはインストールが確実に実行されるように、事前テストが行われ、常に最新の状態に維持されています。これにより、IT部門は、パッケージングやテスト、アップデートに要する時間を低減し、社員が求めるサービスに集中できるようになります。
Dell Technologies:Dell Technologies World 2019で発表された通り、Dell Technologies Unified Workspaceは、さまざまなDell製のデバイスやサービスにわたってWorkspace ONEを統合することにより、デバイスのライフサイクル全体でIT部門の業務を簡素化するだけでなく、社員にパーソナライズ化され、円滑、かつ直ちに業務で利用できる体験を提供します。Dell TechnologiesおよびVMwareは本日、拡張機能を発表しました。
o Dell Technologies Unified Workspaceは、新しいDell Latitude Chromebook Enterpriseデバイスをサポートします。これにより、管理者がWorkspace ONE UEMを利用して、他のすべてのエンドポイントと同様にDell Chromebooksに対してもアプリケーションとポリシーを展開できるようにします。
o VMware Workspace ONEによるDell SafeBIOSとの統合により、望ましいベースラインに対してBIOSのステートを継続的に検証し、修復を自動化します。
o Unified Workspaceの導入環境では、Workspace ONE エージェントの持続性を活用し、 エージェントがアンインストールされた場合でも(デバイスが紛失/盗難された場合など)、IT部門がエンドポイントの管理機能を復活させることができます。
Apple:Workspace ONEは、数千万台のAppleデバイスを管理しており、Mac、iPhoneおよびiPadに継続的に最新のイノベーションを導入しています。VMwareは、iOS、iPadOS、macOS Catalina向けに以下の新機能を発表しました。
o 新しいUser Enrollment機能のイニシャル サポートを含む、今年の秋にリリースが予定されているiOS 13とiPadOSのサポートにおいて、IT部門はデバイスのすべてを管理することなく、個人所有のデバイス(BYOD)上のビジネス アプリケーションとサービスのサポートが行えるようになります。
o Workspace ONEは、Appleデバイス向けのマネージド ソフトウェア アップデートに対応します。OSアップデートのロールアウトに関するリスク プロファイルに基づいて、アップデートのロールアウト、一時停止、延期を自動化するカスタム可能な承認ワークフローにより、すべてのiOSおよびmacOSのメジャー/マイナー アップデートでのきめ細かなコントロールを実現します。
o 新しいmacOSのスクリプティングおよびシーケンシング エンジンにより、IT部門はOSのカスタマイズやアプリケーションのインストール、システムの修復を行う強力なソリューションを利用できるほか、これらのスクリプトをユーザがセルフサービス方式で利用できるようになります。
o 新しいmacOS FileVault 暗号化ライフサイクル管理機能により、キーエスクロ、リフレッシュ、リカバリを簡素化します。
o macOSにより新たにサポートされたシステム整合性保護(System Integrity Protection、SIP)により、健全性の評価やコンプライアンス状況が提供されます。
Google:VMwareはAndroid Enterpriseを推進しており、顧客はWorkspace ONE UEMコンソール内から数回のクリックで、従来のAndroidからAndroid Enterpriseプロファイルへの移行を行うことができます。加えて、新旧の両デバイスでの健全性や導入の進行状況をリアルタイムで監視できます。VMwareは、Chrome OSデバイスに最新の管理を提供した最初のUEMであり、本日、新しいWorkspace ONE UEM Extension for Chrome OSを発表しました。管理者は第3四半期に提供開始予定のこの機能を利用して、ユーザ/デバイス ベースの認証証明書のエスクロ、取り消し、更新を行え、セキュリティ対策の改善とアプリケーション/サービスへの効率的なユーザ アクセスが実現します。
Okta:VMwareとOktaは本日、Workspace ONEとOkta Universal Directory(UD)の統合を発表しました。これにより、Workspace ONEの導入環境で、従来のオンプレミス ディレクトリに代わり、Okta UDをプライマリ ディレクトリ サービスとして使用し、顧客のクラウド移行を迅速化できます。
■マルチクラウド仮想デスクトップとサービス強化によるアプリケーションのサポート
VMwareは、デジタルワークスペース(オンプレミス、クラウド、あるいは両者の組み合わせを介した)の一部として、顧客が仮想デスクトップ/アプリケーションの管理、セキュリティの確保、アクセスの効率化、簡素化を行えるよう支援しています。VMwareは、Workspace ONE内で仮想デスクトップ/アプリケーションのクラウド管理を簡素化/自動化するイノベーションを発表しました。
VMwareは本日、VMware Horizon® Services for Multi-Cloudを発表しました。これによりIT管理者はマルチサイト環境全体にわたるブローカリングや管理の自動化を実現できます。VMware Horizon Services for Multi-Cloudでは、社員が最適な仮想ワークスペース(オンプレミスもしくはクラウド)にログインできるようにし、社員のパフォーマンスの向上やコストの低減に加え、ディザスタ リカバリやデータセンタの拡張、クラウド バースティングなどの幅広いユースケースをサポートします。
VMware Horizon Services for Multi-Cloudの一部となる新しい管理サービスにより、IT部門はアプリケーションやイメージなどの重要なアセットを複数のサイトにわたり管理することで、真にハイブリッドな管理を実現するため、デスクトップやアプリケーションの管理が簡素化されます。また、アプリケーション管理の新しいアプローチとして、アプリケーションのパッケージングと配信の分離を実現、IT部門は1対多の公開モデルを利用することで、同一パッケージをオンプレミスとクラウド デスクトップの双方で活用できるようになります。さらに、新しいクラウド監視サービスにより、Horizonのパフォーマンス データの表示が可能になることで、管理者は単一のクラウド ベースのコンソールから先を見越した監視、トラブルシューティングや修復を行えます。
MicrosoftとVMwareは、Microsoft IntuneやAzure Active Directoryを利用したMicrosoft Office 365への条件付きアクセスのサポートやHorizon CloudによるWindows Virtual Desktop on Microsoft Azureのサポート、そしてMicrosoft Teamsのサポートなどを通じてワークスペース全体での両社の機能の統合に取り組んできました。また顧客は、Horizon向けのZoom最適化パッケージを利用することで、社員間で簡単かつシームレスにコミュニケーションをやり取りできます。
加えて、HorizonはVMware NSX® Advanced Load Balancerと統合され、顧客は従来型のハードウェア ベースのApplication Delivery Controller(ADC)から解放され、高速かつ拡張性に優れたセキュアなデスクトップ/アプリケーション へのアクセスを利用できるようになります。
さらに、Horizonユーザは、サブスクリプション ライセンスにより、従来に比較して費用対効果に優れた方法でハイブリッド クラウドのメリットを享受できるようになります。VMware Subscription Upgrade Program for Horizonにより、Horizon 7の顧客は、既にお持ちの永続ライセンスを、場所を問わずオンプレミスおよびクラウドに導入できるHorizon Universal Licenseにこの付加価値に見合う価格でアップグレードできます。
■Workspace ONE Intelligenceが提供するゼロトラスト セキュリティ モデルへのクロスプラットフォームに対応したリスク分析機能の追加
VMwareは、業界をリードする最新の管理、アクセス管理、デジタルワークスペースの分析機能を組み合わせることで、ネットワーク、デバイス、アプリケーション、ユーザにわたるゼロトラスト セキュリティを実現する包括的なアプローチを推進してきました。本日、VMwareは、顧客でのゼロトラスト セキュリティ アーキテクチャの導入を支援する新機能を発表しました。
本日、Workspace ONE Intelligenceによる、ユーザ/デバイスのリスク スコアの提供を発表しました。これは、複数のリスク属性に基づく単一の定量化されたスコアであり、条件付きのアクセス ポリシーや自動修復を実行するトリガーとして利用することができます。さらにWorkspace ONE Intelligenceは、機械学習機能を利用することで、パターン化された振る舞いとの不一致に基づいたユーザの振る舞いの異常を特定し、自動的に修復措置(多要素認証の強制やデバイスの隔離など)を実行します。
さらに、Workspace ONE Trust Networkは今回、Carbon Black、Lookout、Netskopeを完全にサポートすることになったことで、顧客は最善のセキュリティ ソリューションのデータをWorkspace ONEに統合し、Workspace ONE Intelligenceが提供するダッシュボードを活用して、セキュリティ対策の完全な可視化が実現できます。
VMware Inc. エンドユーザ コンピューティング部門 上級副社長 兼 ゼネラルマネージャ
Shankar Iyer(シャンカー・アイヤー)コメント:
「すべての企業のデジタル ワークスペースの設計において、採用から退職までの包括的な従業員の利用体験への取り組みは、その中核にあるべきであり、ワークフォース変革の成功での最優先事項です。IT部門はWorkspace ONEにより、組織が最新の管理やゼロトラスト セキュリティの取り組みを推進させると同時に社員が求めるリソースを利用できるようにし、生産性の向上を図ることができます」
*US参考資料原文、および参考資料内コメントは下記URLよりご覧ください。(英語サイト)
https://ir.vmware.com/overview/press-releases/press-release-details/2019/VMware-Unveils-Innovations-Across-Its-Industry-Leading-Workspace-ONE-Platform-to-Help-Organizations-Grow-Expand-and-Transform-Their-Business/default.aspx
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