アドバンテック、オートメーション・キオスク向けの高性能小型ファンレス組込みコンピュータARK-1551を発表
産業用コンピュータの分野において世界トップシェアのアドバンテック株式会社（Advantech Co., Ltd. 本社：台湾台北市／日本法人：東京都台東区、以下アドバンテック）は、Intel® i5-8365UE/Celeron® 4305UEシステムオンチップ（SoC、i7/i3 CPU個別対応）を搭載したコンパクトで高性能なファンレスコンピュータ「ARK-1551」を発表しました。
コンパクトなフォームファクタで、パワフルなコンピューティングを実現
アドバンテックのARK-1551は、Intel® Core™ i5-8365UE/Celeron® 4305UE SoC（i7/i3 CPU個別対応）を搭載した非常にコンパクトな高性能ファンレスシステムです。この組込みコンピュータは、デュアルDDR4 SODIMMメモリをサポートしています（個々のスロットは最大2400MHzの16GBをサポートしており、デュアルスロットでは32GBの容量が得られます）。ARK-1551は、アドバンテックのSQFlash NVMe SSDを採用しており、高速なリード/ライトスピードを実現しています。さらに、アドバンテックのVEGA-300エッジAIモジュールを利用することで、ARK-1551は、視覚ベースでAIを活用するロボティクスやドローン、店舗、輸送・交通アプリケーションにおけるAI推論システムとして機能することができます。
多機能設計
ARK-1551は、4 x USB 3.1 Gen 2、1 x VGA、1 x 4K HDMI、4 x COM、1 x DIO、および2 x Intel® GbE LANを搭載した多機能コンピュータです。ARK-1551には、デバイス統合に便利なmini PCIeスロットとM.2 2230 Eキースロットが1つ搭載されています。また、Intel® RAID 0/1ソフトウェアを使用することで、多様なアプリケーションへの適応性を向上させる2.5インチのリムーバブルHDD/SSDベイとmSATAベイ、これらの独立型ストレージソリューションに対応しています。
インテリジェント管理ソフトウェア、WISE-DeviceOnを搭載
集中型プラットフォームを用いたリモート監視・管理は、IoTデバイスのダウンタイムを最小限に抑えながら、予防メンテナンス、さらに効率的なトラブルシューティングを可能とします。アドバンテックのWISE-DeviceOnは、マルチレベルなウォッチドッグ、ハードウェアモニタ、システム復元オプション、その他の簡単に利用できるインターフェースを含むプログラマブルAPIスイートを特長としており、WISE-DeviceOnを組込むことで、多くの端末をリモートで管理、監視、設定、制御することができ、メンテナンスやリカバリーを容易に行うことができます。
主な特長
- 第8世代Intel Core i5 / Celeron搭載
- 最大32GのデュアルDDR4 2400MHz SO-DIMMメモリ
- 1 x交換可能な2.5インチSATA HDDドライブベイと1 x mSATAスロット、IntelソフトウェアRAID 0/1をサポート
- 4 x USB 3.1 Gen 2、2 x Intel GbE LAN、4 x RS-232 / 422 / 485、8ビットGPIO
- 4K2K HDMIおよびVGAデュアル独立ディスプレイ
- SIMホルダー付きフルサイズmPCIe x 1およびM.2 2230 Eキーx 1
- デュアルAdvantech SQF PCIex2 NVMeストレージをサポート
- 12V-24V (-10％/ + 20％)の広範囲電源入力
- インテリジェント管理ソフトウェア、WISE-DeviceOn内蔵
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