PayPay銀行、アカマイのEAAでゼロトラスト型のリモートアクセス環境を実現

SIEM連携による労務管理へも活用

アカマイ・テクノロジーズ合同会社(本社:東京都中央区、職務執行者社長:山野修、以下「アカマイ」)は、PayPay銀行株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:田鎖智人、以下「PayPay銀行」)がアカマイのクラウド型のID認識型プロキシソリューション「Enterprise Application Access (EAA)」を採用し、ゼロトラスト型のリモートアクセス環境を実現したことを発表しました。

 

※2021年4月5日付で株式会社ジャパンネット銀行はPayPay銀行株式会社に社名変更しました。この変更に伴い、本リリースも社名部分を変更しております。

日本初のインターネット専業銀行として知られるPayPay銀行は2000年に創業し、20年に渡ってインターネット上での決済、預金、融資業務を展開してきました。昨今キャッシュレス決済が急速に浸透する中で、同行の果たす役割はますます重要になっております。
PayPay銀行が長年取り組んできたのは、BCPの観点や、業務の効率化を目的としたリモートアクセスシステムを実現することでした。一方で、銀行としての高度なセキュリティやレスポンスの問題などから、一部の業務に限定したリモートアクセスの導入にとどまっていました。しかし、働き方改革への対応や、世界的なスポーツイベント開催時の交通機関の混雑緩和を目的として、2019年よりさらにテレワークを推進することになりました。

PayPay銀行は、セキュリティリスクや構築コストの観点からVPNに代わる複数製品を比較検討しました。最終的にEAAの導入を決めた同行は、導入の決め手として次の点を挙げています。

EAAが評価されている点:
●導入の容易さ
 ⮚社内のEAAコネクターとクラウド上のエッジの通信を確立すればすぐに利用開始できた。
●より強固なセキュリティ
 ⮚VPNのように外部から内部の方向で通信を許可する必要がなく、外部からの不正アクセスを防いでいる。
●ログの応用性
 ⮚APIでログを取得できるため、SIEM連携で労務管理へ応用できた。

2020年、緊急事態宣言が発令されていた時期は、同行は全社員の約3割にあたる200人近くがテレワークを実施し、導入から1年後の時点でも継続して、社内業務が多いとされる金融機関でありながら、約3割がEAAを利用して業務を遂行しています。 

PayPay銀行でIT本部 IT統括部 シニアスペシャリスト (サイバーセキュリティスペシャリスト)を務める小澤一仁氏は、「テレワークを想定して導入したEAAですが、新型コロナウイルス感染症対策においてEAAがあったことで大変助かりました。将来的にはSaaSアプリケーションの認証管理にも用途を広げたいと考えており、EAAがますます活躍することを期待しています」と語っています。

アカマイ社長の山野修は、「時代に先がけてデジタルライフをけん引し続けるPayPay銀行株式会社様にEAAを採用いただいたことを大変嬉しく思います。様々なニューノーマルが定着していく中、デジタル化の推進を通じた事業継続と高いセキュリティの両立は企業にさらなる競争力をもたらすでしょう。インターネットの安全、スピード、信頼性を支えるアカマイのソリューションは、ますます重要な役割を担うことになると確信しています。アカマイは、より速く、より安全かつ安定したインターネットソリューションを提供することにより、なお一層お客様に貢献してまいります」と語っています。

Enterprise Application Access 製品概要
https://www.akamai.com/jp/ja/solutions/security/zero-trust-security-model.jsp

アカマイ について:
Akamai は世界中の企業に安全で快適なデジタル体験を提供しています。Akamai のインテリジェントなエッジプラットフォームは、企業のデータセンターからクラウドプロバイダーのデータセンターまで広範に網羅し、企業とそのビジネスを高速、スマート、そしてセキュアなものにします。マルチクラウドアーキテクチャの力を拡大させる、俊敏性に優れたソリューションを活用して競争優位を確立するため、世界中のトップブランドが Akamai を利用しています。Akamai は、意思決定、アプリケーション、体験を、ユーザーの最も近くで提供すると同時に、攻撃や脅威は遠ざけます。また、エッジセキュリティ、ウェブ/モバイルパフォーマンス、エンタープライズアクセス、ビデオデリバリーによって構成される Akamai のソリューションポートフォリオは、比類のないカスタマーサービスと分析、365日/24時間体制のモニタリングによって支えられています。世界中のトップブランドがAkamai を信頼する理由について、<www.akamai.com/jp/ja/>、<blogs.akamai.com/jp/>およびTwitterの@Akamai_jpでご紹介しています。

アカマイ・テクノロジーズ合同会社について:
アカマイ・テクノロジーズ合同会社は、1998年に設立された、アカマイ・テクノロジーズ・インク(本社:米国マサチューセッツ州ケンブリッジ、最高経営責任者:Tom Leighton)が100%出資する日本法人です。アカマイは、ウェブサイト/モバイルアプリの最適化、快適なユーザー体験、堅牢なセキュリティを実現する各種ソリューションを提供しており、日本国内では約650社が当社サービスを利用しています。

※アカマイとアカマイ・ロゴは、アカマイ・テクノロジーズ・インクの商標または登録商標です
※その他、記載されている会社名ならびに組織名は、各社の商標または登録商標です
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会社概要

URL
https://www.akamai.com/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区八重洲2-2-1  東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー
電話番号
03-6897-9450
代表者名
日隈 寛和
上場
未上場
資本金
2億1920万円
設立
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