3月8日国際女性デーに向け、女性をエンパワメントする「京都保健室プレイベント」を共催しました

松井孝治京都市長と京都を代表する大手企業の執行役員・専務、老舗企業経営層が体験

一般社団法人Miss SAKE

一般社団法人Miss SAKE(代表理事 大西美香:東京都港区港南)と一般社団法人Luvtelli(代表理事 細川モモ:中央区日本橋)は、3月8日の国際女性デーに向けて女性をエンパワーメントすることを目的とし、3月4日に「QUESTION(京都信用金庫)」にて、松井孝治京都市長及び京都市・京都府、京都を代表する大手企業(株式会社ワコール、京都信用金庫、佐川急便株式会社、株式会社小丸屋住井他)の代表取締役・執行役員・専務理事等の経営層らと女性従業員約60名に「生理痛疑似体験+京都保健室」を体験いただきました。

 生理に関するさまざま悩みを抱える当事者として「ぜひ発信者でありたい」というMiss SAKEファイナリストたちがゲストと交流するスタイルで、多様な業種の行政・企業・団体の経営層と女性社員に筋電気刺激(EMS)を搭載したピリオノイド(生理痛VR体験デバイス※)による「生理痛疑似体験」を実施しました。異なる所属(行政・企業・団体)の5人1組で腹部に電極パッドを装着し、「弱」「中」「強」の3段階で生理痛を体験しました。参加者の多くが生理前・後に相当する「弱」のスイッチを入れるとグワッ!と声を挙げ、「嘘でしょ!?」「めちゃくちゃ痛い‥!」と驚きの声が上がりました(弱でやめる人も)。生理3〜4日目に相当する「中」にすると、腹部を抱えて目をギュッとつぶり「ぐう‥」と声にならない表情に。生理2日目の鎮痛剤を服用するレベルである「強」では座り込む人や「脂汗が出てきた‥」と苦痛に耐えかね、額の汗を拭く人が続出しました。

※提供:株式会社リンケージ

「会社に鎮痛剤を常備したい」「在宅勤務増やしたい」などの声

体験後に「わずか数分だったけれど、女性の皆さんはこれが数日、そして毎月続くんですよね?」と多くの男性から質問があがりました。「個人差はありますが、約40年ほど」と女性スタッフが答えると絶句する人が続出。「とても仕事にならない。皆さん顔色ひとつ変えずに本当にすごい」「これはイライラする気持ちがわかるなぁ」という声に対して、20代〜30代のMiss SAKE県代表の方たちが「いつ始まるかわからないから鎮痛剤がないと不安で全部のバックに入っているんです」「仕事中に始まってしまうとお腹が痛くて“薬飲みたい‥”って思うんですけど買いに行けないです」というと「鎮痛剤を会社で常備しておけば安心?」「はい!」「それはできるかもなぁ」「在宅勤務が必要だと思う」という経営層ならではの会話が飛び交った。

開催概要

<日時>2025年3月4日(火)10:00〜15:30

<場所>QUESTION(京都信用金庫)

京都市中央区河原町御池下る下丸町390―2

<主催>一般社団法人Luvtelli(ラブテリ)、一般社団法人Miss SAKE

<問い合わせ先>一般社団法人ラブテリ池上 

TEL 050-7109-7773 Mail:info@luvtelli.jp

蔵元も含むメンバーにて座談会も実施

体験後、株式会社増田徳兵衛商店代表取締役の増田醇一さん、2024 Mr SAKE上山賢司さんと2024 Miss SAKE JAPAN 南侑里、2024 Miss SAKE 京都 津田朋佳、2024 Miss SAKE 茨城 井上綿乃で座談会を行いました。

【体験して感じたこと】

上山

生理痛疑似体験では、体の奥からくる鈍痛を実感しました。どこが痛いのかよくわからない感覚で、これは本当に気持ちが落ち込みやすくなるなと感じました。

生理痛は「痒い」という感覚と違って、直接的に対処できないのがつらい点です。薬を使ったりピルを服用する選択肢もありますが、それでも完全には解消できませんし、薬が効かなくなったり副作用が出たりすることもあります。

井上

痛みの感じ方には個人差がありますよね。痛みの強さや頻度、そして効果的な薬の種類も人それぞれなので、一概に解決策があるわけでは無いんですよね。

増田

「これさえ飲めば大丈夫」といった万能な薬がないのも難しそうですね。

上山

痛みを体験する前と後では、理解の仕方が全然違うと感じました。これまで頭では大変だと思っていましたが、実際に体験してみて痛みの強さがよくわかりました。

津田

今回体験してもらったのは、鈍痛に近いものでしたが、生理痛にはそれだけでなく、ぎゅーっと絞られるような痛みや、さまざまな痛みが伴います。女性は毎月、この痛みと向き合いながら生活しています。

今回体験した強い痛みでも、実際にはもっと強い痛みを感じる女性が多いという話を聞きました。アンケートでも、8割以上の女性が「強」よりももっと痛い時があると答えているそうです。

井上

しかもその痛みは、毎月、そして約40年続くこともありますから、長い間耐えるのは大変です。

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男女ともに社会進出が進んでいる一方で、身体には違いがありその理解が進んでいないことが昨今の課題です。今回のイベントや座談会を通して、生理痛のような目に見えない症状を理解し合うためには、今回のようなイベントを通じて知る機会を増やすことが大切です。そして、こうした体験を社内で共有することで、女性が安心して話しやすい空間を作ることができ、それが女性の働きやすさや活躍にも繋がる社会を作っていきます。

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満足度99%の「測って・知って・学ぶ 女性のための保健室」も開催

高度成長期の男性の生産性を守るために誕生した健康診断は、働く女性に必要な検査項目を満たしているとはいえない状況であり、予防・改善のためのアドバイスももらえない現状があります。そこで、骨密度計・体組成計・ヘモグロビン測定・血圧測定の結果に対して“女性の健康/プレコンセプションケア”の視点で専門家が個別にアドバイスを行う「京都保健室」もゲストに同時体験いただきました。測った数値や悩みに対してその場で忙しいビジネスパーソンでもできる実践的なアドバイスがもらえます。参加した経営層へ女性は生理があるため5人にひとりが鉄欠乏性貧血で疲れやすく、不定愁訴を抱えやすいこと、妊娠前の高血圧や低骨密度が妊娠・出産を通じて妊娠中や産後の疾患に繋がりやすいことなどをお伝えし、早期ケアの重要性を伝えました。

<一般社団法人ラブテリ>

2009年に女性と次世代の健康増進(プレコンセプションケア)を活動目的とし、代表の細川モモの呼びかけにより日米の専門家で発足。「研究」「啓蒙(保健室)」「共創」「医療」の4本柱を有し、12都道府県で保健室を実施(東京・京都は産学官モデル)。参加者述べ7,000名のデータを解析し、働く女性の健康課題や生理痛の解明に取り組み、学会発表・論文発表も手がける。多くの企業と共創し、100万ダウンロード突破の月経管理アプリや栄養強化食品等の商品開発・監修も意欲的に行なっている。「第13回 健康寿命をのばそう!アワード/厚生労働省 健康・生活衛生局長 優良賞」「日本栄養士会 84selection」「人気育児雑誌6媒体が選ぶ/ペアレンティングアワード2018※2020再ノミネート」を受賞。

Website: https://www.luvtelli.com

<一般社団法人Miss SAKE>

伝統ある日本酒と日本文化の魅力を日本国内外に発信する美意識と知性を身につけたアンバサダー(親善大使)を選出する目的で一般社団法人Miss SAKEが主催。外務省、農林⽔産省、国税庁、観光庁、⽇本酒造組合中央会等の後援のもと2013年に 「初代Miss SAKE」 が誕生。以降10年間、ニューヨーク、パリ、ロンドン、ミラノ、シドニー、⾹港等、世界各国において⽇本酒を切り⼝にした⽇本の⾷・⽂化に関する啓発や、⽇本への観光誘致活動を年間400件以上行 う。「1人の女性として自立し輝くための成長と学びの機会」の創出を目的とし、対象者向けに例年特別研修「ナデシコプ ログラム」を実施。

【本件に関する問い合わせ】

一般社団法人Miss SAKE 担当:森田

〒108-0075 東京都港区港南一丁目9番36号アレア品川13階

Tel/Fax 03-6822-2470 03-6822-2471

Mail: sake@misssake.org

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会社概要

一般社団法人Miss SAKE

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URL
https://www.misssake.org
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区港南一丁目 9 番 36 号 アレア品川 13 階
電話番号
03-6822-2470
代表者名
大西美香
上場
未上場
資本金
-
設立
2013年09月