IZUMIOTSU WELL-BEING EXPO 2024にて、「知って、肝炎プロジェクト」「健康一番プロジェクト」特別プログラム～考えよう健康のこと　会場みんなで健康ダンスにチャレンジ～を開催！

知って、肝炎プロジェクト・健康一番プロジェクト

2024年10月1日 17時00分

「知って、肝炎プロジェクト」は2012年より、肝炎に関する知識や肝炎ウイルス検査の必要性をわかりやすく伝え、あらゆる国民が肝炎に対する正しい知識を持ち、早期発見・早期治療に向けて自ら積極的に行動していくことを目的として活動しています。

2024年9月21日(土)～22日(日)に大阪府泉大津市にて、2025年の大阪・関西万博に先駆け、「未来のモデル」を創造するプレ万博イベント「IZUMIOTSU WELL-BEING EXPO 2024」が開催されました。9月22日(日)には、会場のシーパスパークにおいて、ステージイベント「知って、肝炎プロジェクト」「健康一番プロジェクト」特別プログラム～考えよう健康のこと会場みんなで健康ダンスにチャレンジ～を実施いたしました。

ステージでは「知って、肝炎プロジェクト」スペシャルサポーター佐藤三兄弟　綾人氏、颯人氏、嘉人氏と、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員宮﨑敦子氏によるトークショー、「健康一番プロジェクト」サポーター Maasa氏によるダンスチャレンジ企画などが行われました。

■「知って、肝炎プロジェクト」スペシャルサポーター佐藤三兄弟が伝える、“肝炎”のこと。大切なのは“早期発見と早期治療”

佐藤三兄弟　綾人氏、颯人氏、嘉人氏と宮﨑氏のトークショーでは、肝炎とはどのような病気であるのか、また肝炎の種類や早期発見に繋がる“肝炎ウイルス検査” について紹介しました。その中で佐藤三兄弟颯人氏は、ウイルス性肝炎を例に挙げ、「慢性的な炎症は肝硬変を引き起こす危険性があります。また症状が進行すると肝がんを発症することがある怖い病気です」と説明し、進行すると治療等が困難になることからも早期発見、早期治療が大切であると訴えました。続いて嘉人氏が、「肝臓は“沈黙の臓器”と言われるほど、病気に気が付きにくい特性があります。自覚症状がなく、痛みや熱などがほとんどないのが特徴です」と症例を交えながら紹介し、自分自身の状態を知るためにも、 “肝炎ウイルス検査”を有効に活用してもらいたいと訴えました。実際に嘉人氏が肝炎ウイルス検査を受検した際、１回の採血で検査可能であった旨を紹介すると、その手軽さからか、会場からは驚いたような反応がありました。綾人氏からも同検査について、「肝炎は重症化してしまうということがあることからも、早めに検査を受けてほしいです。皆さんも大きな一歩を踏み出してもらいたいです」と、検査を受けることに戸惑っている方やハードルを感じている方、これから受けてみようと考えている方へ背中を押すような温かい言葉が送られました。

■東京大学先端科学技術研究センター特任研究員宮﨑敦子氏が語る、“高齢者とダンス”の関係性とは

宮﨑氏は「ダンスプログラムでは模倣能力が重要で、この能力は年齢とともに低下するものの、ダンスで効果的にきたえられます。さらに、継続的なダンスは他の運動と比べ、体のバランスと筋力の左右差を減少させることが最近の研究でわかりました」と述べ、自身の研究成果に基づき、高齢者におけるダンスの顕著な健康効果について説明しました。

■「健康一番プロジェクト」サポーター Maasa氏による、「健康ダンス」のダンスチャレンジ！「肝美ちゃん」もサプライズ登場！

トークショーの後は、「健康ダンス」を実施しました。この「健康ダンス」は、「健康一番プロジェクト」のサポーターを務めるMaasa氏と、本日のトークショーでも登場した宮﨑氏、また久留米大学医学部内科学講座消化器内科部門主任教授の川口巧氏らを中心として、国民の健康増進を目的として制作をしたもので、幅広い層へ向けたダンスプログラムとなっています。

本イベントには、肝臓の正しい知識を広める活動をしているマスコットキャラクター「肝美ちゃん」もサプライズ登場し、Maasa氏、佐藤三兄弟　綾人氏、颯人氏、嘉人氏と会場の皆さんが一緒になって健康ダンスを踊りました。Maasa氏のわかりやすい解説と軽快なトークに会場からは笑顔が溢れ、練習を重ねるごとに参加者の皆さんも生き生きとした動きになり、楽しそうに踊っている様子が見られました。健康ダンスを通して、楽しく気軽に身体を動かすことが、肝炎予防の一つとなることを知っていただく契機となりました。