【調査レポート】「異常なし」でも半数以上が抱く『検査の見落とし不安』、AIダブルチェック導入施設に約8割が「安心感」

〜人間ドックや検診の新たな選択基準に、「有料でも受けたい」が過半数〜

LPIXEL

エルピクセル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:鎌田富久、以下「エルピクセル」)は、全国の20歳以上の画像検査受診経験者500名を対象に、「画像診断支援AIに対する受診者の意識調査」を実施し、調査レポートを公開いたしました。

本調査により、受診者の過半数が過去の画像検査において「見落としへの不安」を感じた経験があり、そのうちの多くがAIを用いたダブルチェック体制に対して高い安心感や信頼感を抱いている実態が明らかになりました。

■ 調査実施の背景

医療画像診断の現場における専門医不足や、2024年4月より本格始動した「医師の働き方改革」に伴い、限られた時間内で質の高い診断を維持するための解決策として「医療AI」への期待が高まっています。現在、国内でも多数の画像診断支援ソフトウェアが薬事承認・認証を取得し、実際の臨床現場への導入が進んでいます。

一方で、実際に検査を受ける「受診者」が医療AIに対してどのような認識や期待を抱いているかを明らかにしたデータは多くありませんでした。そこでエルピクセルは、医療機関がAIを導入する際の参考指標とし、患者と医師のより良いコミュニケーションのあり方を探るべく、本調査を実施いたしました。


■ 調査結果のハイライト

1. 検査で「異常なし」と言われても、半数以上が「見落としの不安」を経験

病院で精密検査や人間ドックを受診し、医師から「問題ありません」と診断された後でも、心のどこかで「本当に見落としはないだろうか」と不安に思った経験が「よくある・たまにある」と回答した受診者は55.2%(276名)に上り、過半数の受診者が潜在的な不安を抱えていることがわかりました。


2. 不安経験者の80%が、AIのダブルチェックに「安心感・信頼感が増す」と回答

過去に不安を感じた経験がある受診者のうち、80%が「AI画像解析によるダブルチェックが受けられる病院」に対して「非常に安心感・信頼感が増す/やや安心感・信頼感が増す」と回答しました。AIによるヒューマンエラーのリスク低減や、客観的なデータによる裏付けが、受診者の心理的負担の軽減に寄与する可能性が示唆されました。

3. 「AI導入施設での検査」を希望する割合は65%(都市部では75%)

同じ検査費用・通いやすさの条件において、「医師のみが診る病院」と「医師+AI画像診断支援で診る病院」のどちらで検査を受けたいかという質問に対し、不安経験者の65%が「AI導入施設」を選択しました。特に都市部(東京・神奈川・大阪)に限定すると、その割合は75%まで上昇し、医療機関の差別化(選ばれる理由)としてのAIの価値が伺えます。

4. 57%が「1回500円以上の追加費用」がかかってもAIダブルチェックを希望 

AI導入施設での検査を希望する受診者に対し、AIによるダブルチェックを受けるための追加費用について尋ねたところ、「500円〜1000円(37.6%)」「1000円以上(19.4%)」となり、全体の57.0%(過半数)が1回あたり500円以上の自己負担を許容することがわかりました。受診者が「より確かな安心」や「ヒューマンエラーの低減」に対して、一定の対価を支払ってでもAI診断を受けたいという強い意向が浮き彫りになりました。

5. 重要なのは「AIの精度」と「医師による対話・説明」の両立

自由記述による回答では、「人の目ではわからない小さな病変をAIが補ってくれると安心できる」「主観的ではない客観的な裏付けが欲しい」といった期待の声が多く寄せられました。一方で、「最終的な判断内容を過信しないことが必要」「AIの結果を踏まえて医師が直接伝えてほしい」といった意見も目立ち、AIはあくまで高精度な補助ツールとして活用し、最終診断や患者への丁寧な説明は医師が担うという「適切な役割分担」が強く求められていることがわかりました。

■ まとめ

本調査結果から、受診者は医療AIによる客観的な診断支援を歓迎する一方で、全自動化ではなく「医師の主体的判断のサポートツール」としての位置付けを求めていることが明らかになりました。

エルピクセルでは、今後も医療現場と受診者の両方にとって安心で効率的な医療を実現し、医療AIですべての人に健康な未来を届けるため、医療AIの開発・社会実装を進めてまいります。

本調査レポートの完全版をご希望の方は、下記より無料でダウンロードできます。

【調査概要】

調査対象:20歳以上の画像検査を受けたことがある方

回答期間:2026年6月30日〜7月1日

調査方法:インターネット調査

有効回答数:500名(20〜79歳、男性247名/女性253名)


【エルピクセル株式会社について】

エルピクセル株式会社は「医療AIですべての人に健康な未来を」を掲げ、医療AIの研究開発・社会実装を進めています。オープンイノベーションのハブとしてパートナーの皆様と連携し、予防・診断・創薬・手術など医療のあらゆる分野の課題に対して、革新的なプロダクトを提供してまいります。医師の診断を支援する画像診断支援AI「EIRL(エイル)」、創薬・アカデミア向け画像解析AI「IMACEL(イマセル)」を軸に事業を展開しています。
 ・コーポレートサイト:https://lpixel.net/
 ・公式ブログ(note):https://note.com/lpixel/


【画像診断支援AI技術について】

エルピクセルが提供する画像診断支援AI「EIRL(エイル)」シリーズは、胸部X線、CT、内視鏡、MRIなどの医療画像を解析し、医師が効率的で正確な診断を行える環境を提供します。これまでに大学病院から診療所まで1200施設以上に幅広く導入され、47都道府県すべてで活用されており、総解析件数は1600万件(2026年2月末時点、トライアル含む)を突破しています。
 ・EIRLプロダクトサイト(医療従事者向け):https://eirl.ai/ja/

※ 販売名:医用画像解析ソフトウェア EIRL Chest XR(製造販売承認番号:30400BZX00285000)

※ 販売名:医用画像解析ソフトウェア EIRL Chest Metry(製造販売認証番号:302AGBZX00101000)

※ 販売名:医用画像解析ソフトウェア EIRL Chest CT2(製造販売承認番号:30700BZX00064000)

※ 販売名:医用画像解析ソフトウェア EIRL Colon Polyp(製造販売承認番号:30200BZX00269000)

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会社概要

エルピクセル株式会社

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http://lpixel.net
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都 東京都千代田区大手町1丁目6−1大手町ビル6階
電話番号
03-6259-1713
代表者名
鎌田富久
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2014年03月