「カールおじさん」のキャラクターデザインを手がけるアニメーターのひこねのりお氏を母校の横浜キャンパスにお迎えして、映画「わんぱく王子の大蛇退治」上映+講演を行う公開講座を開催します。

東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻公開講座 OPEN TRADITION　2015『アニメーションとキャラクターの幸福な関係』

2008年に横浜に開設した、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻と横浜市文化観光局は、2015年12月5日（土）13:00（開場12:30）から、公開講座「OPEN TRADITION」第3回を馬車道校舎で開催します。
東京藝術大学上野キャンパスからの卒業生が日本のアニメーション表現に残した業績にスポットを当てる企画です。第3回の今回は、美術学部卒業生で劇場映画「わんぱく王子の大蛇退治」など黄金期の作品に関わり、「狼少年ケン」の作画監督を務め、「カールおじさん」のキャラクターデザインを手がけたアニメーターのひこねのりお氏をお迎えし、作品上映と共にお話しを伺います。

 

【イベント詳細】
2015年12月5日（土）
開場 12:30-
第１部：13:00-14:30 上映「わんぱく王子の大蛇退治」（1963）
第2部：15:00-17:00 講演
入場無料/先着80名
会場：東京藝術大学大学院映像研究科 横浜馬車道校舎
（みなとみらい線「馬車道駅」7番出口すぐ）

“OPEN TRADITION”第3回目は、東京藝術大学美術学部出身のひこねのりお氏をお迎えします。
ひこね氏は、卒業後、東映動画にて劇場映画「わんぱく王子の大蛇退治」や「どうぶつ宝島」など黄金期の作品に関わり、「狼少年ケン」はじめ多くのテレビアニメシリーズの原画、演出、作画監督として参加した後、TVCMというステージで独自のキャラクター、イラストレーションの世界を展開しました。
氏が手がけた「カールおじさん」（株式会社明治）や「パピプペンギンズ」（株式会社サントリー他）は、日本中誰もが知っているおなじみのキャラクターです。
多くの人々に長く、親しみをこめて愛されるキャラクターの力や、マスに向けて発信するポジティブなクリエイティビティについて、その足跡を辿りながら、作品上映と共に貴重なお話を伺います。
 

映画「わんぱく王子の大蛇退治」

講師：ひこねのりお
友情出演：小田部羊一
企画・進行：伊藤有壱（東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授）
モデレーター：イラン・グェン（東京藝術大学 特任准教授）


主催：東京藝術大学大学院映像研究科／横浜市文化観光局
協力：株式会社ひこねスタジオ／アニドウ／株式会社明治／株式会社IMAGICA TV／東京国立近代美術館フィルムセンター／東映株式会社／株式会社ホリプロ／八巻 磐（敬称略）

【公式ウェブページ】
http://animation.geidai.ac.jp/open2015/

【お問い合わせ】
企画進行：面髙　担当：河野、胡（コ）、金（キム）
電話：[phone]　FAX：[phone]
E-Mail：[e-mail]