三晃金属工業と日鉄物産、改修工事の課題解決に向けた取り組みを強化
~三晃金属工業の「みまもりプログラム」と日鉄物産のプラットフォームソフト「Dommit」および「構造確認サービス」が連携~
三晃金属工業株式会社(以下、「三晃金属工業」)と日鉄物産株式会社(以下、「日鉄物産」)は、改修工事の需要捕捉および課題解決を目的に、三晃金属工業が提供する屋根・外壁が存在し続ける限り見守り続けるサポートプログラム「みまもりプログラム」と日鉄物産が提供する屋根・外装材の計測から見積までを一貫して行うプラットフォームソフト「Dommit(ドミット)」および、建物の安全性を確認する「構造確認サービス※」を連携させた取り組みを強化します。
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三晃金属工業は、建物の老朽化に伴う改修・補修工事の需要増加が見込まれるなか、屋根・外壁の調査から診断、アフターサポートまでを行う「みまもりプログラム」を提供。老朽化した建物のリニューアルや断熱性向上等を実現する改修事業を推進しておりますが、調査において、担当者が屋根上で作業を行う危険性や、目視での調査に多くの時間を要するといった課題がありました。
一方、日鉄物産は、屋根や外壁など金属外装材の改修工事に対応した板金工事業者向けプラットフォーム「Dommit(ドミット)」を2023年5月に開発。建築板金工事に携わる技能者の確保難や高齢化が進むなか、ドローンで撮影した画像データを活用し、施工に必要な材料選定から積算・見積まで一貫し、簡略化できる新たなデジタルツールの提供を通じ、危険で煩雑な業務を安全かつ効率化することで住宅から非住宅まで幅広くカバーし、改修工事需要の捕捉を目指していました。
今回、改修工事における双方のニーズが合致したことから、三晃金属工業の「みまもりプログラム」に日鉄物産の「Dommit(ドミット)」を活用することを決定。安全性の確保および、現場調査、見積作業を効率化し、見積件数と受注件数の増加を目指します。
また、2023年3月の国土交通省の通知「国住指第596号:屋根の改修に係る設計・施工上の留意事項について(周知依頼)」に伴い、構造耐力上安全であることが明らかでない場合には、安全性の確認が必要とされた背景を踏まえ、日鉄物産の「構造確認サービス」も三晃金属工業の「みまもりプログラム」に活用されることとなりました。
今後も、三晃金属工業と日鉄物産は改修工事の需要捕捉と課題解決に向けた取り組みを強化してまいります。
■三晃金属工業「みまもりプログラム」
https://www.sankometal.co.jp/mimamori/program/
■日鉄物産「Dommit(ドミット)」
※「構造確認サービス」とは
既存建屋の改修(屋根カバー工法、太陽光架台設置等)検討する際、古い建物の場合は構造上問題ないか確認する必要があり、その構造耐力上の安全を確認するサービスのこと。
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