gooddaysホールディングスと東計電算が入居者向け電子契約サービスの提供を開始

IMAoSと賃貸管理システムJ-Rentがデータ連携

　gooddaysホールディングス株式会社（東京都千代田区・代表取締役社長 小倉博  コード：4437 東証グロース市場）と株式会社東計電算（神奈川県川崎市・代表取締役社長 古閑 祐二 コード：4746 東証プライム市場）は、不動産賃貸業向け電子署名サービスIMAoS（イマオス）と賃貸管理システムJ-Rent（ジェイレント）を連携し、賃貸住宅の入居者がスマートフォンなどで快適に契約手続きを行える電子契約サービスの提供を開始したことをお知らせいたします。

J-Rentが待望の電子契約に対応

■期待される効果

不動産事業者は年間数千万円以上のコスト削減も可能

　本サービス*の活用により、不動産事業者はJ-Rent内に登録された不動産賃貸契約書や入居者の登録データを利用して簡単なクリック操作で電子契約の締結が可能となり、書面契約から電子契約への移行が加速することが期待されます。また、J-Rentを利用する不動産事業者は管理戸数が数千戸を超える大手企業も多く、電子契約への移行で1社あたり年間数千万円以上の郵送費や事務コストを削減できることも見込まれます。

 

入居者はスマートフォンだけで契約手続きが可能

　賃貸住宅の入居者は郵送や書面による手続きが不要となります。また、不動産事業者からの連絡もSMS（ショート・メッセージ・サービス）やEメールで届くため、時間や場所を選ばずにスマートフォンだけで契約手続きを行えるようになります。

 

*本サービスをご利⽤いただくには、別途IMAoSのアカウント（有償）が必要です。

■株式会社東計電算　不動産賃貸システム営業部　部長　小幡篤司様のコメント

　このたびJ-RentがIMAoSと連携し、J-Rentからシームレスに電子契約が締結できるようになりました。まずは大幅な業務効率化が見込める更新契約向けの機能からリリースします。賃貸契約の電子化については関連業法や商慣習などを踏まえた専門的な知識が必要となります。今回、不動産賃貸業向け電子契約サービスのパイオニアであるIMAoSと連携したことで、これまで同サービスが培ってきたノウハウをすぐに活用できるようになったことを大変喜ばしく感じております。J-Rentをご利用中の不動産事業者様も、J-Rentの導入を検討中の事業者様も、この新たな取り組みに大いに期待していただきたいと考えております。

賃貸管理システムJ-Rentとは

　「J-Rent」は、複雑多岐にわたる管理業務をフルカバーした賃貸管理システムです。詳細な業務会計機能を標準搭載し、収益・費用・入出金を詳細な仕訳データに変換可能です。社内財務会計システム連動を容易にしたシステムのため、貴社の業務効率化・内部統制強化と経理適正化を実現します。また、基幹システムと様々なオプションとの情報連動により、フロントの営業支援から、工事管理、物件管理、クレーム管理、外部への情報公開も可能になります。

 

サービス紹介ページ（株式会社東計電算）

https://www.toukei.co.jp/service/industry/real-estate/j-rent/

■サービス提供の背景

　IMAoSはGMOサイン*を電子署名のプラットフォームに採用し、日本の不動産賃貸業における契約手続きの流れや商慣習を反映した業種特化型の電子契約サービスです。2017年のサービス開始**から不動産賃貸管理事業者の声や、制度改正に合わせて継続的にシステムアップデートを行っております。

　2022年の改正宅地建物取引業法等への対応や、2025年3月のグレーゾーン解消制度による関連法規への照会結果への対応***など、IMAoSの基本機能の拡張化が完成したことを踏まえて、周辺システムとのデータ連携サービスを開始しております。J-Rentをご利用の不動産事業者様は、昨年秋にリリースした更新契約に関する新機能もご利用いただけます。

 

* GMOサインは GMO グローバルサインホールディングス株式会社の登録商標です。​

** 2022年にIMAoSの運営権はSB C&S株式会社（旧ソフトバンクC&S株式会社）からgooddaysホールディングス株式会社へ移管しております。​

***グレーゾーン解消制度による関連法務への照会内容については下記の記事もご参照ください。

 

（関連）定期借家契約を簡単に締結できる電子契約サービスの提供を開始

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000046420.html

 

IMAoSの製品サイト

https://www.imaos.jp/