デジタルとリアルを融合させ、パーパス(貢献価値)を軸に運用方法を設計する優秀事例を表彰。「Academy AWARD 2022」受賞企業3社を発表!
全国151校のアカデミー設立を支援し、全従業員が活躍するための「学びのDX」を推進。/2022年8月23日(火)に受賞企業3社をWebページにて公開!
日本の経営コンサルティングのパイオニアである株式会社タナベ経営(本社:東京都千代田区・大阪市淀川区、代表取締役社長:若松 孝彦)は、全国151校(2022年8月現在)のFCCアカデミー(企業内大学)設立を支援し、全従業員が活躍するための「学びのDX」を推進しています。その一環として、「ACADEMY FORUM 2022」をオンライン配信し、その中で「Academy AWARD 2022」を開催。さらに、2022年8月23日(火)に受賞企業3社を『TCG REVIEW』Webサイトにて正式発表いたしました。
■「Academy AWARD」について
アカデミーアワードは、HR(ヒューマンリソース)の領域において、先進的な取り組みによって人材育成をサステナブルな経営につなげている優秀企業に着目し、広く伝えることで、全国の企業の発展を目指す表彰制度です。今年は第2回の開催として、全国約150校の中から3校(3社)を表彰しました。いずれもデジタルとリアルを融合させたハイブリッドスタイルで、「パーパス(貢献価値)」を軸としたカリキュラムや運用方法を設計しているアカデミーです。
「パーパス経営」とは、自社の存在意義を明確にし、社会へどのように貢献していくのかという貢献価値を掲げる経営です。「自社は何で世の中に貢献するのか?」「自社がなくなると世の中は何で困るのだろうか?」を考え直し、育成・教育の中心に据えることで、組織のベクトルを一致させ、自社と社員の成長を最大化している成功モデルとして紹介します。
■受賞企業一覧/受賞ポイント
1.株式会社共進ペイパー&パッケージ
(1)アカデミー名:社会に貢献できる知性・特性を持った立派な人の育成「KYOSHIN Academy」
(2)テーマ:「商品価値と想いを届ける」ことに挑戦する。
(3)受賞ポイント
・社員一人ひとりが能動的に判断し挑戦する人材に成長するように「楽しく学ぶ」を念頭に設計。社員同士の切磋琢磨を後押し。
・労働時間の3%(1日15分)を自分の能力を向上する時間として設定。さらに自ら学びたいと手を挙げたテーマについての学習費用はすべて会社負担とするなど、実務と学びを両立できる環境を提供。
2.フルテック株式会社
(1)アカデミー名:時代に求められるプロとしての知識・技能を学ぶ「フルテックアカデミー」
(2)テーマ:時代に求められるプロとしての知識・技能を学ぶ
(3)受賞ポイント
・専門的知識やスキルを企業の存続要件ととらえ、テキストや確認ミニテストなどインプットに重点を置いている。一方、作業事故事例を多数掲載するなど、現場感覚も重視している。
・ハラスメントや女性活躍など働きやすい環境につながるテーマは外部コンテンツを有効活用し、「豊かになるための集団」を目指す。
3.パシフィックサプライ株式会社
(1)アカデミー名:共に研鑽し未来を創造していく「Kawamuraアカデミー」
(2)テーマ:“教育”を未来へと受け継いでいきたい。
(3)受賞ポイント
・お客様や取引先と「共に研鑽し合い、絆を深めていく」ためにアカデミーをグループ会社以外にも公開。
・アカデミー内にブランドごとの「カレッジ」を設立。専門知識からブランドのコンセプト、提案ポイントまで解説しブランドのファンづくりを進める。
■タナベ経営 代表取締役社長 若松孝彦 コメント
「会社に学校をつくろう」というコンセプトでスタートした企業内大学の設立・アカデミー活動はおかげさまで6年目を迎えました。この間、全国で約150校の企業内大学の設立を実現できました。
活動がスタートした頃、今のような経済環境になると誰も予測できませんでした。新型コロナウイルスの感染拡大、ウクライナ侵攻、世界的インフレ経済。まさに不確実性の高いVUCA時代です。
このような時代を乗り越える処方箋として、多くの企業が少なくとも2つのテーマに取り組んでいます。1つめはデジタルです。リモートワーク、Web会議、デジタルマーケティングなどを駆使して、企業は危機を乗り越えてきました。私たちのアカデミーもデジタルとリアルを融合した教育システムであり、アカデミー導入企業はコロナ禍であっても教育を止めていません。2つめはパーパス経営です。先の見えない不確実な時代だからこそ、人や組織が歩む先を照らす光が必要です。その明かりがパーパスであり、組織ビジョンです。
渋沢 栄一氏は「論語と算盤」と言いましたが、今の時代は「パーパスとデジタル」と言えるかもしれません。私はパーパスを「貢献価値」と訳しています。環境に合わせて世の中の役に立つように変化できれば、会社は持続的に成長します。パーパスを組織で経営・実践できるようにすることが、組織変革であり、戦略的リーダーシップになるのです。今回表彰させていただいた3社は、パーパスが明確であり、パーパスを実践するためのビジョンがあり、その手段としてアカデミーを活用・実践されています。
「Academy AWARD 2022」の発表記事はこちらからご確認いただけます。
https://review.tanabekeiei.co.jp/eventreport/awards-report/30867/
「ACADEMY FORUM 2022」のイベントリポートはこちらからご確認いただけます。
https://review.tanabekeiei.co.jp/eventreport/seminarreport/30880/2/
- 株式会社タナベ経営 概要
タナベ経営は、1957年(昭和32年)に創業し、今年創業65年を迎える日本の経営コンサルティングのパイオニアです。「企業を愛し、企業とともに歩み、企業繁栄に奉仕する」という経営理念のもと、「ファーストコールカンパニー 100年先も一番に選ばれる会社」の創造をミッションとしています。
グループで約580名のプロフェッショナル人材を擁し、「経営者・リーダーのパートナー」として大企業から中堅企業まで約11,000社の支援実績があります。
経営コンサルティング領域としては、戦略策定支援(上流工程)から、デジタル技術も駆使した現場における実装・オペレーション支援(中流~下流工程)まで、企業経営を一気通貫で支援できる経営コンサルティング・バリューチェーンを全国地域密着で構築しています。
そして、コンサルティングスタイルとしては、「All for the Client-すべてはクライアントのために」という徹底したクライアント中心主義のもと、経営コンサルティング・バリューチェーンにより、個社の経営課題に合わせて複数名のプロフェッショナルコンサルタントを選定してチームを組成する「チームコンサルティング」を推進しています。
〈経営コンサルティング・バリューチェーン〉
・ストラテジー&ドメイン
・M&Aアライアンス
・コーポレートファイナンス
・ブランド&マーケティング
・マネジメント&オペレーションズ
・クリエイティブ&デザイン
・HR
・リージョン(全国10地域:札幌、仙台、新潟、東京、名古屋、金沢、大阪、広島、福岡、那覇)
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