軽井沢プリンスホテルイーストおよびウエストコテージの大規模リニューアルに着手

コテージの増改築と新築により「ヴィラ」へと生まれ変わります

株式会社西武不動産

2025年6月16日 10時00分

・イーストエリアヴィラ2027年5月開業予定、ウエストエリアヴィラ2028年春以降順次開業予定

・愛犬同伴可能なレストラン、ドッグケアなど、ドッグフレンドリーエリアを拡張し軽井沢町最大級に

・設計・デザインは世界的建築家坂茂（ばんしげる）氏、自然と調和したデザインで環境にも配慮

　株式会社西武不動産（本社：東京都豊島区、代表取締役社長：齊藤朝秀）が所有し、株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド（本社：東京都豊島区、代表取締役社長：金田佳季）が運営する軽井沢プリンスホテルでは、総事業費約290億円を投じて、軽井沢プリンスホテルのイーストエリアならびにウエストエリアにあるコテージをリニューアルし、2027年5月（予定）にイーストエリアヴィラ、

2028年春以降順次（予定）、ウエストエリアヴィラとして開業いたします。

　今般のリニューアルでは、さらに国内外から愛されるリゾートとしての発展を目指し、プリンスグランドリゾート軽井沢の敷地内にある既存コテージをバリューアップいたします。よりプライベート感を演出するために配棟間隔にゆとりを持たせ、1棟あたりの床面積を大きく、ゆったりできる空間を提供する「ヴィラ」へと生まれ変わります。またファミリーや愛犬家、ラグジュアリー層などの獲得を企図し、機能の充実を図ります。ヴィラは2～8名さまでご利用いただける計13タイプをご用意し、イーストエリアには愛犬と一緒に食事が楽しめるレストラン、屋内ドッグラン、スパなどを有するセンター棟を新築いたします。設計は世界的建築家である坂茂(ばんしげる)氏が担い、デザイン性を格段に向上させ、新築に加えて既存コテージを再活用（増改築）するなど環境にも配慮するとともに、自然と調和したデザインにより、この地で育んできた森を次世代につないでまいります。

　西武不動産ならびに西武・プリンスホテルズワールドワイドでは、今般のリニューアルを通じて、今後も西武グループが保有する軽井沢エリアの資産価値の向上をより一層押し進めていくとともに、西武グループの強みである圧倒的な立地優位性を持つロケーションにおいて、幅広いお客さまのニーズにお応えしてまいります。

（リニューアル概要）

大規模リニューアルのポイント

1.コテージから「ヴィラ」へバリューアップし、ゆったりとした空間を提供

・配棟間隔にゆとりを持たせ、1棟あたりの床面積を大きく、ゆったりできる空間を提供

　＜イーストエリア＞現状コテージ97棟 → ヴィラ41棟（新築31棟、増改築10棟）

　＜ウエストエリア＞現状コテージ136棟 → ヴィラ83棟（新築4棟、増改築79棟）

・イーストエリアにセンター棟（ホテルフロント、ドッグ対応レストラン、屋内ドッグラン、

　プライベートサウナ、スパ、スキー受付など）を新設

2.ターゲットに合わせたゾーニングへ

・イーストエリアは愛犬家同士やスキーを楽しむファミリー、ラグジュアリー層などに対応

・ウエストエリアは二世代・三世代のファミリーに加え、ゴルファー、インバウンドなどグループの　

　宿泊需要にも対応

3.世界的建築家坂茂(ばんしげる)氏による自然と調和した環境に配慮した設計・デザイン　

・世界的建築家坂(ばん) 茂(しげる)氏設計により、地形の特長を生かした配棟計画や細部まで

　こだわったデザインにより、自然と調和した世界観を醸成

・既存コテージを再活用（増改築）するなど環境にも配慮

■イーストエリア

コンセプト：ウエルネスな癒し「森の五感体験を記憶に残すOff Time」

構成：センター棟（新築）、ヴィラ41棟（新築31棟、増改築10棟）　※現状97棟

【ポイント】

➢　愛犬と一緒に食事ができるレストランとラウンジ、ドッグケア、屋内ドッグランなどドッグフレン

　　ドリーな「レセプション棟」とプライベートサウナ、スパなど滞在をお楽しみいただける

　　「アクティビティ棟」で構成する「センター棟」を新築

➢　「アクティビティ棟」にスキースクール・レンタル受付、ロッカーを集約。レンタルアイテムは

　　ヴィラへデリバリー

➢　全棟に温泉を配湯、薪ストーブを設置

➢　軽井沢プリンスホテルスキー場に隣接

➢　多頭飼いなど愛犬家のニーズに応えるプライベートドッグランを備えたドッグヴィラの整備や

　　愛犬用プールを屋外ドッグラン内に新設

■ウエストエリア

コンセプト：アクティブな癒し「森の五感体験が想い出の始まり」

構成：ヴィラ83棟（新築4棟、増改築79棟）　※現状136棟　

【ポイント】

➢　浅間山ビューが楽しめるヴィラを設置

➢　特に眺望の良いエリア最頂部には大型で浅間山を望める絶景のヴィラを4棟新築、

　　バトラーサービスやサウナ、ジム、スパトリートメントルーム付き

■改修対象エリアについて

世界的建築家坂茂(ばんしげる)氏による自然や環境にも配慮した設計・デザイン

今般のリニューアルにおいては、世界的建築家である坂茂(ばんしげる)氏設計により、既存樹木を残し、地形の特長を　生かした配棟計画による自然への配慮やこれまでの歴史を大切にしながら既存のコテージを活用することで　環境負荷の軽減など、軽井沢の豊かな自然を守りながら五感を刺激する心地よい空間で滞在シーンを演出いたします。

＜坂茂(ばんしげる)氏プロフィール＞

1957年東京都生まれ。クーパー・ユニオン建築学部（NY）で建築を学び、東京、パリ、ニューヨークに事務所を構える。紙管を使った建築や、木材を使った革新的な構造で知られている。代表作はポンピドゥー・センター・メス（2010年）、紙の大聖堂（2013年）、大分県立美術館（2015年）、ラ・セーヌ・ミュジカル（2017年）、静岡県富士山世界遺産センター（2017年）、SIMOSE（2023年）。1995年にNGO「Voluntary Architects’ Network（VAN）」を設立し、世界各地での災害支援に数多く貢献したことから、プリツカー建築賞（2014年）、マザー・テレサ社会正義賞（2017年）、アストゥリアス皇太子賞平和部門（2022年）を受賞。現在、芝浦工業大学特別招聘教授。