「若いメンバーが継いでくれて嬉しい」——学生と移住者が約2年の稽古を経て 、三ノ戸剣舞の舞台へ
第60回陸前高田市民芸術祭で、矢作町生出地区の保存会とともに伝統芸能を披露
「若いメンバーが継いでくれて嬉しい。かっこよかった。」——10月4日、約2年の稽古を経て公式舞台に立った学生と移住者たちについて、三ノ戸剣舞保存会の方はこう話しました。会場は岩手県陸前高田市の奇跡の一本松ホール。第60回陸前高田市民芸術祭の舞台に、認定NPO法人SET(以下、SET)の学生メンバー3名と移住メンバー4名が保存会の担い手とともに登場し、矢作町生出地区に伝わる伝統芸能「三ノ戸剣舞」を披露しました。
■ 当日——第60回の舞台で
奇跡の一本松ホールに設けられた舞台で、SETメンバーたちは保存会の地域の方と並んで「三ノ戸剣舞」を演じました。約2年間の練習の集大成となった本番の会場には、生出地区から足を運んだ住民の姿もありました。
保存会からは、若い世代が稽古に加わり、ともに舞台に立ったことを喜ぶ声が聞かれています。舞台を終えた学生メンバーは、「応援してくれる仲間の存在や、地域の方々の存在があったから最後までやり切ることができた」と振り返りました。
■ 背景——後継者不足の保存会と、移住して稽古を選んだ若者たち
岩手県沿岸地域では、震災以降の人口減少と高齢化を背景に、地域に根ざした伝統芸能の担い手確保が課題になっています。矢作町生出地区の「三ノ戸剣舞」もその一つで、保存会は「若い人が入ってくれるとは思っていなかった」と語っています。
SETの学生メンバーたちはSETの学生プログラムで陸前高田を好きになり保存会に入り、移住メンバーは陸前高田への移住を機に保存会へ入りました。月1回のペースで生出地区に通いながら練習を続けています。単発の体験として関わるのではなく、繰り返しの練習の場に身を置くという選択が、今回の地域の方の言葉や学生の言葉に繋がっていると思います。

■ 今後の展開
次の披露の場は、10月24日に予定されている陸前高田市産業祭りです。まちなか広場周辺にて実施される予定で、保存会の地域の方とともに「三ノ戸剣舞」を演じます。引き続きSETメンバーが練習に参加しながら生出地区との関係を積み重ねています。舞台を終えた学生メンバーの一人は、「これからも続けていきたい」と話しています。
■ SETのSNSをフォローする
SETの最新活動情報・イベントレポート・現地の様子を各SNSで発信しています。
ぜひフォローして、陸前高田からの声を受け取ってください!
【Facebook】https://www.facebook.com/nposet/
活動報告・イベント告知・現地の日常を発信中
【Instagram】https://www.instagram.com/_nposet/
活動の様子を写真・動画でお届けしています
■ 認定NPO法人SETについて
SETは「一人ひとりの"やりたい"を"できた"に変え、日本の未来にGoodなChangeを起こす」をミッションに掲げ、2011年の東日本大震災以降、岩手県を中心とした地域で若者と住民がともに学び合う仕組みをつくってきました。修学旅行民泊や大学生・社会人向けプログラム、地域コミュニティづくりなどを通じて、若者が地域の日常に関わり、住民とともに学び合う"続く関係"を育んでいます。2024年度は年間5,000人以上が参加。現在では岩手県のみならず複数地域で活動を展開。若者の成長と地域の活力を同時に生み出しながら、人と地域の関係性そのものを基盤とした、持続可能な地域づくりに取り組んでいます。過去に2度の内閣総理大臣賞受賞、その他多数受賞。
【団体概要】
認定特定非営利活動法人SET
所在地:岩手県陸前高田市広田町字山田52-6
理事長:三井俊介
設立:2011年3月12日(法人化:2013年6月18日、認定取得:2025年10月16日)
公式サイト:https://www.nposet.org
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/_nposet/?hl=ja
公式Podcast Spotify:https://x.gd/wh4Lo Amazon Music:https://x.gd/TjRP0
【取材に関するお問い合わせ】
広報担当:set.forjapan@nposet.com
電話:0192-47-5747
すべての画像
