フォルシアwebコネクト、5月15日より小田急電鉄にサービス提供開始
~小田急ロマンスカーを使った箱根の旅をシームレスに~
小田急電鉄では2022年4月から、アフターコロナを見据えた旅行業強化を目的として、主な販売チャネルを店舗からオンラインへとシフトしていくための施策を進めています。このたび、その施策の一環として、小田急電鉄ホームページ 「箱根旅行の予約システム」にwebコネクトを導入し、従来のパッケージ旅行商品に加えて、新たにダイナミックパッケージの提供が開始されることとなりました。ロマンスカー・乗車券類(デジタル箱根フリーパス・往復乗車票)・宿泊・アクティビティを自由に組み合わせた予約を実現し、多様化する旅行客のニーズに応える狙いです。
ダイナミックパッケージとは、旅行客が自分の好みや予算に合わせて選んだ交通手段や宿泊施設、旅行先でのアクティビティなどをまとめて購入することができる旅行商品です。従来、ダイナミックパッケージを実現するためには、各商品の在庫と価格情報をリアルタイムで取得し、最適な組み合わせを瞬時に表示する専用システムの開発が必要でした。webコネクトは、必要な機能を必要なだけ提供するクラウド型のサービスであるため、システム開発のコストを削減し、効率的にダイナミックパッケージのサービスを展開することができます。
当社のwebコネクトの特徴的な機能の一つとして、外部サービスとの接続を担い、複数の外部システムAPIを同じ形式で利用できるように項目やデータ形式を標準化しスムーズなデータ連携を実現する外部連携GW(ゲートウェイ)システムがあります。今回本機能によって、小田急グループが推進する「MaaS Japan」との接続・連携を可能にしました。
これにより旅行客は、ダイナミックパッケージで提供される各素材を小田急電鉄ホームページ 「箱根旅行の予約システム」にてワンストップで検索・予約できるほか、予約したロマンスカーや乗車券類(デジタル箱根フリーパス・往復乗車票)はマイページを通じて「EMotオンラインチケット」に連携して、QRチケットで乗車することができます。
さらに、webコネクトの電子クーポン機能を利用し、現地アクティビティのデジタルチケット化も実現。スマートフォン一つですべてが賄える、シームレスで快適な体験を旅行客に提供しています。また、バウチャー・特急券のペーパーレス化に伴い、業務担当者の負担軽減にも寄与しています。
当社は、今後もwebコネクトの更なるサービス拡充に取り組んでまいります。今回のwebコネクト提供を通じて小田急電鉄ホームページ 「箱根旅行の予約システム」の利便性向上に寄与し、小田急電鉄を利用した箱根地区への旅行客流入促進に貢献します。
【小田急電鉄株式会社】
小田急電鉄は、小田急グループの経営理念である『お客さまの「かけがえのない時間(とき)」と「ゆたかなくらし」の実現に貢献する』ため、基幹事業である鉄道事業を中心に、不動産業やその他事業を展開し、沿線価値の向上に取り組んでいます。
今後もロマンスカーを利用した箱根旅行をはじめとした、小田急線での旅行の利便性向上を目指します。
小田急電鉄公式ホームページ(5月15日リニューアル)
https://www.odakyu.jp/
※ 小田急トラベルホームページ(https://www.odakyu-travel.co.jp/)は6月1日にリニューアルします。
【フォルシア webコネクト】
webコネクトは、2020年4月より大手航空2社によって導入された新IIT運賃に対応した販売プラットフォームとしてスタートしました。ダイナミックプライス型旅行商品のリアルタイムな料金計算と高速な一覧表示を実現しています。また、旅行業界の構造改革に伴う各社の課題を解決するため、サービス基盤を共通化し、必要な機能のみをSaaS提供するというコンセプトで、機能拡張を重ねています。
webコネクト プロダクトサイト
https://webconnect.forcia.com/
【webコネクト機能の特徴】
【1】「ダイナミックパッケージ型」検索
行先・日付など細かい条件を指定した検索機能です。旅行の目的が明確な旅行者向けで、着地素材やレンタカーなどオプショナル素材を自由に追加することが可能です。
【2】複数サプライヤーとの接続が可能
様々なサプライヤー(素材提供会社)との接続が可能です。自社で商品登録・造成の手間をかけることなく、複数のサイトコントローラーを利用することで、販売商品の量・質を充実させることができます。また、宿泊素材にとどまらず航空・JRや、レンタカーなどのサプライヤーとの接続にも対応、さらに電子クーポンを組み合わせることにより販売商品の拡充性が無限に広がります。
【3】電子クーポン機能
二次元バーコード読み込み型の電子クーポンサービスです。クーポンだけでなく、バウチャーやチケットの用途でもご利用いただけます。ご利用施設への導入に当たっては二次元バーコードの設置のみ必要な形としています。
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