公共施設の利便性を大幅に向上。兵庫県豊岡市でスマートロック「Akerun」と公共施設予約管理システム「Spacepad」の運用開始
豊岡市の92施設でオンラインでの予約・支払い・鍵の施解錠が可能に
スマートロックを活用したクラウド型の「Akerun入退室管理システム」(以下Akerun)を提供する株式会社Photosynth(本社:東京都港区、代表取締役社長 : 河瀬航大、 以下 フォトシンス)と公共施設予約管理システム「Spacepad」を提供する株式会社スペースマーケット(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:重松大輔、以下、スペースマーケット)は、兵庫県豊岡市(市長:関貫 久仁郎)で、2025年2月1日からSpacepadとAkeurnの運用を開始することをお知らせいたします。これにより、豊岡市の92の公共施設でオンラインの予約、支払い、鍵の施解錠(うち60施設)が可能になります。
▼公共施設予約管理システムとスマートロックの連携により公共施設の利便性を大幅に向上
Spacepadは2023年8月の正式ローンチ以降、自治体DXを加速させるため、あらゆる世代の方々にとって使いやすい操作性と、Akerunをはじめとしたスマートロック連携機能やマイナンバーカード連携機能などの拡張性に重点を置いて開発を続けてまいりました。これらの機能が多くの自治体に評価され、現在までに全国16の自治体でご導入いただいております。
また、Akerunも自治体に加えてオフィス、商業施設、教育機関、医療機関などの様々な業種業態のあらゆる空間における鍵を起点に、スマートロックを活用したセキュリティや認証などの新機能の開発や機能強化に加え、Spacepadをはじめとした予約管理や決済などの外部システムとのAPIを通じた機能連携を推進してまいりました。
このたび、兵庫県豊岡市では、第5次豊岡市行財政改革大綱の柱の一つである「デジタル社会を前提とした市役所の実現」を実現するため、SpacepadとAkerunの導入を決定いたしました。2025年2月1日より、市民の皆さまにご利用いただけるようになります。これまで電話や窓口など書面で行っていたアナログな公共施設の管理を、電子申請、キャッシュレス決済、電子錠による入退室管理や認証などデジタル化することで、煩雑な管理業務の効率化を見込んでいます。
スペースマーケットとフォトシンスでは、今後も全国の自治体との連携を拡大することで、住民サービスの向上と自治体DXを実現し、公共施設における課題解決に貢献してまいります。
そのほかのSpacepadの特徴や詳細についてはこちらからご参照ください:https://booking.spacepad.jp/
Akerunの特徴や詳細はこちらからご参照ください:https://akerun.com/
▼豊岡市職員の声
兵庫県豊岡市役所 市長公室 DX・行財政改革推進課 出水様よりコメント
豊岡市は兵庫県の北部に位置し、城崎温泉や城下町出石など観光資源を有する市です。都市部に比べると民間の施設が少なく、人が集う施設、体を動かす施設は公共施設が中心となっています。これまで、施設の空き状況がリアルタイムに公開されていないことや、施設の予約は書面や窓口といったアナログな申請方法に限られているため、利用者は日中の施設開館時間に訪問して空き状況の確認や予約を行う必要があること、施設の使用料は現金のみに限られていること、施設管理者が不在の際は、利用者は事前に鍵を受け取りに行く必要があるなど、施設使用における利便性が悪い状況でした。また、施設管理者についても予約の状況を紙の台帳で管理したり、利用状況を手計算していることなど予約管理業務の効率化が課題となっていました。公共施設予約管理システム「Spacepad」の導入と、クラウド型入退室管理システム「Akerun」の連携により、具体的には以下のことが実現できるものと期待しています。
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施設に電話、訪問せずにスマートフォン等から空き状況が確認できる
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利用したい日時、目的(スポーツ、趣味、会議)に応じて施設の検索ができる
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自宅等からいつでも予約、変更、キャンセルができる
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予約時に窓口に行かずにクレジットカードやコンビニ支払いができる
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鍵の受け取りをせずにスマートフォン等で扉を解錠し、施設を使用できる
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施設管理者の電話対応や窓口対応にかかる時間の短縮
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施設管理者の手作業による事務処理が減る
豊岡市は予約管理システムの導入により、施設使用における利便性を向上し、市全体の活性化にも繋げていきます。今後もスペースマーケットと協力して、より良いサービスが提供できるよう取り組んでいきます。
▼導入施設
豊岡市が運営・管理する体育館や、和室、イベントホール、テニスコート、スタジアム、会議室、調理実習室、学習室などの92の公共施設に導入いたします。
▼パートナー募集
公共施設予約管理システムSpacepadの開発または販売を推進するパートナー企業を募集いたします。これまでにスマートロック型入退室管理システム「Akerun」やマイナンバーカードを活用したオンライン本人確認が可能となる「xID API」など連携しています。各地域に密着して活動をされている販売パートナー様等も募集しております。お問い合わせはこちら:https://booking.spacepad.jp/
▼Spacepadについて
Spacepadはあらゆる施設の予約や管理をデジタル化し、煩雑な施設管理業務を簡易化する、クラウド型予約管理システムです。公共施設等の予約ページをオンラインで作成し、キャッシュレス決済、団体・会員情報の管理、減免料金の計算、予約管理までワンストップで簡単に行えます。これにより多数の施設管理を行う自治体等のDXを実現します。詳細はこちら:https://booking.spacepad.jp/
▼Akerunについて
「Akerun」は、あらゆる鍵をクラウド化し、利便性やセキュリティの向上を実現するIoTサービスです。デジタルIDと物理IDを組み合わせてユーザーを認証するアクセス認証基盤「Akerun Access Intelligence」を活用し、あらゆる扉がインターネットにつながることで、様々な場所やシーンへのアクセス管理を実現します。
Akerunブランドの主要サービスである法人向け「Akerun入退室管理システム」は、既存の扉に後付けで導入できるクラウド型サービスで、スマートフォンやICカードでの施錠・解錠に加え、Web管理ツールやスマートフォンアプリからの入退室履歴の確認、遠隔での施錠・解錠、鍵権限の付与・剥奪など、クラウドを通じた鍵の権限管理や入退室管理が可能になります。
▼スペースマーケットについて
「チャレンジを生み出し、世の中を面白くする」というビジョンのもと、スペースシェアの文化創造、拡大に取り組む企業です。2019年に東証マザーズ(現グロース市場)に上場。スペースを貸し借りするマーケットプレイス「スペースマーケット」には、全国37,000件以上のスペースが掲載されています。また、あらゆる施設の予約管理をデジタル化し煩雑な施設管理業務を簡易化する、クラウド型公共施設予約管理システム「Spacepad」も提供しています。URL:https://www.spacemarket.com/
会社名:株式会社スペースマーケット
所在地:東京都渋谷区神宮前6-25-14 JRE神宮前メディアスクエアビル2F
代表者:代表取締役社長 重松 大輔
証券コード:4487
設立日:2014年1月
事業内容:スペースシェアのマーケットプレイス「スペースマーケット」の運営、クラウド型公共施設予約管理システム「Spacepad」の提供
▼株式会社Photosynth(フォトシンス)について
「つながるモノづくりで感動体験を未来に組み込む」をミッションに掲げ、人手不足や労働力人口の減少などの社会課題の解決を目指して、既存のドアにスマートロックを後付け設置するだけで鍵をクラウド管理できる「Akerun入退室管理システム」をはじめとしたAkerunブランドのオフィス/住宅向けのクラウド型IoTサービスや、子会社を通じて様々な空間の管理運営の効率化を支援する施設運営BPaaSサービス「Migakun(ミガクン)」を提供しています。オフィスや商業施設などあらゆる物理空間における人手不足の解消や無人化/省人化を実現する様々なサービスにより、規模を問わないあらゆる業種、業態の企業の課題解決を支援します。
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