西松建設、経済特化生成AI『xenoBrain』で建設業界の物価変動を先読み
導入の背景
西松建設株式会社は、土木、建築、不動産や環境などの領域で様々な技術とソリューションの提供を通し建設業界をリードしておられます。DX戦略室では、近年の大幅な物価変動の影響を受けている建設コストを適正に見込むため、物価データを整理し先行指標の市況を基にした回帰分析を試みておられましたが、その予測精度を高める難しさに直面していたところ、経済予測AIプラットフォームサービス『xenoBrain』に目を留めていただきました。なかでも、xenoBrainの、予測の影響要因となるニュースや統計が確認できる点に魅力を感じていただき、物価変動予測の精度を高めるツールとして導入に至りました。
西松建設株式会社 DX戦略室 DX企画部 増田友徳氏、DX戦略室 DX企画部 データ活用課 三木耀介氏コメント
建設費用において、見積から着工、さらには発注までの期間に、入札時の見積金額と実際に購入する際の金額が変わってしまうのは大きなリスクになります。そのため、xenoBrainの建築費指数の予測を確認し、見積金額に予測されるリスクを加味しておくという対応を考えています。また、購買時には異形棒鋼価格などの個別品目の価格に着目し、今後の価格上昇が見込まれる際に早めに発注しておく等の判断材料になっています。
社内全体での活用というところにはまだ至っていませんが、今後の想定として、全国の積算や調達の担当者が集う会議の資料にxenoBrainの数値を参考として記載し、他の指標と含め複合的に予測を算出していけたらと考えています。
企業業績、業界市場規模、万単位の統計データなど、多岐に渡る経済情報の予測を提供する経済予測のプラットフォームはxenoBrainの他にはありません。これを自社で構築しようとするには非常にコストがかかるはずです。しかも、それだけの機能が搭載されているサービスをSaaSとして利用できるため、非常にコストパフォーマンスが良いのではないかと思います。また、予測だけでなく、市場や企業、業界の調査分析を一から社員が行っている場合は、xenoBrainを使うことによって大幅な作業効率向上に繋がると思います。
また、AIによる予測結果が当たるか当たらないかというよりも、その結果をどう実務に落とし込むのか、どう活かすのかが大事だと実感しています。予測の根拠や裏付けが欲しいところだと思いますが、AIが算出したというのも一つのエビデンス。人間が予測するよりも当たる確率がどんどん高くなっていくと思うので、それを素直に使っていくというステージに一歩踏み出してみてはどうでしょうか。
当社ホームページにて西松建設株式会社の活用事例を掲載しております。
サービス導入後の効果や活用方法をご確認いただけます。是非ご覧ください。
https://service.xenobrain.jp/article/posts/usecase-nishimatsu
経済特化生成AI『xenoBrain』サービス概要について
経済ニュースや企業開示資料、統計を独自のAIで解析する事で、様々な経済情報を予測する経済予測プラットフォームです。経済事象と経済事象のつながりを解析し、企業業績、素材価格、業界需要、統計などの予測を提供することで事業会社の経営意思決定や金融機関のの業務効率化をサポートします。米国ダウ・ジョーンズ社や時事通信社といった大手メディア、帝国データバンクとの提携により信頼性の高い情報を収集・解析しています。
・提供開始(正式版):2019年6月
・https://service.xenobrain.jp/
株式会社xenodata lab.会社概要
会社名:株式会社xenodata lab.
所在地:〒110-0015 東京都台東区東上野3-10-4 グローシア上野302
設立年月日:2016 年 2 月 12 日
代表者:代表取締役社長 関 洋二郎
https://www.xenodata-lab.com/
本リリースに関するお問合せ
株式会社xenodata lab. 広報チーム
Email:pr@xenodata-lab.com
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