タレントパレット、企業の健康経営を支援するヘルスケア管理機能を大幅強化
~健診データ管理から産業医面談の実施まで、一気通貫に健康管理を実現~
株式会社プラスアルファ・コンサルティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:三室克哉、証券コード:4071)は、科学的な人材活用や人的資本の開示、人事業務のDX化、リスキリングの推進などを背景に、多くの企業で導入が進んでいるタレントマネジメントシステム「Talent Palette(以下:タレントパレット)」において、健康経営を促進するうえで不可欠な社員の健康診断データを一元管理し可視化する「ヘルスケア管理機能」を大幅に強化し、健康診断の申込から健診データの取り込み、健診後の産業医面談までの一連の業務をシステム上で完結できるようになりました。
健康診断実施における一連の業務をより効率的に行えるほか、産業医面談機能を利用すれば、長時間残業、休職者への面談、ストレスチェック実施後の面談等にも利用可能となります。
また、各医療機関から紙で返送される健康診断結果をタレントパレットに取り込む作業を弊社で代行するオプションサービスも提供します。
今後、タレントパレットでは休職者対応の機能やヘルスケアダッシュボードを搭載することで、社員のヘルスケア管理を一層強化するとともに、健康情報の集約により人的資本情報の開示に向けた支援もしていく予定です。
■ヘルスケア管理機能の主な特徴
健康診断受診申し込み状況の把握と受診リマインドメール送信、健診結果データの取り込みと結果レポートの社員閲覧、産業医面談の実施、労基署への実施報告用集計、健康ダッシュボードと、健康診断管理の一連の業務をカバーします。
■健診結果レポート(社員本人が利用できる機能)
各検診項目について、判定基準によって「異常なし」なら黄緑色、「軽度異常」なら黄色というように分かりやすく、過去3回分の結果を並べて確認できます。また項目ごとに、その項目が何を診ているのかといった解説文も表示します。
結果レポートはPDF形式で印刷することも可能です。
<レポート画面イメージ>
■社員の心身の健康に関する産業医面談の管理をDX化
労働安全衛生法により、事業者は毎年定期健康診断を実施し、結果を把握したうえで適切な措置を講じることが義務付けられています。
健康診断後の適切な措置として、産業医が健診結果を確認し、面談が必要な社員と対面もしくはWebで面談を実施したうえで、これまでの働き方を継続して問題ないか、就業環境や労働時間、内容などを見直す必要がないか、事業者に対して提言し、事業者は提言を踏まえた働き方の見直しを実施します。
定期健康診断の結果に伴う面談のほかにも、長時間労働の対象者との面談や、ストレスチェック結果からの面談、メンタルヘルスに関する相談など、従業員が心身ともに健康的に働き続けるために産業医面談が実施されていますが、人事による面談設定や産業医への情報提供、面談実施後の産業医による面談内容の記録など、アナログで非効率な対応を継続しているケースが多く見受けられる領域となっています。
このたびタレントパレットでは、これらの産業医面談の実施および面談記録に対応した「面談管理」機能を、既に提供中の健康診断データを管理する「ヘルスケア管理オプション」の機能強化として新たに提供開始し、健康診断データの管理から産業医面談の実施と面談記録の管理までトータルでDX化できるようになりました。
面談管理機能をご利用いただくことで
- 健康診断結果や行時間労働状況などから面談が必要と判断される従業員との産業医面談の設定
- 従業員の希望により実施する産業医面談可能枠の設定
- 各従業員による産業医面談の申し込み
- 人事による、面談実施前の必要事項の入力(産業医への情報提供)
- 対面ではなくリモート環境で産業医面談を実施するWeb面談(Zoom連携)
- 産業医による面談実施結果の記録
■面談管理機能で対応する一連の業務フロー
健康診断結果や行時間労働状況などから、面談が必要と判断される従業員との産業医面談を人事から設定するだけでなく、従業員の希望により申し込める産業医面談可能枠を設定し、その枠の中から各従業員が産業医面談の申し込みをすることが可能です。
面談が予定されたら、人事は産業医に連携する面談実施前の必要事項を入力し、必要に応じてファイル添付をすることも可能となります。
対面ではなくリモート環境で産業医面談を実施する場合には、Web面談として設定することでWeb面談(Zoom)のURLを自動的に発行し、面談予定画面から直接Web面談画面を開くことが出来ます。
面談実施後には、産業医が面談実施結果を記録しますが、項目ごとで産業医のみが参照できる項目や人事に連携する項目といった権限設定が可能です。
■面談管理で使用する項目は以下のものをテンプレートとして標準搭載しています
面談に関連する項目として、厚労省のサイト「こころの耳」(https://kokoro.mhlw.go.jp/mensetsushidou/)で公開されている面接指導の記録用紙より、下表の項目をデフォルトで用意します。
追加で必要な項目があれば、お客様にて任意の項目を追加し、誰が参照・編集できるのかを設定することが可能です。
■健診結果データ化代行オプション
医療機関から紙で返送される定期健康診断の結果をタレントパレットのヘルスケア管理機能に取り込めるCSVフォーマットに変換する作業およびお客様環境へのデータ登録まで代行します。
データ化対象項目として、「労基署対応40項目」、「法定健診対応57項目」、「法定健診および特定健診対応86項目」の3パターンから選択していただけます。(※いずれでもない場合は個別見積りにて対応します。)
今後もタレントパレットは、働き方改革や企業の人事戦略に貢献するため、より多くの企業様に社員データを活用した科学的人事戦略を実践していただけるよう、新機能の企画・開発の強化およびご支援に努めてまいります。
<Talent Palette(タレントパレット)について>
「タレントパレット(https://www.talent-palette.com/)」は、人材戦略に必須となる採用から育成、配置、評価、抜擢・活躍までを一気通貫で行い、人材情報を活用した科学的人事戦略を実現するタレントマネジメントシステムです。当社はこれまで3,000社超のビッグデータ活用支援を行ってきた実績があり、そこで磨き上げたデータ活用技術のノウハウを活かしています。タレントパレットの導入法人数は約2,000社を超え(契約社数1,103社、22年12月末時点)従来は管理するのみに留まっていた人材情報を分析し、そのデータを網羅的に活用することで経営層の意思決定を後押しします。具体的には人事情報、経歴、スキル、マインド(適性)、社員の希望や想い、日々のモチベーションやエンゲージメント、ヘルスケア(健康)までのデータを集約・活用することができます。これらのデータを分析することにより異動シミュレーションや研修まで含めた人材育成、テキストマイニングを活かした離職予兆の抽出、採用ミスマッチ防止、人的資本KPIのモニタリングなど、あらゆる人事戦略においてデータを活用した科学的人事戦略を実現します。
<株式会社プラスアルファ・コンサルティングについて>
株式会社プラスアルファ・コンサルティング(https://www.pa-consul.co.jp/)は『あらゆる情報から付加価値を生み出し続ける、見える化プラットフォーム企業』として、2006年の設立以来、顧客の声や顧客データ/購買データ、人事情報のようなビッグデータを「見える化」し気づきを与える力を持つ、「テキストマイニング」や「データマイニング」などの技術を核としたクラウドソリューション事業を行っています。様々な情報を「見える化」することで、お客様のビジネスに+α(プラスアルファ)の価値を創造するためのソフトウェアの開発・販売、コンサルティング、新規事業創出を行っています。
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