【開催報告】「AIエージェント時代のデータ&AIガバナンス」 第3回セミナーを開催

~データ連携のケーススタディを通じて、データ区分とアクセス権限設計の論点を共有~

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株式会社情報戦略テクノロジー(東京都渋谷区、代表取締役社長 髙井淳、以下「当社」)と、グループ会社である株式会社ピープルドット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:堅田 洋資)は、両社共同で、2026年10月15日(木)、全4回シリーズ「AIエージェント時代のデータ&AIガバナンス」の第3回セミナーを開催いたしました。

 本セミナーは、当社が企画したシリーズの一環として実施したものであり、当社は今後も本シリーズの開催を通じて、企業のデータ活用とAIガバナンスに関する知見の共有に努めてまいります。

■セミナー開催の背景

当社は、AIエージェントの活用が広がる一方で、その土台となるデータ品質やデータガバナンスの整備が十分に進んでいない企業も少なくないとの課題認識のもと、「AIエージェント時代のデータ&AIガバナンス」と題した全4回シリーズのセミナーを企画いたしました。

 第3回となる今回は、「AIエージェントを活用する際のデータセキュリティの考え方」をテーマに開催いたしました。

■■第3回セミナー ハイライト

10月15日(木)に開催された第3回「AIエージェントを活用する際のデータセキュリティの考え方」では、交通系ICカード事業者と商業施設のデータ連携を想定したケーススタディを通じて、AIエージェントがデータへ自律的にアクセスする時代において、データ活用の利便性と安全性を両立するためのデータ区分とアクセス権限設計の考え方について解説が行われました。

データ活用とリスクはトレードオフ

データセキュリティの水準は「データで何を実現したいか」という目的から決まります。Need-to-know(知る必要のある人にだけ開示する)の原則を基本としつつ、攻め(データ活用)を強化すれば守り(セキュリティ)に要するコストも上がることを前提に、組織としてバランスを設計する必要性が示されました。

データセキュリティの「4つのAと1つのE」とデータ区分

DMBOK(データマネジメント知識体系)の枠組みである認証(Authentication)・認可(Authorization)・アクセス(Access)・監査(Audit)と、利用可能なデータの範囲(Entitlement)を軸に、機密性・プライバシー・法令や契約上の制約・利用や提供の制約・完全性といった観点でデータを区分し、取扱ルールを定める方法が示されました。

AIエージェントを含む主体へのアクセス権限設計(RBAC/ABAC)

役割に基づいて基本権限を付与するRBAC(ロールベースアクセス制御)に、利用目的・操作内容・承認状態などの条件で制御するABAC(属性ベースアクセス制御)を組み合わせる設計を、参加者がワーク形式で実践しました。ワークでは、データ分析チームやマーケティング部門と並んで、「マーケティング支援AIエージェント」もデータにアクセスする主体の一つとして扱いました。

■取り組みの内容

日時:2026年10月15日(木)16:00~18:00

会場:恵比寿ガーデンプレイスタワー15階 株式会社情報戦略テクノロジー本社

講師:株式会社ピープルドット 代表取締役社長 堅田 洋資氏

テーマ:AIエージェントを活用する際のデータセキュリティの考え方

当日は、堅田氏より、前回までの振り返りに続き、データセキュリティを議論する前提として、政府・経営陣・従業員・データ提供元それぞれの要求、個人情報保護法や業法・GDPRなどの法令への対応、直接識別情報・準識別子・センシティブ属性という個人情報の区分、匿名性の考え方が解説されました。そのうえで、データ活用とリスクのトレードオフ、「4つのAと1つのE」、データ分類・区分、RBAC/ABACによるアクセス権限管理、抑制・一般化などの匿名化手法という5つの重要コンセプトが示されました。後半は、交通系ICカード事業者と商業施設のデータ連携を想定したケーススタディを題材に、データセキュリティ上の問題の洗い出し、データ区分と取扱ルールの設計、データ分析チーム・マーケティング部門・マーケティング支援AIエージェントの3主体に対するアクセス権限の設計を、参加者がワーク形式で実践しました。

■「AIエージェント時代のデータ&AIガバナンス」セミナー開催概要

・日時:各回 16:00-18:00(全4回)

【第1回】2026年8月20日(木)※終了

【第2回】2026年9月17日(木)※終了

【第3回】2026年10月15日(木)※今回開催

【第4回】2026年11月19日(木)※次回開催

・会場:恵比寿ガーデンプレイスタワー15階 株式会社情報戦略テクノロジー本社

・お申し込みURL: https://forms.gle/iDx5BRbhx3i1ziC77

【第1回】AIエージェントの多様なリスクとガバナンスを俯瞰する

AIチャットとエージェントの違いや、AIエージェントがもたらすリスクの3階層について解説。AI活用の土台となるデータガバナンスの全体像を提示しました。

【第2回】AIエージェントを活かすために必要なデータ品質とデータガバナンス

「AIの精度はデータが全て」をテーマに、AIの回答精度に直結するデータ品質の維持方法を解説。エージェントのためのメタデータ管理やデータオーナー論を、営業支援AIのケーススタディとともに学びます。

【第3回】AIエージェントを活用する際のデータセキュリティの考え方

AIが自律アクセスする時代における、利便性と安全性を両立する権限・責任設計を解説。購買AIエージェントの承認フロー設計などを題材に、具体的かつ実用的なセキュリティ対策を検討します。

【第4回】AIトランスフォーメーション(AX)を実現するための人・組織

AIを単なる「ツール」ではなく「同僚」として迎えるための、まったく新しい業務プロセスと人材定義を提案。自社におけるAX推進のロードマップと具体的な人材育成施策の立て方を伝授します。

■ピープルドット社 代表取締役社長 堅田 洋資のコメント

「より高いスキルを持つ多くの社員が、より詳細なデータを使おうとするほど、求められるセキュリティレベルは高くなります。そして今では、不足するスキルをAIで補えるようになりました。つまり、全社員がデータサイエンティストになり得る時代です。こうした時代だからこそ、情報漏洩や目的外利用を防ぎつつ、データを安全に利活用するためのデータセキュリティが、これまで以上に重要になっています。今回のセミナーでは、データ区分とRBAC/ABACによるアクセス権限設計を、ケーススタディを通じて実践しました。私たちは今後も、企業のAIトランスフォーメーション(AX)に向けて、安全かつ秩序あるデータ・AI活用を支えるデータガバナンスの構築を支援してまいります。」

■今後の展望

当社は、今後も本シリーズの開催を通じて、データ・AIガバナンスに関する知見の共有を進めるとともに、企業におけるAIエージェント活用の適切な推進に貢献してまいります。最終回となる第4回は、2026年11月19日(木)に同会場にて開催を予定しております。


【 会 社 概 要 】

会 社 名 :株式会社情報戦略テクノロジー

     (東証グロース・155A)

代 表 者 :代表取締役社長 高井 淳

所 在 地 :東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 

       恵比寿ガーデンプレイスタワー15F

電    話:03-6277-3461

事業内容:大手企業向けDX内製支援サービス等
U  R  L  :https://www.is-tech.co.jp/ 

会 社 名 :株式会社ピープルドット

代 表 者 :代表取締役社長 兼 CEO 堅田 洋資

所 在 地 :東京都千代田区神田神保町2丁目44番

事業内容:デジタルビジネスのコンサルティング、教育・研修現場の課題に対するソリューションシステムの企画・開発

URL:https://peopledot.co.jp/ 

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会社概要

URL
https://www.is-tech.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号
電話番号
03-6277-3461
代表者名
高井 淳
上場
東証グロース
資本金
4億6267万円
設立
2009年01月