クロスキャット、サンフロンティア不動産株式会社が推進する「不動産データ基盤プロジェクト」を支援

～ Oracle Cloud Infrastructure 上でデータ分析基盤を構築し、DX推進に貢献 ～

　株式会社クロスキャットは、サンフロンティア不動産株式会社のデータ分析基盤を構築し、DX推進に取り組む「不動産データ基盤プロジェクト」を支援いたしました。 これにより、サンフロンティア不動産株式会社では、社内の各部門で分散していた各種データの一元管理を実現し、物件や取引先、顧客情報などのデータを積極的に活用した営業活動が可能となりました。
　クロスキャットは、お客様の状況に応じたデータ活用による DX 推進を支援し、今後とも業務効率化や生産性向上に貢献してまいります。

■システム刷新の背景
サンフロンティア不動産株式会社は、低稼働・低収益となったビルの仕入・再生企画、テナント誘致、販売、管理サポートなどのサービス提供を通じて、“世界一お客様に愛され、選んでいただける不動産会社”を目指し、東京都心部における中小型オフィスビルの再生と活用を中核事業として展開しています。同社では、これまで部門別採算制度を導入していたことから、各部門における独自のシステム構築・運用により、物件や取引先、顧客情報などの各種データが社内で分散していました。同社は、今後事業戦略をさらに深化・伸長させていくために、各種データの一元管理・活用によるお客様の潜在ニーズの把握、迅速対応を可能にする「不動産データ基盤プロジェクト」を推進することといたしました。従来の属人的なビジネスモデルからデータドリブン経営へのシフトを目指し、プロジェクトに取り組んでいます。

■システム概要
今回の基盤構築では、Oracle Cloud Infrastructure（以下OCI）のデータ可視化・分析ツール「Oracle Analytics Cloud」（以下OAC）と、各種データの運用管理等を自動的に行う自律型データウェアハウス「Oracle Autonomous Data Warehouse」（以下ADW）を導入し、容易にデータを利活用できる環境を構築しました。
会計システムや物件管理システムなどから抽出される物件や取引先、顧客、地域別空室率、平均賃料などの様々なデータ、OCI上の自律型データ集積基盤ADWに格納します。営業部門が簡単な操作でアクセス・分析できるOACを活用したダッシュボードデータ活用による営業活動。また、Oracle製品で統一することにより、高いセキュリティと拡張性、保守窓口の一本化による容易な運用が可能となります。


【システム構成図】

構築事例の詳細（ https://www.xcat.co.jp/case/sunfrt/ ）

■刷新後の効果
今回の不動産データ基盤の構築により、サンフロンティア不動産株式会社では以下の効果を得ることができました。
➤多忙な営業担当者でも、簡単な操作で目的のデータにアクセスし、分析できるダッシュボード を開発したことで、迅速な意思決定が可能になりました。
➤各種外部システムとの連携や需要予測分析機能の実装など、システムのさらなる進化に向け て、同社が構想する全社データ基盤の足掛かりとなりました

※文中に記載された会社名、商品・製品名、サービス名は各社の登録商標または商標です。

■サンフロンティア不動産株式会社 会社概要

代表者 ： 代表取締役 齋藤清一
所在地 ： 東京都千代田区有楽町1-2-2 東宝日比谷ビル 14階
設立 ： 1999年4月
事業内容 ： 不動産再生事業、不動産サービス事業、ホテル・環境事業など
上場市場 ： 東京証券取引所 プライム市場
URL ： https://www.sunfrt.co.jp/
■株式会社クロスキャット 会社概要
代表者 ： 代表取締役社長 井上貴功
所在地 ： 東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス 20階
設立 ： 1973年6月
事業内容 ： システム開発、BIビジネス、自社プロダクト開発・提供
上場市場 ： 東京証券取引所 プライム市場
URL ： https://www.xcat.co.jp/