AUTHENTIC JAPANとYAMA HACK（ヤマハック）、地域社会の活性化と人々の安全・安心の確保を目指す「＃SAFE FOR」PROJECT を推進

山岳遭難件数が高止まりする中、啓発と発信による課題解決へ

山や海での行方不明者の位置を特定する捜索サービス「ココヘリ」を運営するAUTHENTIC JAPAN株式会社（本社：福岡市中央区、代表取締役社長：久我 一総、以下「当社」）は、登山・アウトドアに特化したWEBメディア「YAMA HACK（ヤマハック）」とともに、地域社会のさらなる活性化と人々の安全・安心の確保を目指す「＃SAFE FOR」PROJECT（以下「本プロジェクト」）の推進を強化します。

YAMA HACKは、月間利用者数350万人、月間アクセス数1,300万PVの、登山に特化した日本最大級のアウトドア専門メディアです。「登山をしている人やこれから始めたい人が、それぞれの方法で安全に山を楽しめるようにする」をモットーとするYAMA HACKが本プロジェクトに参画することで、登山に関する啓発コンテンツをより一層強化し、安全な登山文化の発展に寄与していきます。

AUTHENTIC JAPANが推進する本プロジェクトは、第一生命保険、第一スマート少額短期保険、味の素といった企業とともに2025年5月に開始しました。リアルおよびデジタルの基盤を活かして、アウトドアアクティビティにおけるリスクへの備えとその普及に取り組んでいます。

2024年の山岳遭難件数は2946件、遭難者数は3357人と、いずれも警察庁が統計を取り始めた1961年以降で3番目に多い数となりました（2025年6月19日発表）。登山人気の高まりとともに遭難件数が高止まりする中、当社は各パートナーと連携して社会課題の解決に寄与することを目指します。

「＃SAFE FOR」PROJECTについて

リスクへの備えを「義務」ではなく「責任」へ。アウトドア＝⾃然相⼿のアクティビティには常にリスクが伴います。アクティビティの「楽しさ」を伝えることは、市場拡⼤による経済活動とそれに伴う消費の拡⼤に貢献するためにも必要なことですが、リスクから⽬を背けることは万が⼀の際に本⼈のみならず家族や友⼈にとって、⼤きな負担と後悔を⽣み出していることもまた事実です。

様々な領域の企業が共に手を取り合って、リアル・デジタルを問わず様々な場面や手段でアウトドアアクティビティにおけるリスクという社会課題の解決に向けて取り組むことをコンセプトにしています。

プロジェクトページURL　https://www.cocoheli.com/ch/safe-for

YAMA HACK　運営会社概要

株式会社スペースキー

代表取締役社長：佐藤 祐輔

本社：東京都渋谷区桜丘町29-12 渋谷CHビル1階

URL：https://www.spacekey.co.jp/

事業内容：アウトドア事業（アプリ・メディア・広告・web制作等）

AUTHENTIC JAPAN　会社概要

AUTHENTIC JAPAN株式会社

代表取締役社長：久我 一総

本社：福岡県福岡市中央区赤坂1-6-15-4F

URL：https://www.authjapan.com/

事業内容：山岳捜索サービス「ココヘリ」などの展開

「ココヘリ」とは

国内で唯一へリで山岳遭難者を捜索できる会員制の「民間へリ捜索サービス」です。山小屋などの民間組織による救助活動費用や公的機関の捜索打ち切り後に実施される民間の捜索費用を保険金としてお支払いする「山岳保険」に対して、「ココヘリ」は捜索サービスとして遭難者の生存率をあげることができます。

「ココヘリ」は発信機の電波とヘリ・ドローンを利用することで、従来の”目視での捜索”と比べ捜索時間を大幅に短縮し、「ここにいる」という0ｍの距離まで遭難者の位置を特定。捜索時間を長期化させないことが特徴です。

ココヘリ会員にそれぞれ専用の発信機を貸与し、会員は必ず発信機を身に着けて登山を行います。遭難事故発生時には、登山計画書にある山域をめがけてヘリを飛ばす準備を進めます。ヘリ・ドローンに受信機を搭載し、会員が身に着ける発信機と「直接通信」することで、スマートフォンが通信圏外の山域地帯でも迅速な捜索が可能となります。こうした「命を守る」ことへの高い性能が登山家に強く支持され、会員数は17万人を超えるまでに達しています。

代表取締役　久我 一総の略歴

1978年、福岡県福岡市生まれ。西南学院大学文学部外国語学科英語専攻卒業。2002年パナソニックシステムネットワークスに入社し、SCM部門の責任者としてイギリスの子会社へ出向。10年後に帰国し、商品企画部門へ異動。2011年にAUTHENTIC JAPANを立ち上げ、退職。現在に至る。