【東京都町田市】「コロナ禍における避難施設運営動画」を作成

～町田市と町内会・自治会が連携して災害対策～

町田市と町田市町内会・自治会連合会（会長：安達廣美氏、以下、「市連」という。）は、「避難施設感染防止対策マニュアル」をもとに、避難施設での感染防止対策を広く周知する避難所施設運営動画を作成しました。
新型コロナ感染拡大に伴い、町田市では2020年8月に「避難施設感染防止対策マニュアル」を作成しました。感染症対策物資を格納した避難施設開設キットの活用、体調不良者等と一般避難者を振り分けるための事前受付の設置、一人あたりの収容スペースの拡大など、避難施設での感染防止対策を講じています。
コロナ禍で実際に避難訓練を実施することが難しいなか、動画を視聴することで、避難施設での感染症対策がどうなっているのかを知ることができる内容になっています。今後は、自主防災組織に周知して地域での開設訓練等や、町田市職員の避難施設運営を充実させるために活用していきます。
避難施設における感染症対策の動画の作成について、地域が主体となり取り組んでいる自治体は、都内では町田市のみとなります。

動画の一場面（避難施設運営のポイント）

動画の一場面（避難施設開設の様子）

■ 内容
・避難施設における感染防止対策（約8分）
・避難施設機材の操作方法（応急給水栓・バルーン投光器・マンホールトイレ 約3分ずつ）

※動画は下記URLからご覧いただけます。
▼町田市町内会・自治会連合会ホームページ
https://machida-shiren.com/rengokai/955/
▼町田市避難施設感染防止対策マニュアルを作成しました（町田市ホームページ）
https://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/bouhan/bousai/infect-prevention-manual.html

＜町田市町内会・自治会連合会とは＞
町内会・自治会の振興発展と会員相互の親睦を図り、町田市の発展と市民の福利増進を図ることを目的として、設置された連合組織です。町田市内を10地区に分けた地区連合会での活動を通じて、町内会・自治会の基盤強化に努めています。現在、町田市内にある223の町内会・自治会が加盟しています。
避難施設を開設する時は、町田市、施設管理者、地域住民が協力して行い、地域住民が中心となって運営をしていきます。そのため、町田市と町内会・自治会は平時から連携しながら避難施設開設訓練等の取り組みを行っています。
▼町田市町内会・自治会連合会（町田市ホームページ）
https://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/community/cyonaikai/cyonaikai08.html