人々の家族形成への忌避感の根本にあるものとは? 日本女子大学現代女性キャリア研究所が 12/14 にシンポジウムを開催
「非婚・少子社会への視座―若者の意識・家族政策の変化と少子化の現状―」
日本女子大学(東京都文京区、学長:篠原聡子)の附属機関である現代女性キャリア研究所 (所長:永井暁子)は、12月14日(土)にシンポジウム「非婚・少子社会への視座―若者の意識・家族政策の変化と少子化の現状―」を対面とオンラインで開催いたします。
本シンポジウムは、非婚化・少子化が進む日本社会において、非婚化が進む背景に何があるのかを政策と意識の両面から見ていこうとするものです。国や自治体においてこれまでにさまざまな施策が実施され、現在は自治体がマッチングアプリを運営している時代です。これまでの少子化対策の流れを振り返り、他の東アジアの国ほど日本では出生率が低下していない理由から日本の将来の展望を見出すとともに、人々の家族形成への忌避感の根本にあるものに迫っていきます。
■プログラム
①開会の挨拶
②趣旨説明(現代女性キャリア研究所所長 永井暁子教授)
③第一部 講演
・日韓における少子化の現状と対策の比較:なぜ日本の出生率は韓国を上回っているのか
講師:ニッセイ基礎研究所上席研究員 金明中氏
・児童福祉政策における「親責任」「家庭」の強調とその影響
講師:日本女子大学人間社会学部 林浩康教授
・若者の結婚観・恋愛観の変容:「愛情」と「合理性」との狭間で
講師:武蔵大学社会学部 千田有紀教授
④第二部 全体討論
⑤閉会の挨拶
■参加費
参加費:無料
■日時・会場
日時:2024年12月14日(土)10:30~13:05(10:00受付開始)
第一部 講演 10:50~12:20
第二部 全体討論 12:30~13:00
会場:日本女子大学 目白キャンパス 新泉山館1階大会議室(東京都文京区目白台 1-19-10)
■申し込み方法
参加をご希望される方は以下URLよりお申し込みください。
https://forms.office.com/r/iN5qm35aP7
※申し込み期限:12月9日(月)23:59
※申し込み時に対面とオンラインを選択可能
■現代女性キャリア研究所について
現代女性キャリア研究所は、日本女子大学における女性教育の伝統と理念のもとに、現代の女性とキャリアを取り巻く諸問題を調査研究し、その成果を広く発信して、女性がその能力を発揮できるよう社会に貢献することを目指しています。詳しくは、https://riwac.jp/ をご覧ください。
日本女子大学は、日本初の組織的な女子高等教育機関として創立し、2021年に120周年を迎えました。私立女子大学唯一の理学部を有し、文理融合の教育環境をもつ女子総合大学です。「私が動く、世界がひらく。」のタグラインのもと、自ら学び、自ら行動し、新しい価値を創造できる人材を育てています。今年度は「建築デザイン学部」を開設し、2025年度には「食科学部」を開設します。さらに2026年度に文学部2学科の名称変更を予定し、2027年度には「経済学部(仮称)」の開設(構想中)と、継続して大学改革を進めていきます。詳しくは、https://www.jwu.ac.jpをご覧ください。
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