グローブライド（DAIWA）と日清紡ホールディングス「JM-Safety」　　　　　　　落水検知ユニット付きフローティングベストを発表

～釣り人の安全への取り組みを共同で実施～

グローブライド株式会社

2024年1月11日 11時00分

海上の安全支援サービス「JM-Safety」（ジェイマリン・セーフティ）を提供する日清紡ホールディングス株式会社（東京都中央区、代表取締役社長・村上雅洋／以下日清紡ホールディングス）と釣具ブランド「DAIWA」を展開するグローブライド株式会社（東京都東久留米市、代表取締役社長・鈴木一成／以下グローブライド）は、釣り人への安全・安心の提供に向けた取り組みを実行するため、両社の技術を活かした落水検知ユニット付きフローティングベスト『ダイワフローティングアラートベスト』を発表いたします。

JM-Safetyの落水検知ユニットによる「自動SOS発信」と、DAIWAが長年培ってきたフローティングベストの「安心の浮力」の相乗効果により、釣りなどウォーターレジャースポーツを楽しむ際の安全・安心に貢献いたし

ます。

【共同プロジェクトの経緯】

日清紡ホールディングスとグローブライドは、近年の大きな海難事故が発生していることを契機として、昨年春より釣り人をはじめとしたウォーターレジャースポーツを楽しむ人の安全・安心を支援する取り組みを検討してまいりました。

落水による海難事故を最小限に抑えるためには、フローティングベストの着用が有効です。しかし、海上における事故は、発生の認知および捜索までの位置特定が非常に難しいため、救助までに時間がかかることから、死亡・行方不明を防ぐためには事故が発生してからの早期通報・発見が重要となります。

海の事故への課題解決に向けて、まずは二社共同で釣り人の安全をけん引する取り組みを検討した結果、落水事故による被害をより低減する製品として、釣具ブランド「DAIWA」が提供するフローティングベストと、落水を自動で検知・通報する機能を持つ「JM-Safety」を組み合わせて生まれたのが『ダイワフローティングアラートベスト』です。安定した浮力を持つフローティングベストに落水事故を自動検知・通報し、早期発見を支援する「JM-Safety」の落水検知ユニットを組合せることで被害を最小限にし、より安全に釣りを楽しんでいただけるようになります。

『フローティングアラートベスト』の特徴　

《止水ファスナー付きのポケット》

　雨や波を被ってもスマートフォンが水没しにくい設計で止水ファスナー付きの

　ポケット※1がベストに取り付けられています。

　海中への飛び込み試験を実施のうえ、落水後にスマートフォンから電波が通じ

　やすい位置にこだわって設計されています。

《落水検知ユニット用ポケット》

　落水時に海水を検知しやすく、雨や波を被っても誤検知しにくい、メッシュ素

　材で設計。ポケットの内部にストラップがついており、落水検知ユニット付属

　のキーリングと連結させることで落水時の紛失を防ぐことが出来ます。

『落水検知ユニット』の落水検知機能について

落水検知機能は、落水検知ユニットを身に着けたユーザーが海中転落したことを自動検知し、Bluetoothで接続したスマートフォンアプリ(無料)を通じて落水情報※2を対象ユーザー※3へ瞬時に通知します。2021年4月から「JM-Safety」のサービスを開始して以来、アプリは累計で約45,000インストールに到達し、海の安全・安心の　輪が広がっています。

　なお、落水検知ユニットは、『ダイワフローティングアラートベスト』の内ポケットに入れて使用いたします。