一回り大きい14型液晶画面と「セルフ交換バッテリー」機構を採用したプレミアムモバイルノートPC「dynabook X74」を商品化

~ダウンタイムの最小化とパフォーマンスの最大化を狙い14.0型モバイルPCラインアップ拡充~

Dynabook株式会社

 法人のモバイルノートPC市場では、オフィス、家庭、シェアスペースなど、様々な場所やシチュエーションにおいて、同じ生産性で仕事ができるハイブリッドワークが普及し、いつでもどこでもビジネスに適したモバイル環境が実現できる、高い先進性と実用性とを兼ね備えたモバイルPCへのニーズが高まっています。そこで当社は、本体の薄型・軽量化だけでなく、多くのモバイルノートPCで採用されている13.3型画面よりも一回り画面が大きくて見やすい、14型液晶画面を搭載し、さらにユーザー自身でバッテリー交換ができる「セルフ交換バッテリー」機構も採用した新商品を投入することでモバイルノートPCのラインアップを強化します。

 ビジネスパーソンにとって、「PCを使えない時間=ビジネスにおけるダウンタイム」削減が大きな課題であり、なかでもPCの故障・修理により発生したダウンタイムによる損失は計り知れません。

 当社は、バッテリー交換にかかる日数が抑えられる「セルフ交換バッテリー」機構を独自に開発し、「dynabook X83(CHANGER)」に搭載することでこの課題を解決しました。PC利用者ご自身がバッテリー交換※注1をすることで、PCそのものを修理に出す手間や時間がかからず、ダウンタイムを大幅に削減し多くのお客様にご好評いただいております。

 このたび、これらの商品コンセプトを継承し、「セルフ交換バッテリー」機構を採用したプレミアムモバイルノートPCとして新たに14型液晶を搭載した「dynabook X74(CHANGER)」を商品化し、本日より受注を開始します。

 当社はこれからも、速さ、堅牢性、ユーザビリティなど、お客様のビジネスを止めず、高いビジネスパフォーマンスを発揮する高性能モバイルノートPCを開発し、お客様へ提供してまいります。

■新商品の主な特長

1)14.0型(16:10)ノングレアWUXGAディスプレイ

 

 軽量・薄型のモバイルノートPCながら狭額縁を採用した14.0型(16:10)WUXGA液晶を搭載し、縦に広い画面比率で表計算ソフトやWeb閲覧などの一覧性を高めます。

2)簡単に、安心して交換できる「セルフ交換バッテリー」

 バッテリーが劣化・消耗した際に、お客様ご自身で簡単に新しいバッテリー※注1に交換できます。ご家庭にある汎用的なドライバーで外せるネジを採用したバッテリーカバーを取り外すことで、バッテリーに簡単にアクセスできます。バッテリーはカバーとPC本体とをネジ止めすることでしっかりと装着できます。落下などの衝撃でもバッテリーが外れにくく、破損やトラブルの発生を低減する構造を実現しました。あわせて、バッテリー自体も、強度や絶縁性に優れた素材で保護。さらに交換作業時も基板に触れることなく簡単に、安心してバッテリー交換ができる配慮をしています。

 3)CPUのハイパワー注2を安定して持続させる「エンパワーテクノロジー」と冷却・放熱技術

 ハイブリッド・アーキテクチャにより、ハイパフォーマンスと省電力性を両立した第13世代インテル® Core™ プロセッサーを搭載。筐体背面に横断するように配置されたラバーフットにより、排気と吸気が混ざらないようにする冷却技術や、筐体設計技術、高速化処理技術を駆使した当社独自の「エンパワーテクノロジー」を適用することで、CPUのハイパワー※注2を持続させ、実力を最大限に引き出します。

  

4)薄さ約19.9mm、軽さ約1.1kg(目標値)注3の薄型・軽量・堅牢ボディ

 着脱式のバッテリーの機構を搭載しながらも、当社が長年培った高密度実装技術を結集し、通常のモバイルノートPCと同等の薄さ約19.9mm、軽さ約1.1kg(目標値)※注3の薄型・軽量ボディを実現。さらに、設計段階から行われている徹底したシミュレーションと厳しい製品テストに加え、過酷なテストとして知られるアメリカ国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810H)に準拠した10 項目のテストの実施を予定※注4しており、薄型・軽量のモバイルノートPCでありながら、安心して持ち歩くことができ、ずっと使い続けられる堅牢性※注5を追求しています。

  

5)バッテリーの長寿命化と、長時間バッテリー駆動

  

 長期間の使用によるバッテリーセルの膨張を抑制する技術や、ACアダプタを使用し続けた場合などバッテリーの劣化につながるリスクを軽減するため、自動的に充電容量をコントロールする4つの「バッテリー充電モード」を備え、PCの使用状況にあった充電モードを選択することでバッテリー寿命の長期化を実現。さらに日々の使用においても、安心して使える長時間バッテリー駆動

約8時間(動画再生時/目標値)/約15時間(アイドル時/目標値)※注6を目指しています。また、30分の充電でバッテリー駆動時間の約40%を充電できる急速充電機能「お急ぎ30分チャージ」※注7を備えモビリティ性能を高めています。

  

6)AIアシスタント「Copilot」をすぐに呼び出せる注8Copilotキーの搭載

  

 Copilotキーを押すと、AIアシスタント「Copilot」が呼び出せます※注8。日常的な質問の回答や、文章作成、翻訳、画像生成などを気軽に頼むことができます。

  

7)Thunderbolt™ 4(USB4™ Type-C)コネクタ※注9×2を含む充実の拡張性

  

 USB3.2(Gen1)Type-Aコネクタ※注9×2、Thunderbolt™ 4(USB4™ Type-C)コネクタ※注10×2を搭載。標準タイプのLANコネクタやHDMI®出力端子など必要なインターフェースを本体に備え、充分な拡張性を確保。

  

8)入力や操作のしやすさなど快適な使い心地を追求

 

 

 キーボードは、しっかりした打鍵感を感じられる2mmのキーストローク、Windows 11のジェスチャ操作にも適した広くて使いやすいタッチパッドは、独立したボタンも装備。

9)安心のセキュリティ。サイバー攻撃からPCを保護する「NIST SP 800-147/155/193」準拠

 

 セキュリティ面ではBIOSレベルのセキュリティ対策で、さまざまな脅威から大切なPCを守ります。またウイルス対策ソフトではカバーできないOS起動前への攻撃もガードするなど強力なセキュリティ機能を実現する「Secured-core PC」対応モデル※注11もご用意しています。

 

10)環境調和に配慮した製品づくり

 

 電子機器製品が環境に対して配慮された商品であることを示す「EPEAT」の評価の取得を目指して設計しており、製品ライフサイクル全体を通して環境に配慮したPCを推進しています。

 

■新商品「dynabook X74(CHANGER)」の主な仕様

 

第13世代インテル®CPU 選択可能。

Windows 11 Pro搭載モデル

軽さ約1.1kg(目標値)※注3

なお、質量が1kg未満の軽量モデルの商品化も予定しています。

高速LPDDR5Xメモリ。約8.0時間(動作再生時/目標値)/約15.0時間(アイドル時/目標値)※注6のバッテリー駆動、お急ぎ30分チャージ※注7に対応。

「Wi-Fi 6E※注12」対応

Thunderbolt™ 4(USB4™ Type-C)コネクタ※注9×2、USB3.2(Gen1)Type-Aコネクタ※注10×2。

カスタムメイドサービスで、以下を選択可能。

・ディスプレイ(WUXGA液晶/タッチパネル付きWUXGA液晶)

・メモリ容量(32GB/16GB)

・SSD容量※注13(1TB/512GB/256GB)

・シャッター付きWebカメラ(約92万画素/約200万画素※注14)

・ワイヤレスWAN (LTE(4G)/5G対応)の有無※注15

・電源ボタン一体型の指紋センサー※注16の有無

・顔認証センサー※注17の有無

・「Microsoft Office Home & Business 2024」の有無

詳細は、下記商品紹介ページをご覧ください。

https://dynabook.com/business-mobile-notebook-x-series/x74ly-nov-2024-14-0-inch.html

※注1:オプション(別売)の「セルフ交換バッテリー(L)」(型番:PS0169NA1BRS)が必要です。

※注2:本製品に使われているプロセッサー(CPU)の処理能力は、お客様の本製品の使用状況により異なります。

※注3:ワイヤレスWAN非搭載モデルの場合。質量は平均値。製品により質量が異なる場合があります。

※注4:MIL規格に基づいて、一部当社が設定した試験条件に従い10項目のテスト(落下、粉塵、高度、高温、低温、温度変化、振動、衝撃、太陽光照射、湿度)を実施予定。 

※注5:無破損、無故障を保証するものではありません。

※注6:ワイヤレスWAN非搭載モデルの場合。一般社団法人電子情報技術産業協会の「JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver.3.0)」

  (https://home.jeita.or.jp/pc_tablet/guideline/battery3.html) に基づいて測定。 

※注7:PCが電源OFFまたはスリープ時にバッテリー残量が0%の状態から充電した場合の数値。バッテリーは消耗品であり、バッテリー充電時間に対するバッテリー駆動時間は、バッテリーの経年劣化によって変化します。

※注8:Copilotのアイコンが表示されているデバイスで利用可能なCopilotキー の機能は市場によって異なります。

詳細は

https://support.microsoft.com/en-gb/windows/keyboard-shortcuts-in-windows-dcc61a57-8ff0-cffe-9796-cb9706c75eec#WindowsVersion=Windows_11

をご参照ください。 

※注9:USB1.1/2.0/3.0/3.1(Gen1)/3.2(Gen1)対応。USB周辺機器すべての動作を保証するものではありません。

※注10:Thunderbolt™ 4(USB4™Type-C)規格に対応しています。対応機器すべての動作を保証するものではありません。

※注11:vPro® 搭載モデルのみ対応しています。

※注12:市販のWi-Fi 6E対応周辺機器が必要です。

※注13:出荷時、デバイスの暗号化が有効になっています。1GBを10億バイトで算出しています。すべての領域はNTFSで設定されています。Cドライブ以外の容量は、リカバリー領域として使用しています。

※注14:約200万画素のWebカメラを選択した場合、顔認証センサー搭載となります。

※注15:LTE(4G)/5G対応ワイヤレスWANモデルは、2025年5月発売予定です。

※注16:本機能を使用するには、あらかじめ設定が必要です。指紋認証機能は、データやハードウェアの完全な保護を保証しておりません。本機能を利用したことによる、いかなる障害、損害に関して、いっさいの責任は負いかねますので、ご了承ください。

※注17:顔認証機能は、データやハードウェアの完全な保護を保証しておりません。本機能を利用したことによる、いかなる障害、損害に関して、いっさいの責任は負いかねますので、ご了承ください。顔認証をするときは、顔認証センサーの正面に顔を向けてください。顔認証センサーに保護シートが貼ってある場合には、顔認証機能を使用する前に必ず保護シートをはがしてください。顔認証機能は室内での使用をお勧めします。屋外では太陽光の影響により顔認証の登録や顔認証によるWindowsのサインインなどに失敗することがあります。

※画面はハメコミ合成です。 

※本資料に使われている写真や画面は、実際の製品と異なる場合があります。

●Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

●Intel、インテル、インテルCore、Intel ロゴ、Thunderbolt、vProは、アメリカ合衆国および / またはその他の国における Intel Corporation また

はその子会社の商標です。

●USB4™は、USB Implementers Forumの商標です。

●HDMI、HDMI High-Definition Multimedia Interface、HDMIのトレードドレスおよび HDMIのロゴは、 HDMI Licensing Administrator, Inc.の商標または登録商標です。

●Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

その他の本稿に記載されている社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。

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会社概要

Dynabook株式会社

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URL
https://dynabook.com/index.html
業種
製造業
本社所在地
東京都江東区豊洲5-6-15 NBF豊洲ガーデンフロント8F
電話番号
03-5144-3000
代表者名
覚道 清文
上場
未上場
資本金
171億6000万円
設立
1954年09月