【世界初】ファームウェアレスIoTで建物制御の国際規格に接続。obniz NowがKNXnet/IP・DALI・BACnetに1台で対応 - 建物全体のクラウド自動化・24時間監視を実現

照明・空調・シャッター・換気からエレベーター・サービスロボットまで。マイコン1台で建物設備とクラウドを直結

オブナイズ

2026年7月27日 - IoTプラットフォームを開発・運営する株式会社obniz(本社:東京都豊島区、代表取締役:佐藤雄紀/以下、obniz)は、IoTサービス「obniz Now」において、ビルオートメーションの国際標準規格であるKNXnet/IP・DALI・BACnet(BACnet/IP)への対応を正式に開始したことをお知らせします。

特許取得済み(特許第6439954号)のファームウェアレス・アーキテクチャにより、1台のマイコンデバイスで建物制御規格への同時接続を実現したのは世界初です(※自社調べ・2026年7月時点)。obnizOSを搭載したマイコンデバイス「Intelligent Edge Kilo」を設置するだけで、照明・空調・シャッター・換気装置などの建物設備をobnizクラウドと直結。サービスロボット・警報システム・エレベーターなど他システムとも連携した、後付けによる建物全体の全自動化・24時間監視が実現できます。

■ 背景 - 建物設備の「クラウド分断」という課題

オフィスビルや商業施設、工場の設備は、KNX・DALI・BACnetといった業界標準プロトコルで高度に制御されている一方、対応には高価なコンピューターが必要で、制御の構築・更新やインターネット接続には大規模な個別システム開発が必要でした。

近年、サービスロボットの導入、省エネ規制への対応、施設管理の人手不足を背景に、「照明・空調・エレベーター・警報を横断してクラウドから統合管理したい」というニーズが急速に高まっています。

obniz Nowは今回の対応により、建物設備とクラウドの間にあった壁を取り払い、設備を選ばない統合IoT基盤へと進化します。

■ 対応の概要

1. KNXnet/IP・DALI対応 - 照明・センサーとの相互通信

欧州を中心に世界中のビルで採用されるKNX、および照明制御の国際標準であるDALIに対応。照明機器や各種センサーとの相互通信(読み取り・制御の双方向)が可能です。人感センサーと連動した照明制御、照度・温湿度データのクラウド収集などを、個別のシステム開発なしに実現できます。

※図は対応プロトコルの一覧を示しています。1台のIntelligent Edge Kiloで複数プロトコルへの同時接続が可能です。

2. BACnet/IP対応 - 空調・シャッター・換気装置などの統合

ビル管理システムのデファクトスタンダードであるBACnet(BACnet/IP)に対応し、空調をはじめ、シャッター制御や換気装置など複数の設備機器をobnizクラウドから監視・制御できます。

3. クラウド連携による設備横断の自動化

obnizクラウドを介して、サービスロボット・警報システム・エレベーターといった他の設備・サービスとの連携が可能です。「ロボットの移動に合わせて照明・エレベーターを自動制御」「警報発報時に館内設備を一斉制御」といった、従来は大規模なシステムインテグレーションが必要だった建物横断のシナリオを構築できます。

以下のデモンストレーションではobniz NowをiPadから開くことによりインターネット経由によるKNX/DALIへのアクセスを行っています。

4. オフライン動作モードを標準搭載

ネットワーク障害時にも建物側で動作を継続できるオフライン動作モードを標準搭載。オフライン中は遠隔制御こそできないものの、挙動の記録と、あらかじめ規定されたロジックの継続実行(「Xが起きたらYを動かす」など)が可能です。クラウド連携の柔軟性と、建物設備に求められる高い可用性を両立します。

5. obnizOS 7の技術 - 止めずに更新できる建物IoT

本対応は最新のobnizOS 7を基盤としています。Luaプラグイン技術によるリアルタイムなデータ圧縮で限られた回線でも大量の設備データを安定してクラウド連携できるほか、再起動不要の遠隔ソフトウェア書き換えにより、設備の動作を停止させることなく挙動を更新できます。24時間止められない建物運用に適した特性です。

6. 既存対応機器との組み合わせで複雑なシステム構築が可能に

obnizがすでに対応しているセンサーや機器類(PLCなど)とも組み合わせられるため、「生産設備(PLC)+建物設備(KNX/BACnet)+環境センサー」を一つのクラウドで統合するといった、複雑なシステムの構築が可能になります。

■ 想定ユースケース

商業施設・オフィスビル: 照明・空調・人感センサーの統合による省エネ運用と24時間遠隔監視

工場・倉庫: PLC連携による生産設備の監視と、建物設備(照明・空調・シャッター・換気)の統合制御

サービスロボット導入施設: ロボットとエレベーター・照明・自動ドアの連携による完全自動運用

防災・セキュリティ: 警報システムと建物設備の連動による異常時の自動対応

■ 導入支援プログラムを開始

建物設備のクラウド統合は、設備構成や運用要件が施設ごとに大きく異なります。obnizでは正式提供の開始にあわせ、設計・検証段階から技術支援を行う導入支援プログラムを開始します。既存設備の調査、接続検証(PoC)、制御ロジックの設計までobnizのソリューションアーキテクトが伴走し、本格導入までを支援します。

現在、複数の施設で導入に向けた協議が進行しています。商業施設・オフィスビル・工場・ロボット導入施設など、建物設備のクラウド統合をご検討中の企業様はお気軽にご相談ください。

▼ お問い合わせ
https://iot.obniz.com/ja/contact-sales/

■ 提供形態・価格

対象プラン: 最小プランからご利用いただけます(本対応による追加費用はありません)。データ保存期間やサポート範囲はプランにより異なります。

価格: 構成に応じたお見積もりとなります。

必要機器: obnizOS搭載デバイス「Intelligent Edge Kilo」

提供方法: 建物や設備の構成、活用したい内容はお客様ごとに異なるため、一般販売ではなく、ヒアリングに基づく個別提供となります。

■ obniz Nowについて

obniz Now は、obnizのIoTプラットフォームを活用した現実世界を理解し制御するためのクラウドサービスです。設置された全てのエッジ端末(Intelligent Edge®︎等)とリアルタイムに連携することで端末の周辺にあるセンサーや装置を自動で認識しデータの識別や保存、複数機器を連携させた自動制御、AIを活用したユーザーインターフェイスを可能とします。端末のソフトウェア更新や再起動も必要なく、AIをはじめとするソフトウェアが直接現実へアクセスできる唯一のプラットフォームです。建物・インフラといった屋外環境から小型のスマート製品開発など幅広い用途でご利用いただいております。

▶ サービスサイト:https://iot.obniz.com/ja/obniz_now/

■ 株式会社obnizについて

株式会社obnizは、スマートデバイスを中心としたIoTソリューションの開発・販売を行っています。obnizのスマートデバイスはすべてにOSが搭載されており、スマートフォンのようにアプリを入れるだけで簡単に使うことができます。これまでに販売したデバイスは4万台以上。日本国内を中心に、300社以上の法人・個人のお客様にご利用いただいております。

【会社概要】

会社名:株式会社obniz

所在地:東京都豊島区池袋2-36-1

代表者:代表取締役CEO 佐藤雄紀

設立年:2014年11月

URL:https://iot.obniz.com/

■ 本件に関するお問い合わせ

株式会社obniz 広報担当

E-mail: pr@obniz.com

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会社概要

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URL
https://obniz.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都豊島区池袋2-36-1 INFINITY IKEBUKURO 6F C-64
電話番号
03-6897-9437
代表者名
佐藤 雄紀
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2014年11月