Ragate株式会社、「つくって終わるSaaS」からの脱却。レガシーな顧客データ管理システムをモ ダナイズし、約1,000万件の法人データを事業基盤へ
株式会社シーオンの既存ロジックと営業ノウハウを継承。企業検索からリスト取得、FAXDM配信まで顧客が自ら完結できる「MIDAS」を構築し、内製で価値を更新し続けられるクラウド基盤を実現
Ragate(ラーゲイト)株式会社は、株式会社シーオン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:久野 真博、以下「シーオン様」)が保有するレガシーな顧客データ管理システムをモダナイズし、クラウド型法人営業支援サービス「MIDAS(ミダス)」へ刷新した支援実績を公開しました。
本プロジェクトでは、従来、社内スタッフが操作していた顧客データ管理システムと、手作業や紙を介していた業務を、顧客が企業検索からリスト取得、FAXDM配信まで自ら完結できるサービスへ転換しました。
既存システムに蓄積されていた複雑なビジネスロジックや営業ノウハウを継承しながら、約1,000万件の法人データを効率的に処理・検索できるクラウド基盤を構築。単にSaaSを開発して完成とするのではなく、シーオンが自社主導でサービス価値を継続的に更新していくための内製化の土台を整えています。

■ 1. 背景:なぜ「SaaS化すること」だけでは不十分だったのか
シーオン様は、全国約1,000万件の法人情報データベースとマーケティングノウハウを強みに、企業の新規顧客開拓を支援しています。
従来は、社内スタッフが顧客から希望条件を受け取り、既存の顧客データ管理システムを操作して法人データを抽出していました。その後も、手作業や紙ベースの工程を挟みながら、企業リストなどを顧客へ提供する運用が中心でした。
一方、顧客の営業現場には、「新規顧客を開拓したいが、どの企業へアプローチすべきか分からない」「営業リストの作成やアプローチ準備に時間がかかる」といった課題がありました。
そこでシーオン様は、社内スタッフが処理を代行する従来型の業務から、顧客自身が必要な条件を指定し、ターゲット企業の検索、リスト取得、FAXDM配信までを一元的に行えるサービスへの転換を決断しました。
しかし、目指したのは、既存システムをそのままクラウドへ移行することではありません。
長年蓄積してきた法人データ、営業ノウハウ、複雑なビジネスロジックを自社固有の競争力として再設計し、顧客へ直接提供できる事業基盤に変えることが、本プロジェクトの目的でした。
■ 2. 支援のハイライト
レガシーな社内システムを、顧客が自走できるSaaSへ刷新
ラーゲイトは、シーオン様が社内で運用していた顧客データ管理システムを、クラウド型法人営業支援サービス「MIDAS」へモダナイズしました。
MIDASでは、顧客が画面上で業種、地域、企業規模などの条件を指定し、企業リストを検索・取得できます。さらに、取得したリストを利用して、そのままFAXDMを一括配信することも可能です。
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社内スタッフが代行していた企業検索・データ提供業務をサービス化
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企業検索、リスト取得、FAXDM配信までを一つのサービスへ統合
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顧客自身が必要なタイミングで営業活動を開始できる仕組みへ刷新
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紙ベースの運用や人の手を介していた業務をシステム化
単なるシステムの置き換えではなく、シーオン様が保有していたデータと業務ノウハウそのものを、顧客への提供価値へ転換しました。
約1,000万件の法人データを支える、安定性・拡張性の高いクラウド基盤
MIDASの構築にあたっては、企業検索、リスト抽出、FAXDM配信予約などの多岐にわたる機能を一つのサービスへ統合し、大量の法人データを扱う環境でも安定したレスポンス性能を維持することが求められました。
さらに、既存の顧客データ管理システムには、シーオン様独自の営業ノウハウや複雑な処理ロジックが組み込まれていました。
ラーゲイトは、既存ソースコードを一律に廃棄するのではなく、シーオンの事業を支える重要な資産として解析。複雑なビジネスロジックを読み解き、クラウドサービスに適した構成へ最適化した上で、新しいシステムへ継承しました。
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約1,000万件の法人データを効率的にインデックス化・検索
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大量データ下でも安定した検索性能を維持できる構成を設計
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利用企業数、データ量、処理件数の増加を見据えた拡張性を確保
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既存のソースコードとビジネスロジックを解析・最適化して継承
久野様は、ラーゲイトの提案について次のように語っています。
「単に提示した仕様を形にするだけでなく、将来的な利用規模やデータ量の増加まで考慮した設計・提案をしていただけたことが、Ragateさんに依頼してよかったと感じる点ですね。」
約1,000万件の法人データを扱う検索環境を整備し、企業検索からリスト生成、FAXDM配信までがスムーズに連携するサービス基盤を実現しました。
完成して終わるSaaSから、内製で育て続ける事業基盤へ
本プロジェクトにおけるラーゲイトの役割は、システムを構築して引き渡すことだけではありません。
シーオン様が自社内で技術的な判断を行い、事業環境や顧客ニーズの変化に合わせてサービスを継続的に改善できる状態を見据え、専門的な提案やアドバイスを行いました。
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完成時点の仕様にサービスを固定しないシステム構成
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将来の機能追加やデータ増加に対応しやすい基盤設計
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技術的な判断を支援する継続的な提案・アドバイス
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自社主導でサービスを運営・改善するための内製化支援
久野様は、プロジェクトにおけるラーゲイトの支援について次のように評価しています。
「当社側だけでは判断が難しい技術的な部分について、ラーゲイトさんに専門的な見地から提案やアドバイスをいただき、非常に助かりました。開発の過程で発生したさまざまな課題にも、コミュニケーションを取りながら柔軟にご対応いただけたため、安心してプロジェクトを進められました。」
SaaS化を完成地点にするのではなく、自社のデータとノウハウを生かし、内製で価値を更新し続けられる事業基盤を整えました。
■ 3. 成果とラーゲイトの考察・今後の展望
本プロジェクトが示したのは、SaaSという提供形態そのものが不要になるということではありません。
ラーゲイトが提示するのは、「SaaSをつくること」や「クラウドへ移行すること」をゴールにする考え方からの脱却です。
汎用的な機能をクラウド上に構築しただけでは、企業固有の競争力にはつながりません。重要なのは、自社に蓄積されたデータ、業務ノウハウ、顧客接点、ビジネスロジックをサービスの中核へ組み込み、変化に合わせて価値を更新し続けられる状態をつくることです。
シーオン様は今後、MIDASのデータベースや検索機能をさらに拡充するとともに、AIなどの新しい技術も積極的に取り入れる方針です。
「今後、データベースや検索機能の拡充はもちろん、AIなどの新しい技術も積極的に取り入れていきたいと考えています。企業ごとに『どの企業にアプローチすべきか』をより高精度に提案できる仕組みを構築し、新規顧客との新しい出会いを増やして企業の成長に貢献していきたいですね。」(久野様)
「導入して終わるSaaS」から、「自ら育てる事業基盤」へ
ラーゲイトは今後も、クラウドネイティブ開発、レガシーモダナイズ、データ活用、内製化支援を通じて、シーオン様によるMIDASの継続的な価値向上と事業成長に伴走してまいります。
企業情報
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会社名 |
Ragaet(ラーゲイト)株式会社 |
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コーポレートサイト |
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代表取締役 |
益子 竜与志 |
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設立 |
2017年5月25日 |
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電話番号 |
050‐5527‐2670 |
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資本金 |
33,000,000円 |
事業概要
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