ペイTV業界の著作権侵害防止に貢献

STマイクロエレクトロニクス

世界初のCryptoFirewall(TM)セキュリティ機能内蔵の
セット・トップ・ボックス用システム・オン・チップが、
情報の盗難防止、製品開発コストの低減および開発期間の短縮を実現
セット・トップ・ボックス(STB)用ICの世界的リーダーであるSTマイクロ
エレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、世界で初めて先進的な
CryptoFirewall(TM)セキュリティ機能を搭載したSTB用システム・オン・チップ
(SoC)のサンプル出荷を開始しました。同製品は、ペイTV放送信号のハッキング
防止や、STBの開発期間の短縮ならびにコスト低減に貢献します。

米国のNCTA(全米有線テレビ事業者連盟)やCASBAA (アジア・ケーブル&サテライ
ト放送協会)などの業界団体によると、ペイTVにおける著作権侵害(信号の違法
な暗号復号化による視聴や再配信)による損失は、全世界で年間数十億ドルに
およびます。このような損失が、市場開拓を制限し、実質的に正規加入者の料金負
担を増加させます。通常、ハッカーは、ICカードを使用して加入者の認証を行う
STBの限定受信のメカニズムに干渉します。主にカードのコピーや、PCを使用した
カードのエミュレーションといった攻撃方法が幅広く使用されています。

Cryptography Research, Inc.社が開発し、STのSTB用SoCに内蔵されている
CryptoFirewallセキュリティ・コアは、既存のセキュリティ・アーキテクチャ
の脆弱性を克服するため、STBの限定受信方式と協調動作する専用の耐タンパー
性 / 耐エミュレーション性ハードウェアを備えています。特にペイTV業界の要求
をサポートするCryptoFirewallは、既に7500万台以上の製品に搭載され、完璧な
安全性を実証しています。また、衛星放送、ケーブルTVおよび新しいインター
ネット・ベースのペイTVサービスに適しており、ペイ・パー・ビュー(Pay Per
View)型およびサブスクリプション型のビジネス・モデルと互換性があります。

STのSTi7108は、CryptoFirewallを内蔵した世界初のSTB用SoCです。このテクノロ
ジーがSTB用SoCに内蔵されたことで、ハードウェアの安全性に向けた要求をサポー
トする機器メーカーおよびコンディショナル・アクセス(CAS)ベンダは、安全性
の向上だけでなく、製品開発期間の短縮および開発コストの低減を実現できます。

また、本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
http://www.st-japan.co.jp/data/press/t2459h.html

STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術力
と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、
戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチメディア
・コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を許さない
リーダーとなることを目指しています。2009年の売上は85.1億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com

◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
Consumerセグメント
TEL:03-5783-8340 FAX:03-5783-8216

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会社概要

STマイクロエレクトロニクス

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URL
http://www.st.com/jp
業種
製造業
本社所在地
東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟
電話番号
03-5783-8220
代表者名
マルコ・カッシス
上場
未上場
資本金
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設立
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