mibotを活用した『通勤向けサービス』の事業化及び法人・自治体向け展開に関する資本業務提携

みずほリース株式会社

2025年8月29日 10時00分

みずほリース株式会社（代表取締役社長：中村昭、以下「みずほリース」）は、KGモーターズ株式会社（本社：広島県東広島市、代表取締役CEO：楠一成、以下「KGモーターズ」）と超小型EV「mibot（ミボット）」を活用した『通勤向けサービス』の事業化、及び法人・自治体市場に向けたモビリティソリューションの共同展開を目的に、資本業務提携を締結しました。みずほリースはコーポレートベンチャーキャピタルファンド「未来創造投資事業有限責任組合」を通じてKGモーターズへ出資し、両社は都市部・地方を問わず、多様な移動課題の解決に取り組みます。

【提携の背景】

近年、地方都市や郊外では自家用車依存による交通渋滞や環境負荷、駐車スペース不足といった課題が顕在化しています。加えて、企業や自治体では従業員の通勤環境改善や脱炭素経営の推進が急務となっています。

KGモーターズは、ドア・エアコンを備えた全天候型の1人乗り超小型EV「mibot」を開発中であり、小型かつ低コストで持続可能な移動手段を将来的に提供することを目指しています。

みずほリースは、『通勤サービス』を通じて、通勤車両の導入から運用管理、保険、メンテナンス、データ管理などをワンストップで提供し、企業・自治体の通勤環境改善に取り組みます。

【通勤サービスの概要】

本提携による『通勤向けサービス』は、mibot（超小型EV）とみずほリースのファイナンス機能をはじめとする法人向けソリューションを組み合わせ、企業・自治体に新たな通勤インフラを提供するものです。従業員の自宅から職場までの移動を、環境負荷と維持コストの低い超小型EVで効率的かつ安全に行えるよう設計され、通勤に関する課題を包括的にサポートします。

利用企業や自治体は、以下の価値を享受できます。

環境負荷の低減：ガソリン車からEVへの切替によるCO₂排出量削減
維持コストの低減：燃料費・整備費を含めた総保有コストを大幅に削減
駐車・通行効率の向上：小型車両による省スペース化と渋滞緩和
運用負担の軽減：車両管理・保険・メンテナンス等を含む包括的ソリューション
従業員満足度の向上：快適な通勤環境と通勤コストの最適化

【法人・自治体向け展開】

両社は本『通勤向けサービス』の事業化で得られるノウハウやインフラを活用し、mibotをはじめとする超小型電動モビリティの活用領域を広げ、通勤用途にとどまらず、営業車両、訪問介護、地域公共交通など多様な業務・地域課題へ適用領域を広げます。特に自治体では、過疎地域の移動確保や高齢者の生活支援など、持続可能な地域づくりに貢献します。