AIブームの裏で広がる、“活用格差”の実態
—住宅業界調査で見えた「個人利用」と「全社導入」のギャップ
株式会社ダイテック(本社:東京都品川区、代表取締役社長:野村明憲、以下ダイテック)は、自社ユーザー向けAIセミナーの参加者68名を対象に、「AI利用状況と活用意欲」に関するアンケートを実施しました。回答者は住宅事業者が中心で、AI活用への関心が高い層です。
生成AIへの注目が急速に高まる中、今回の調査で明らかになったのは、“世の中の盛り上がり”と“実務現場での活用状況”の間に存在する大きなギャップでした。
■AI利用は進む一方、“個人先行・組織遅延”の構図
回答者の85%が何らかの形でAIを利用している一方、その多くは個人レベル(59%)での利用にとどまっており、「全社的にAIを利用している」と回答したのは13%でした。
つまり、個人では利用が広がっているものの、企業全体としての導入・運用はまだ限定的であり、“個人先行・組織遅延”の構図が浮き彫りとなっています。

■「障壁は技術だけではなく、環境整備にもある」
AI活用における不安要素としては、「精度・信頼性」が60%で最も多く、次いで「社内浸透・運用」が57%、「セキュリティ」が53%という結果となりました。
これらの結果から見えてくるのは、課題の本質がAIそのものの性能だけではなく、安心して活用できる“運用環境”にもあるという点です。特に、「社内浸透・運用」や「セキュリティ」に関する回答が多かったことから、企業におけるAI活用では、制度設計や運用体制の整備が重要なテーマとなっていることがうかがえます。

■AI活用の鍵は「導入」から「定着」へ
今後のAI利用意向については、回答者の97%が「積極的に使っていきたい」「内容次第で使いたい」と回答しており、AI活用への意欲は極めて高い水準となりました。一方で、実際の活用はまだ個人レベルにとどまるケースが多く、組織としての定着には課題が残っています。
こうした状況を踏まえると、今後の焦点は「AIを導入すること」ではなく、「現場で継続的に使い続けられる状態をどう作るか」に移っているといえます。

ダイテックでは、基幹システム「注文分譲クラウドDX」や施工管理アプリ「現場Plus」とAIを融合させる取り組みを推進してまいります。
既存の業務SaaSとAIを連携させることで、セキュリティや運用ルール、業務フローまで含めた形でAIを実装し、「安全に・現場で・継続的に」活用できる環境構築を目指します。
単なるAIツールの導入にとどまらず、日常業務の中に自然にAIを組み込むことで、企業におけるAI活用の定着と実務レベルでの活用拡大を支援していく方針です。
■調査概要
調査名 : 「AI利用状況と活用意欲」に関するアンケート
実施主体 : 株式会社ダイテック
調査対象 : 住宅・建設関連業務従事者
有効回答数 : 68名
調査方法 : AIセミナー参加者アンケート
調査期間 : 2026年4月
株式会社ダイテック 会社概要
<本社所在地>〒140-0013 東京都品川区南大井6丁目16番19号大森MHビル
<設立>1969年10月
<代表者>代表取締役社長 野村 明憲
<事業内容>
・石油販売業向け情報処理サービスの開発・運用
・建設業向けCADの開発・販売
・住宅産業向けクラウドの開発・提供
<URL>https://www.daitec.co.jp/
<親会社>株式会社ダイテックホールディング
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